毎日のように出るアメリカの政情不安関連ニュース。それでも投資家はチャートのみを見ていれば良い
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8月3日の為替市場は、ドル円↓(-62.2pips) ユーロ円↓(-61.9pips) ユーロドル↑(+13.7pips) と言う値動きとなりました。
主要3通貨ペアとして見れば、円高・ドル安傾向であったと言えようかと思います。ただ、値幅としてはそこまで大きな値幅ではなかったように思います。
昨日は経済指標等の材料も出ましたが、BOEが政策金利の据え置きを決定・ロシアゲート事件を巡る捜査でモラー特別捜査官はワシントンの大陪審を選定の報道と言った所が比較的大きな材料として材料視された部分もありました。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:110.656
高値:110.820
安値:109.849
終値:110.034
-62.2pips(高値から安値:97.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.104~110.479
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.104~110.891
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.365~110.782
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
110.670~111.377
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
110.699~112.145
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.874~111.626
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.953~111.308
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
111.613~112.342
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
111.747~112.009
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
111.826~112.843
緑の実線のボックス
中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
8月4日のドル円相場は、ほぼ終日にわたって下落の流れとなりました。一時『109.849』を付ける場面もありましたが、辛うじて110円代で引けています。
結果論として見れば、白い楕円の部分で短期トレンド(ブルーのラインで描いた波)がダブルボトムを形成、ネックラインを上抜いて上昇していったものの『110.874~111.626』の中期下落トレンドの抵抗帯の下辺に当たって落ちてきたという値動きになっています。
短期トレンドが下落トレンドの形状になったのは『EP1』の部分ですが、勢いよく突き抜けて行ってしまった感じでしたので、エントリーするのであれば飛び乗りで入るしかないような形でしたので無理にエントリーしなくても良かったように思います。
本日の寄り付きの時点では、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの状態にあります。
中期下落トレンドが崩れるまでポジションをキャリーし続ければ良いわけですが、本日は米雇用統計の発表が予定されておりますので短期売買をしている人は発表前にはエグジットするようにしましょう。そういったイベントも許容するようなスパンでのスタイルで投資をしているという人は持ち続けていても構わないと思いますが、雇用統計の結果いかんによってトレンドの方向性が変わるという事もないとは言えませんので、警戒が必要です。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:131.218
高値:131.311
安値:130.450
終値:130.599
-61.9pips(高値から安値:86.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
128.620~129.629
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
128.863~129.233
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
129.433~129.700
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
129.594~129.959
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
130.058~130.548
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
130.550
緑の点線。
中期上昇トレンドの高値。サポレジ転換の可能性アリ。
130.838~131.288
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
8月3日のユーロ円相場は、ほぼ終日にわたって下落の流れでの推移となりました。131円代を割り込み130円代でクローズしています。
昨日については、エントリーを検討すべき局面はありませんでした。
本日寄り付き時点の状況としては、『130.058~130.548の支持帯』 VS 『130.838~131.288の抵抗帯』 と言う構図になっており、『129.625~131.288』の上昇の方波の中の支持帯VS抵抗帯と言う構図と見る事が出来ます。
『130.838~131.288の抵抗帯』破るという事がそのまま中期トレンドが上昇トレンドになるという事ですので、そういった意味でも重要な抵抗帯と言う事になりますが、短期トレンドの折り返しに注目して行くという事になろうかと思われます。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.18546
高値:1.18923
安値:1.18297
終値:1.18683
+13.7pips(高値から安値:62.6pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.16224~1.16962
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.16542~1.17554
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.17240~1.17610
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.17976~1.18409
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.18239~1.18539
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
8月3日のユーロドル相場は、寄り付き~東京時間にかけて安値を試す場面もありましたが、概ね終日にわたって上昇傾向での推移となりました。ただ、値幅自体はあまりなかった感じの値動きとなっています。
本日寄り付きの時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。
本日は米雇用統計が予定されていますので、下の方から買っている人はそれまでにエグジットしておくという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
09:00 【日本】 6月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)
10:30 【オーストラリア】 6月小売売上高(前月比)
21:30 【米国】 7月平均時給(前月比)
21:30 【米国】 6月貿易収支
21:30 【米国】 7月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 【米国】 7月失業率
21:30 【カナダ】 7月新規雇用者数
21:30 【カナダ】 6月貿易収支
21:30 【カナダ】 7月失業率
23:00 【カナダ】 7月Ivey購買部協会指数