ドル円は一時110円台後半。トランプ政権の経済・税制政策はいつ出る?
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3月22日の為替相場は、ドル円、ユーロ円、ユーロドルの主要3通貨ペアの値動きとして、ドル円↓、ユーロ円↓、ユーロドル→と言う値動きでしたので、円高主体の値動きであったと言えます。
ハト派的なFOMC以降、ドル円に関しては続落と言う形になっていますが、トランプ政権の経済・税制政策が遅れに遅れている事から、アメリカ経済の成長に対する期待が後退してきているという事になるのかなと思います。
政治と言うものはショーではないので、センセーショナルな発言や期待感だけでは長続きしないという事であって、トランプ政権が現実的で効果的な政策を打ち出していけるかどうか?と言う事なのだろうと思います。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:111.771
高値:111.786
安値:110.724
終値:111.258
-51.3pips(高値から安値:106.2pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
111.699
チャート画像緑の点線
中期トレンドのサポートラインでしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
111.746~112.487
チャート画像緑の実線のボックス
中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
111.884
チャート画像緑の点線
中期トレンドのサポートラインでしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
112.372~112.822
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.001~113.449
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.515~113.897
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
113.654~114.060
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
113.674~114.606
チャート画像緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
114.307~114.671
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
114.505~115.158
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
114.584~114.830
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
115.420
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
3月22日のドル円相場は、東京時間OP以降下落、一時111を割り込み110代に突っ込む場面もありましたが、引けにかけて戻し、111代で引けています。これで8日続落となりました。
111代中盤~後半にかけて断続的にサポートラインが存在していましたが、これらを全て破っています。これが一種のオーバーシュートであるのか?新たな局面に入ったという事であるのか?を見極める上で、プルバックが入った時にこれらの旧サポートライン・旧支持帯がサポレジ転換するかどうかに注目しておく必要性があります。
プルバックが入るか入らないかは何とも言えませんし、プルバックが入らないという事も勿論あるわけですが、こういった数か月間にわたって機能したようなサポートラインは、節目や目標として意識される事もあるので、プルバックが入らなかったような場合でも、いつか戻ってきた時に『このレベルってそう言えば・・・?』と言う気付きに繋がる事もあるので、消さずにチャートに残しておくと役に立つ事もあるかも知れません。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:120.783
高値:120.841
安値:119.672
終値:120.077
-70.6pips(高値から安値:116.9pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
118.284
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
118.728~119.421
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
119.605~119.846
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
119.841~120.191
チャート画像緑の点線のボックス
短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.017~120.408
チャート画像緑の点線のボックス
短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.082~121.102
チャート画像緑の実線のボックス
中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.444~120.054
チャート画像緑の点線のボックス
短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
121.243~122.224
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
121.327~121.812
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月17日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
122.234~122.499
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
122.865
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
3月23日のユーロ円相場は、下落の流れでの推移となりました。一時120を割り込み119代に突っ込む場面もありましたが、引けにかけて戻し120代で引けています。
個人的に注目してきた中期トレンドのラス押し安値『120.082(チャート画像紫の円の部分)』を破っています。これによって、2月24日から始まった上昇トレンド(チャート画像白い楕円の部分)は終焉を迎えたという事になります。
下にはまだいくつかの支持帯もありますので、今すぐ売りと言うわけではないわけですが、波の形状を見ていく上でラス押し安値・ラス戻り高値は重要な意味を持つプライスです。それはトレンドの転換を意味するから重要だという事なわけですが、これをしっかりと認識して相場を見て行くと目線を決めたトレードが出来るようになりますので、注目して行くと良いかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.08061
高値:1.08239
安値:1.07751
終値:1.07916
-14.5pips(高値から安値:48.8pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.04984
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
1.05043~1.05241
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05417~1.05255
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05297~1.06243
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.05739~1.05929
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.06030~1.07115
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.07085~1.07368
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.07273~1.07804
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.08166
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
3月22日のユーロ円相場は、揉み合いとなりました。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、ダウ理論的に言う高値・安値切り上げの上昇トレンドの形状にありますが、『1.07273~1.07804』の支持帯と『1.08166』のレジスタンスラインに挟まれたレベルでレンジを形成しています。
年初来高値圏に入ってきているという事もあり、上値が重くなってきています。どちらへ抜けて行くかを見て行くという事になりそうです。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
05:00 【ニュージーランド】 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
18:00 【ユーロ】 欧州中央銀行(ECB)月報
18:30 【英国】 2月小売売上高指数(前月比)
21:00 【米国】 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
21:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数
23:00 【米国】 2月新築住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 【米国】 2月新築住宅販売件数(前月比)
24:00 【ユーロ】 3月消費者信頼感(速報値)