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強い雇用統計。米追加利上げ観測高まるか?

更新日時:

先週末金曜日7月7日の米雇用統計が発表されました。

非農業部門雇用者数の伸びは22万2000人と、5月の15万2000人から加速、市場予想(17万9000人)を上回る結果となり、4・5月分についてもは、4万7000人上方修正されました。ただ、賃金はそれほど伸びておらず、前月比で0.2%と言う結果となり、予想を下回る結果となっています。

主要3通貨ペアについて言えば、これまでのトレンドを覆すという動きにはならなかった感じですが、この結果を受けて追加利上げ観測が高まり、主にユーロ絡みの通貨ペアにおいて流れを崩せるかどうかを見て行くという事になりそうです。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年07月09日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:113.201

高値:114.171

安値:113.097

終値:113.901

+70.0pips(高値から安値:107.4pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

110.972~111.717

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

111.427~111.676

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

111.471~111.873

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

111.584~111.961

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

111.826~112.843

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

112.104~112.590

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

112.930~113.632

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

113.089~113.423

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

113.147~113.816

緑の実線のボックス

中期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.253~113.667

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

113.593~113.844

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

7月7日のドル円相場は、上昇の流れでの推移となりました。ただ、114円代に乗せて引けることは出来ず、113円代でクローズしています。

先週末金曜日は月に一度のビッグイベント、米雇用統計があったという事で、今日はいつもより尺の大きなチャートを持ってきました。

こうして俯瞰して見るとドル円は、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)のレベルで見れば、上昇トレンドの最中にあり、エリオット波動理論のカウントで言えば5波進行中、ダウ理論の分類で言えば利食い期に入ってきた状態にあります。

画像の尺の問題で左が切れてしまっていますが、5月10日~6月14日にかけての下落がほぼイッテコイとなった感じになっています。

直近の短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)は、少し難しい感じの波(白い楕円の部分)になっていますが、この部分を見ると安値を切り下げた事はないという事が分かります。

雇用統計前に出ておく事は当たり前として、雇用統計直前の振り幅が大きかったので、ビビって出てしまうという事もあったかも知れませんが、出る時は波形で出る事を心掛ける必要性はあります。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年07月09日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:129.279

高値:130.114

安値:129.162

終値:129.859

+58.0pips(高値から安値:95.2pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

123.703~124.633

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

123.904~124.408

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

124.402~124.621

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

124.875~125.215

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

125.223

緑の点線

中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。

125.729

緑の点線

中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。

126.970~127.596

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

127.567~128.647

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

127.965~128.326

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

128.039~128.940

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

7月7日のユーロ円相場は、上昇の流れでの推移となりました。一時『130.114』を付ける場面もありましたが、130円代に定着することは出来ず、129円代後半で引けています。

今日はいつもより長めのチャートを持ってきました。

こうして俯瞰して見るとユーロ円は、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)のレベルで見れば、上昇トレンドの最中にあり、エリオット波動理論のカウントで言えば5波進行中、ダウ理論の分類で言えば利食い期に入ってきた状態にあります。

中期上昇トレンドのスタートが122円代ミドル位ですので7円以上上げてきた事になります。

相場というモノは、いつまでも上がり続ける相場というモノはなく、いつかは下がってくる事があるわけですが、『もう下がるだろう』的な値頃感でエントリーをすると手痛い敗北を喫してしまう事もありますので、常に波形を見ながら波動としてどうなのか?と言う事でポジションを取り、エグジットする事が非常に大切です。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足チャート2017年07月09日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.14223

高値:1.14392

安値:1.13790

終値:1.14000

-22.3pips(高値から安値:60.2pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.10846~1.11122

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.10885~1.11639

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.11080~1.11291

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.11153

青の点線のライン

中期トレンドの安値

1.11229

青の点線のライン

中期トレンドの安値

1.11415~1.12056

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.11424~1.11753

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.11628~1.11863

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.11764~1.11999

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.11794~1.12105

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.12786

緑の点線

中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。

1.12813

緑の点線

中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。

1.13312~1.13524

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.13416~1.13661

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

1.14019~1.14244

ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

7月7日のユーロドル相場は下落の流れの推移となりました。一時『1.13790』を付ける局面もありましたが、引けにかけて少し戻し『1.14000』ジャストで引けています。

今日はいつもより長めのチャートを持ってきました。

中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確なトレンドはない状態ですが、高値切り上げの状態にはなっておりダウ理論の分類で言えば『先行期』にある可能性があります。

先週末金曜日は米雇用統計の発表が行われ、上下に振らされる局面もありましたが、終わってみれば新たなトレンドを形成すると言う所までは至らないような値動きとなりました。

雇用統計の発表を経て、紫色の三角持合いの形状となりましたが、まずはどちらへ抜けて行くかを見て行くという事になりそうです。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50 【日本】 5月機械受注(前月比)

08:50 【日本】 5月国際収支・経常収支

08:50 【日本】 5月国際収支・貿易収支

10:30 【中国】 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

10:30 【中国】 6月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)

14:00 【日本】 6月景気ウオッチャー調査-現状判断DI

23:00 【米国】 6月米労働市場情勢指数(LMCI)

28:00 【米国】 5月消費者信用残高(前月比)