一国のトップから犯罪者へ~朴前韓国大統領収監も主要な為替市場には何の影響もない出来事~
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3月30日の為替相場は、ドル円↑、ユーロ円→、ユーロドル↓と言った値動きとなりました。ドル高基調での値動きであったと言えようかと思います。
ニューヨーク連銀のダドリー総裁のタカ派的発言が材料視された格好になっています。
また、主要な為替市場には、ほとんど影響のない出来事ではありますが、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が収賄や職権乱用などの容疑でソウル拘置所に収監されました。
韓国検察によると、朴前大統領は企業に資金拠出を求めたり、大統領の権限を利用して企業経営の自由を侵害した疑いなどが持たれており、サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)氏を含む財閥幹部からの収賄で有罪判決を下された場合、10年以上の禁錮刑を科される可能性があるとの事です。
国のトップに立てば、非常に強い権力を持つ事になるのはどの国であっても変わりなく、権力を持つが故に擦り寄ってくる人と言うのがいるのが世の常と言えますが、韓国の実情を見れば、不景気で若者の失業率は過去最悪のレベルに迫ろうかという状況であり、国民は苦しんでいると言える訳ですが、国民を苦しませて私腹を肥やすと言う事は政治家としてのあり方として最低のものだと私は思います。
北朝鮮国民も餓死者が出るような生活をしている一方で、キム委員長は丸々と太り贅沢の限りを尽くしていますが、国民を苦しませて自分だけは良い暮らしをするという事において、朴大統領も五十歩百歩であるわけで朝鮮半島の政治家の志の低さを感じずにはいられません。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:111.021
高値:111.936
安値:110.934
終値:111.892
+91.5pips(高値から安値:100.2pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.165
チャート画像青の点線
中期下落トレンドの直近安値。
110.244~110.757
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
110.761~111.459
チャート画像緑の点線のボックス
3月22日~3月24日にかけて形成していたレンジ兼短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月30日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
110.824~111.275
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
111.038~111.390
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
111.699
チャート画像緑の点線
中期トレンドのサポートラインでしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
111.746~112.487
チャート画像緑の実線のボックス
中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
111.884
チャート画像緑の点線
中期トレンドのサポートラインでしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
112.372~112.822
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.001~113.449
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.515~113.897
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
113.654~114.060
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
113.674~114.606
チャート画像緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
114.307~114.671
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月15日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
114.505~115.158
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
114.584~114.830
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
115.420
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
3月30日のドル円相場は、寄り付き~欧州時間にかけて下落する場面もありましたが、欧州時間以降は反発、112代に迫ろうかという勢いでしたが、112代には乗せられず111代後半で引けています。
直近の下落トレンドのラス戻り高値を含む抵抗帯『110.761~111.459』を上方にブレイクしており、短期トレンドの方向性に変化が生じています。
俯瞰すれば、3月27日~28にかけてダブルボトムを形成(チャート画像白い楕円の部分)し、短期トレンド(青い線で引いた波)の形状が高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状に切り替わっています。
中期トレンド(オレンジ色の線で引いた波)は、下落トレンドの形状にあり、中期トレンドに対する戻り売りをしたいと考えている参加者が必ずいますので、ロングをしている人は、ここ数日の値動きだけを見て高値を追って行くという事でなく、中期トレンドに対する戻り売りをしたいと考えている参加者がどのレベルで売ってくるか?と言う事を頭に入れながら買って行かなくてはなりません。
全体として言える事は、中期トレンド(オレンジ色の線で引いた波)の形状が崩れたわけではない為、買う場合はやや打診買い的にという状況であり、中期下落トレンドに対する戻り売りを意識した立ち回りが求められます。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:119.518
高値:119.838
安値:119.073
終値:119.468
-5.0pips(高値から安値:76.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
118.284
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
118.728~119.421
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
119.533~120.354
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
120.017~120.408
チャート画像緑の点線のボックス
短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.082~121.102
チャート画像緑の実線のボックス
中期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.444~120.054
チャート画像緑の点線のボックス
短期トレンドの支持帯でしたが、3月22日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
120.745~121.693
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
121.243~122.224
チャート画像ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
121.327~121.812
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月17日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
122.234~122.499
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
122.865
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
3月30日のユーロ円相場は、119代の値動きで終始し、119代の半ばで引けるという値動きでした。
『118.728~119.421』の支持帯の上辺(119.421)については、素通りのような感じなので、サポレジとしての力は失われたとみてよさそうです。
その代わり・・・というわけではないのでしょうが、119のキリ番が意識されているフシもあり、119を破るか?守るか?と言う所を見て行くという事になりそうです。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.07646
高値:1.07690
安値:1.06712
終値:1.06733
-91.3pips(高値から安値:97.8pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.04984
チャート画像青の点線
中期トレンドの直近安値。
1.05043~1.05241
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05417~1.05255
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯でしたが、3月3日の値動きによって上方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.05297~1.06243
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.05739~1.05929
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.06030~1.07115
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.07085~1.07368
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月30日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.07273~1.07804
チャート画像緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月30日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.07451~1.07709
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.07610~1.08163
チャート画像緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯でしたが、3月29日の値動きによって下方にブレイク。サポレジ転換の可能性アリ。
1.08515~1.08674
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.08933
チャート画像ピンクの点線
中期トレンドの直近高値。
3月30日のユーロドル相場は、下落の流れでの推移となりました。1.07を割り込み、1.06代で引けています。
昨日の値動きによって、中期上昇トレンド(オレンジ色の線で引いた波)のラス押し安値である『1.07273』を下抜けており、中期トレンドの方向性に変化が生じています。
この事から、戻り売りを狙って行くというスタンスでトレードをして行くという事もアリという情勢になっていると言えますが、安値をドンドン追って行くという事でも無い為、売るとしても抵抗帯・旧支持帯のサポレジ転換の可能性を考えながら、売り場を探していくと言う事になろうかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
06:45 【ニュージーランド】 2月住宅建設許可件数(前月比)
08:30 【日本】 2月失業率
08:30 【日本】 3月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 【日本】 2月有効求人倍率
08:30 【日本】 2月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30 【日本】 2月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)
08:30 【日本】 2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:50 【日本】 2月鉱工業生産・速報値(前月比)
09:00 【ニュージーランド】 3月NBNZ企業信頼感
10:00 【中国】 3月製造業購買担当者景気指数(PMI)
14:00 【日本】 2月新設住宅着工戸数(前年同月比)
17:30 【英国】 10-12月期四半期国内総生産(GDP、確定値)(前期比)
17:30 【英国】 10-12月期四半期国内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)
17:30 【英国】 10-12月期四半期経常収支
18:00 【ユーロ】 3月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
19:00 【日本】 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:00 【南アフリカ】 2月貿易収支
21:30 【米国】 2月個人消費支出(PCE)(前月比)
21:30 【米国】 2月個人所得(前月比)
21:30 【米国】 2月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 【カナダ】 1月月次国内総生産(GDP)(前月比)
22:45 【米国】 3月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 【米国】 3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値