FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁、年内にあと3回の利上げの見方示す

更新日時:

5月10日の為替市場は、全体に落ち着いた値動きでしたが、ローゼングレン米ボストン地区連銀総裁が10日の講演原稿で、年内の利上げ回数があと2回となっている予想中央値について『検証する』必要があるとし、『バランスシートの段階的な縮小と合わせても、年内にあと3回の利上げを実施することは理にかなう』との見解を示した事が材料視されました。

ややタカ派的な見解と言えますが、北朝鮮リスクがやや後退している事やフランス大統領選挙通過による安心感から、やや材料不足の状態かというようにも思えます。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年05月11日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:113.973

高値:114.366

安値:113.619

終値:114.258

+28.5pips(高値から安値:74.7pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

111.034~111.699

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

111.242~111.567

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

111.569~111.833

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

111.960~112.229

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

112.105

チャート画像緑の点線

中期下落トレンドの旧レジスタンスライン。サポレジ転換の可能性アリ。

112.207~112.968

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

112.348~112.595

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.471~112.741

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

112.508~112.939

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

113.001~113.449

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.674~114.606

チャート画像緑の実線のボックス

中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.719~114.058

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯

5月10日のドル円相場は、NY時間に入るまでは方向感の無い値動きでしたが、NY時間から上昇に転じ、114代に乗せて引けています。

中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、安値・高値切り上げの状態にあり、ダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。

昨日に関しては、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)が下落トレンドの形状になるようであれば、ロングのポジションを一旦利食って、再度買い場を探すという事になったかと思うのですが、チャート画像白い楕円の部分において、短期トレンドがダブルボトムを形成、反発に転じるという値動きとなりました。

113.674~114.606』の旧支持帯の下辺近辺がサポートラインの役割を果たした感じの値動きとなっていますが、ココにラインを引いていた私でさえもこのラインの強さについては懐疑的で、このラインで逆張りを仕掛ける気にはなれませんでしたので、ここを買うというのは割と度胸が必要だったのではないかと思います。

買うのであれば、ネックラインブレイクの後で買って行きたい感じでしたが、プルバックが入らずに上昇して行ってしまったので、買い遅れてしまった方も多かった値動きだったのではないかと思います。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年05月11日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:123.932

高値:124.314

安値:123.482

終値:124.169

+23.7pips(高値から安値:83.2pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

119.016~120.751

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

120.689~121.919

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯

121.063~121.474

チャート画像緑の点線のボックス

4月26日~4月27日にかけて形成されていたレンジ。

121.346~121.940

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

122.234~122.499

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

122.250~122.565

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

122.865

チャート画像緑の点線

中期下落トレンドの旧レジスタンスライン。サポレジ転換の可能性アリ。

122.978~123.602

チャート画像青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

123.524~124.000

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

123.741~124.182

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

124.457

チャート画像ピンクの点線

中期上昇トレンドの高値ライン。

5月10日のユーロ円相場は、上がって下がってまた上がってと言うような値動きで、上下に振らされる展開となりましたが、結果的には124円台に乗せてクローズしています。

サポートラインとして機能したのは、『123.524~124.000の旧抵抗帯の下辺』と『122.978~123.602の支持帯の上辺』が重なるレベル(チャート画像白い楕円の部分)で、逆張りのロングを入れる事を検討しても良いレベルでした。

ただ、中期トレンドがダブルトップになる可能性を感じさせる形状でもあり、ロングのエントリーをした場合には、中期トレンドの直近高値『124.457』近辺からの売り仕掛けに注意してチャートを見ておく必要性があります。

124.457』を抜けないと判断した場合には、逃げる事も検討材料として頭に置いておきましょう。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足チャート2017年05月11日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.08718

高値:1.08974

安値:1.08525

終値:1.08660

-5.8pips(高値から安値:44.9pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.08373~1.09190

チャート画像青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.08541

チャート画像青の点線

短期トレンドの高値。

1.09563~1.09840

チャート画像緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.09641~1.09935

チャート画像ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

5月10日のユーロドル相場は、寄り付き~東京時間OP前後にかけて上昇、その後、反落と言うよう値動きでしたが、下落の勢いもそれほど強いものではなく、全体としては小動きとなりました。

ユーロドルについては、引き続き、無理に触らなくても良いように思います。

トレードをするという場合には、つまらない負け方をしないように注意しましょう。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

06:00 【ニュージーランド】 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利

08:50 【日本】 前々週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

08:50 【日本】 3月国際収支・経常収支

08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)

08:50 【日本】 3月国際収支・貿易収支

08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

08:50 【日本】 前々週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)

14:00 【日本】 4月景気ウオッチャー調査-現状判断DI

16:15 【スイス】 4月消費者物価指数(CPI)(前月比)

17:00 【ユーロ】 欧州中央銀行(ECB)月報

17:30 【英国】 3月鉱工業生産指数(前月比)

17:30 【英国】 3月製造業生産指数(前月比)

17:30 【英国】 3月貿易収支

20:00 【英国】 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)

20:00 【英国】 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表

20:00 【英国】 英中銀資産買取プログラム規模

20:00 【英国】 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

21:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数

21:30 【米国】 4月卸売物価指数(PPI)(前月比)

21:30 【米国】 4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)

21:30 【カナダ】 3月新築住宅価格指数(前月比)