ドル売り材料続々。どうなる?FOMC
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先週末金曜日7月21日の為替市場は、ドル円↓ ユーロ円↓ ユーロドル↑ と言う値動きとなりました。
米株安・原油安を背景とした米長期金利の低下やロシアゲート疑惑に絡みスパイサー米大統領補佐官の辞任が伝わった事等もドル売りの材料となった格好になっています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:111.895
高値:112.071
安値:111.004
終値:111.124
-77.1pips(高値から安値:106.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.670~111.377
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
110.972~111.717
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
111.427~111.676
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
111.584~111.961
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
111.613~112.342
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
111.667~111.995
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
111.826~112.843
緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
112.104~112.590
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
112.302~112.798
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
112.910~113.470
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
112.930~113.632
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.361~113.529
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
113.206~113.399
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.674~114.606
緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
113.817~113.958
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
7月21日のドル円相場は、下落の流れでの推移となりました。一時『111.004』迄下落しましたが、辛うじて111円代で引けています。
私は先週末の記事で解説したポイントで打診売りを仕掛けていましたが、チャート画像の白い楕円の部分で小型のダブルトップを形成、ネックラインを下抜けてしまった所で手仕舞い、微益で撤退しています。
と同時に『EP1』でドテンのショートをしています。
『EP1』でのショートの根拠は・・・
1. 短期下落トレンドの3波目である事
2. 中期下落トレンドの直近安値も同時に破っている事
上記2点が主な理由となります。
ちなみに引けまでには利食うつもりが眠くなって寝てしまい、週マタギのポジションになってしまいましたが、このポジションについては短期売買のつもりのポジションでしたので、今朝の寄り付きで利食っています。
本日寄り付き時点での中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状にあります。
中期トレンドが下落トレンドの状態にある限り、上の方から売っているポジションを持っている人はポジションをキャリーして行くという事で良いかと思います。短期売買をするという事であれば、短期トレンドを見ながら『負けるまで』戻り売りをして行くという事で良いかと思います。
ロングをする場合には、逆張りをして行くという事になりますので、中期トレンドレベルの水平線に出来るだけ引き付ける感じで、枚数少な目・損切り浅目が基本となりますが、無理に逆張りをする必要性はあまりないと思いますので、ロングについては中期トレンドが折り返してから考えるという事で遅くありませんので、今はまだそれを考える段階にないと言えます。
また、明日からFOMCが開催されますので、それまでにはポジションをスクエアに戻してリスクを落としておくと良いかと思います。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:130.138
高値:130.495
安値:129.488
終値:129.604
-53.4pips(高値から安値:100.7pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
127.567~128.647
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
127.965~128.326
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
128.039~128.940
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
128.620~129.629
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
128.863~129.233
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
129.975~130.327
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
130.711
緑の点線
中期トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
7月21日のユーロ円相場は、ほぼ一本調子で下落する展開となりました。130円代を割り込み129円代ミドルで引けています。
先週末金曜日に関しては、新たにエントリーを検討すべきポイントは無かったように思います。
中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)レベルのダブルボトムのネックラインと言う事で、赤い楕円の辺りでロングを入れたくなるという方もいらっしゃるかとは思いますし、ここで逆張りするのもナシではないと思うのですが、短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)の波形が描けない位に急な下げ方をしていますので、短期トレンドの波が反転する前に買うのはややリスキーかと言うように思える為、個人的にここでの逆張りは非推奨と言った感じです。
本日寄り付きの段階では、中期トレンドに明確な方向性はありません。しかしながら、白い楕円で囲った部分の値動きによって、ダウ理論の分類で言えば『先行期』にある可能性があります。
今後、中期トレンドが上昇トレンドになって行くとすれば『追随期』を確実に仕留めて行きたい所ですので、短期トレンドの折り返しに注目して行くという事になろうかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.16298
高値:1.16822
安値:1.16182
終値:1.16625
+32.7pips(高値から安値:64.0pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.13197
青の点線
中期トレンドの安値。
1.13312~1.13524
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.13416~1.13661
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.13825~1.14224
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.13832~1.14849
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.13874~1.14155
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.14093~1.14464
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.14399~1.14733
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.14842~1.15800
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.16380~1.16619
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
7月21日のユーロドル相場は、それほど急激と言う感じではありませんでしたが、なんとな~く上げ傾向で推移しているような値動きとなりました。1.16代前半~1.16代後半の間で推移し、1.16代中盤で引けるという感じの結果となっています。
先週末金曜日については、新たにエントリーを検討すべきポイントは無かったように思います。
本日寄り付きの時点では、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は、高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあります。
明日からFOMCが開催されますので、それまでにはポジションをスクエアに戻しておくという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
14:00 【日本】 5月景気一致指数(CI)・改定値
14:00 【日本】 5月景気先行指数(CI)・改定値
17:00 【ユーロ】 7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 【ユーロ】 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
21:30 【カナダ】 5月卸売売上高(前月比)
23:00 【米国】 6月中古住宅販売件数(前月比)
23:00 【米国】 6月中古住宅販売件数(年率換算件数)