FOMC焦点は9月利上げの可能性とBS縮小。イエレン議長会見に注目
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6月13日の為替市場は、FOMC待ちで全体に小動きとなりました。
今回のFOMCでは利上げが期待されていますが、実際に利上げが行われたとしても素直にドル高にならず、材料出尽くしからドル売りとなる可能性もあり、逆にイエレン議長が会見で9月利上げを示唆するような事を言えば、ドル買いとなる可能性もあります。
結局の所、どう反応するかを事前に当てる事は困難と言う事でしかなく、どちらかにかけるのは運否天賦の域を出ないという事ですので、イベント通過を待ってから仕掛けるという事で良いと思います。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:109.936
高値:110.264
安値:109.767
終値:110.057
+12.1pips(高値から安値:49.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
108.976~109.408
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
109.156
青の点線
中期トレンドの安値
109.156~109.576
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
109.430~109.932
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯
109.867~110.221
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.339~110.638
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
110.528~110.708
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.528~111.640
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯
110.717
ピンクの点線
中期トレンドの高値
111.471~111.873
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
112.034
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月13日のドル円相場は、110円を挟んでの値動きとなりましたが、値幅自体はそれほどなく小動きと言って良い相場展開となりました。
日通しの安値から高値までが50pipsに満たない値幅でしたので、トレードのやりようはなかったかというように思います。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの状態にあり、昨日~本日のFOMC並びにイエレン議長の会見によってこの流れが加速するのか?流れが変わるのか?を見て行くという事になりますが、こういった重大イベントの前はポジション調整が終われば、様子見姿勢にシフトしてくるトレーダーさんも多く、あまり大きな値動きは出なくなってきますので、休むも相場と言う事で休んでしまっても良いかと思います。
ちなみに私は、重大イベントの前日・当日はトレードはお休みにしてしまう事も多く、お休みで何処行こうかな的な意味でウキウキだったりする事もあります。
重大イベントの前の様子見相場で細かくやられてしまうほど馬鹿らしい事もないと思いますので、モニターの前にいるとついついエントリーしてしまうような方は、重大イベントの前日・当日は休養とするのもひとつの手かと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:123.118
高値:123.737
安値:123.003
終値:123.368
+25.0pips(高値から安値:73.4pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
122.250~122.565
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
122.668
青の点線
中期トレンドの安値
122.695
青の点線
中期トレンドの安値
123.252~123.714
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯
123.760~124.230
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.209~124.557
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
124.402~124.621
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
124.744~125.043
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
125.223
ピンクの点線
中期トレンドの高値
125.729
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月13日のユーロ円相場は、寄り付き~欧州時間OP前後にかけて上昇しましたが、それ以降は反落して引けています。
引き続き、方向感の見えない相場が継続していますが『123.714』のレジスタンスライン近辺では頭を抑えられる格好(チャート画像白い楕円の部分)になっています。
逆張り有利な相場環境が続いているという事も出来ようかと思いますが、相場環境としては波に乗って行くというトレードをするには多少無理がある状態ですので、トレードをするのであれば、レンジを決めて逆張りをして行くしかないような状況だったかと思います。
方向感が出るまで休んでしまうという事であっても問題はありませんので、自分の『型』が出せる環境になるのをジッと待つという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.12015
高値:1.12240
安値:1.11845
終値:1.12099
+8.4pips(高値から安値:39.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.10846~1.11122
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.10885~1.11639
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.11080~1.11291
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11153
青の点線のライン
中期トレンドの安値
1.11628~1.11863
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.11671~1.11899
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.12051~1.12464
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.12113~1.12669
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
1.12813
ピンクの点線
中期トレンドの高値
6月13日のユーロドル相場は、小動きとなりました。
日通しの安値から高値までが40pipsにも満たないという値動きで、終値ベースで見れば8.4pipsの陽線だったという事で、ほとんど値動きの無い1日であったと言って良いかと思います。
昨日~本日のFOMC並びにイエレン議長の会見を控え、様子見姿勢が強まっているという事で、値動きも非常に小さなものになっている状況ですが、こういう時にトレードをしても非効率なだけという事になりますので、休んでしまうという事であっても良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【英国】 英中銀金融政策委員会(MPC)1日目
07:45 【ニュージーランド】 1-3月期四半期経常収支
11:00 【中国】 5月小売売上高(前年同月比)
11:00 【中国】 5月鉱工業生産(前年同月比)
13:30 【日本】 4月鉱工業生産・確報値(前月比)
17:30 【英国】 5月失業率
17:30 【英国】 4月失業率(ILO方式)
17:30 【英国】 5月失業保険申請件数
18:00 【ユーロ】 4月鉱工業生産(前月比)
19:00 【南アフリカ】 4-6月期四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数
20:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
20:00 【南アフリカ】 4月小売売上高(前年同月比)
21:30 【米国】 5月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 【米国】 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 【米国】 5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 【米国】 5月小売売上高(前月比)
21:30 【米国】 5月消費者物価指数(CPI)(前月比)
23:00 【米国】 4月企業在庫(前月比)
27:00 【米国】 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 【米国】 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見