トランプ大統領、北朝鮮に対して警告発言。北朝鮮情勢に警戒
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8月8日の為替市場は、NY時間に動きが出ました。
材料視されたのは以下の二つの材料となります。
1. アメリカの求人件数が過去最高となった
2. トランプ大統領が北朝鮮に対し、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば『炎と猛威』に直面することになると警告した事
ドル円等は、これらの材料で乱高下する形となりましたが、今朝方の報道によると北朝鮮がミサイルでグアムを攻撃するとの報道も出ています。
相場は徐々に夏枯れに入ってきており、参加者減少・オーダー薄めになってきており、ちょっとした材料でも予想外の値幅が出てしまうという事も起こり得る状況になってきておりますので、いつも以上に損切りを徹底して行く必要性があります。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
【ドル/円の値動き】
始値:110.734
高値:110.822
安値:110.241
終値:110.324
-41.0pips(高値から安値:58.1pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
110.104~110.891
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.329~110.749
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
110.699~112.145
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.874~111.626
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
110.953~111.308
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
8月8日のドル円相場はNY時間に急騰・急落の値動きがありましたが、1日の値動きとして見れば基本的には下落基調の1日となりました。
今週明けからのドル円はチャート画像白い網掛けの小さなレンジの中での値動きとなっておりましたが、昨日の東京時間序盤に同レンジを下方にブレイク、NY時間の急騰の際に戻ってきて下限のラインでピッタリ止まりはしなかったものの戻り売りが入って大きく下落して行ったという値動きになっています。
エントリーを検討すべきポイントとしては、『EP1』でのエントリーが考えられたかと思います。重複となりますが、レンジをブレイクして戻ってきたタイミングでのエントリーとなり、損切りは旧レンジの上限の少し上に置くという事で良かったかと思います。
ちなみに『EP1』でショートした場合、下に目ぼしい支持帯が無いという事もメリットとなります。
レートと言うのは、サポレジの間を動いて行くものですので、売る場合であればサポートラインは買いが入って止まる可能性のあるラインであり、エントリーポイントからサポートラインまでの距離があればあるほど勝ち易いと言えますし、エントリーポイントからサポートラインまでの距離が短ければその分だけ負け易くなります。
止まり得るポイントが無い空白地帯を狙う事はトレードの基本ですが、それを実行する為には日々チャートを分析し、サポレジをアップデートして行くという地道な作業があって初めてそれが可能となりますので地味なようでも日々コツコツとその作業を積み重ねて行く事が非常に重要です。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
【ユーロ/円の値動き】
始値:130.616
高値:130.813
安値:129.593
終値:129.626
-99.0pips(高値から安値:122.0pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
128.620~129.629
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
128.863~129.233
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
129.433~129.700
緑の点線のボックス
短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。
129.594~129.959
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
130.058~130.548
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
130.167~130.822
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
130.533~131.007
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
130.838~131.288
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
8月8日のユーロ円相場は、寄り付き~東京時間OP前後にかけて少し上げる場面もありましたが、その後は下落一辺倒と言って良い値動きとなりました。
本日寄り付き時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性はありませんが、白い楕円で囲った中期トレンドの方波の安値を破っています。
中期トレンドレベルでの方向性が固まるまでは、トレードをするなら短期売買推奨と言う事になりますが、無理に触らなくても良いかと思います。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
【ユーロ/ドルの値動き】
始値:1.17944
高値:1.18230
安値:1.17145
終値:1.17502
-44.2pips(高値から安値:108.5pips)
サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。
1.16224~1.16962
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.16542~1.17554
青の実線のボックス
中期上昇トレンドの支持帯。
1.17240~1.17610
青の点線のボックス
短期上昇トレンドの支持帯。
1.17491~1.18152
ピンクの実線のボックス
中期下落トレンドの抵抗帯。
1.17976~1.18409
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.18239~1.18539
緑の点線のボックス
短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。
1.18351~1.18841
ピンクの点線のボックス
短期下落トレンドの抵抗帯。
8月8日のユーロドル相場は、寄り付きから方向感なく揉み合っていましたが、NY時間に急落一時『1.17145』迄下落、引けにかけて少し戻して引けています。
今日はいつもよりも長めの期間が写っているチャートを持ってきました。
こうして俯瞰して見ると直近の中期トレンドは下落トレンドの形状となっているもののひとつ前の上昇トレンドのラス押し安値(白い楕円の安値)を崩すと言う所までは至っておらず、『1.16542~1.17554の支持帯』 VS 『1.17491~1.18152の抵抗帯』 という構図になっています。
当面、どちらの力が勝るかを見極めるという事になろうかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 7月マネーストックM2(前年同月比)
10:30 【オーストラリア】 7月住宅ローン件数(前月比)
10:30 【中国】 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
10:30 【中国】 7月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)
20:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:15 【カナダ】 7月住宅着工件数
21:30 【米国】 4-6月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)
21:30 【カナダ】 6月住宅建設許可件数(前月比)
23:00 【米国】 6月卸売在庫(前月比)