GW中継続してきた円安に一服感。次の市場のテーマは?
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5月11日の為替市場は、ゴールデンウィーク中継続してきた円安が一服と言ったような値動きとなりました。
特にこれと言った決定的な材料があっての事ではない感じですが、米国株が3日続落した事やトランプ大統領が米連邦捜査局(FRB)のコミ―長官を突然解任したことに対する米政界からの批判的な意見が広がっていること等からくる消極的リスク回避・・・と言う事になるのかと思われます。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:114.257
高値:114.361
安値:113.452
終値:113.846
-41.1pips(高値から安値:90.9pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
111.242~111.567
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
111.569~111.833
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
111.960~112.229
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
112.105
チャート画像緑の点線
中期下落トレンドの旧レジスタンスライン。サポレジ転換の可能性アリ。
112.207~112.968
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯
112.348~112.595
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
112.471~112.741
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
112.508~112.939
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
113.001~113.449
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.674~114.606
チャート画像緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.719~114.058
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
5月11日のドル円相場は、下落の流れでの推移となりました。一時『113.452』を付ける場面もありましたが、引けにかけて少し戻し、113代後半で引けています。
サポートラインとして意識されたのは、『113.001~113.449の支持帯の上辺【113.449】』のライン並びに『113.719~114.058の支持帯の下辺【113.719】』のラインの2つのラインでした。
チャート画像白い楕円の部分において、長い下髭を出していますが、ヒゲの先端が『113.449』でサポートされ、ロウソク足の実体は『113.719』でサポートされるという値動きになっています。
波の形状と言う意味では、切り替わってない状況ではありますが、2つのサポートラインが機能したという事で、打診買い気味に買って行くというのもひとつの手ではあったと思いますが、多少の度胸が必要なエントリーですので、ここを買えなかったとしても、別に良いのかな?と言うようにも思えます。
ココは買いたい気持ちを堪えて、もう1度ダブルボトムを形成するのを待つか、切り下げラインを引いておいて切り下げラインブレイクで買って行く方がより慎重なエントリーかというように思いますので、そういったタイミングを待つという事であっても良いかと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:124.172
高値:124.415
安値:123.311
終値:123.647
-52.5pips(高値から安値:110.4pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
119.016~120.751
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯
120.689~121.919
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯
121.063~121.474
チャート画像緑の点線のボックス
4月26日~4月27日にかけて形成されていたレンジ。
121.346~121.940
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
122.234~122.499
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
122.250~122.565
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
122.865
チャート画像緑の点線
中期下落トレンドの旧レジスタンスライン。サポレジ転換の可能性アリ。
122.978~123.602
チャート画像青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
123.524~124.000
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.457
チャート画像ピンクの点線
中期上昇トレンドの高値ライン。
5月12日のユーロ円相場は、寄り付き~欧州時間にかけてもみ合う展開でしたが、欧州時間~NY時間にかけて反落しています。
チャート画像白い楕円の部分において、長い下髭を出した格好になっていますが、このレベルは『122.978~123.602の支持帯』と『123.524~124.000の旧抵抗帯』が重なるレベルで、意識されやすいレベルでした。
意識されやすいレベルで長い下ヒゲが出たという事を見て、打診買いを仕掛けるという事であっても、それはそれで良いかな?と言うように思いますが、より慎重に行くのであれば、小型のダブルボトムを形成するのを見てから入るという事でも良いように思います。
ひとつ言える事は、短期トレンドの波形がグダグダになってきていますので、中途半端な所で入ってしまうとつまらない負け方をしてしまう可能性が高まってきますので、ざっくりと123ミドル~124ミドル位のレンジと見ておいて、仕掛けるのであれば上限・下限近辺でと言うように心がけておくと良いかも知れません。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.08661
高値:1.08923
安値:1.08384
終値:1.08600
-6.1pips(高値から安値:53.9pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.08373~1.09190
チャート画像青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.08541
チャート画像青の点線
短期トレンドの高値。
1.09563~1.09840
チャート画像緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.09641~1.09935
チャート画像ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
5月11日のユーロドル相場は、上下に振らされる形になりましたが、終わってみればスタートとほぼ同じようなプライスで引けています。
5月8日の高値を頂点として下落してきたような値動きとなっていますが、ここ2日程の値動き(チャート画像白い楕円の部分)は微妙な感じの値動きで、高値安値共に切り下がっているものの切り下がり方が非常に微妙と言う状況になっています。
引き続き、無理に触らないという事でも良いように思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 4月マネーストックM2(前年同月比)
18:00 【ユーロ】 3月鉱工業生産(前月比)
21:30 【米国】 4月小売売上高(前月比)
21:30 【米国】 4月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 【米国】 4月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 【米国】 4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 【米国】 4月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
23:00 【米国】 5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
23:00 【米国】 3月企業在庫(前月比)