米要人の相次いで北朝鮮関連発言。ややヒヨったように見えるが果たして?
更新日時:
8月14日の為替相場は、全体にドル買いとなりました。
ペンス米副大統領は「北朝鮮との対立を平和的に解消するために全てのアメリカの資源とトランプ大統領のエネルギーを注いでいる」などと発言。また、マティス国防長官とティラーソン国務長官は、連名で米紙に寄稿した文章で、北朝鮮が挑発をやめれば交渉する用意があるとの見解を示した事を受けて米朝間の軍事衝突への懸念が幾分やわらいだ事が材料視されています。
ドル/円
上の画像はドル/円1時間足チャートです。
ドル/円の値動き
始値:109.107
高値:109.793
安値:109.031
終値:109.596
+48.9pips(高値から安値:76.2pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.953
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
110.891
ピンクの実線のライン
中期トレンドの戻り高値
110.749
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
110.329
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
110.100
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
109.736
ピンクの点線のライン
短期トレンドのレジスタンスライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円のサポートライン
109.437
青の点のライン
短期トレンドの押し安値
109.213
緑の実線のライン
短期トレンドの旧戻り高値
108.932
青の実線のライン
中期トレンドの安値
108.785
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ドル/円の解説
8月14日のドル円相場は、上昇の流れでの推移となりました。109円代ミドルで引けています。
白い楕円のレンジを上方にブレイクして上昇して行った形となっていますが、レンジ上限のライン『109.213』のすぐ上に『109.339』のラインが存在しているという状況にありました。
レンジを抜けても『109.339』から売りが入ってブレイクがダマシとなる可能性もあり、『109.339』を上抜けした後プルバックが入って(要するに素通りして)『109.213』まで戻ってくるような事があれば買っても良いかな?と言うような感じで構えていたのですが、プルバックが入らずに上昇して行ってしまった為、エントリーに至りませんでした。
結果論から言えば『109.339』はレジスタンスラインとしての力を持っていなかったという事になりますが、それは事前には分からない事であり、分からないからこその慎重な対応だったわけですが、今回に関しては杞憂に終わりエントリーのチャンスを逃すという結果に繋がってしまいました。
本日に関しては中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は下落トレンドの形状にあり、『110.883~108.959』の中期トレンドの方波の中での値動きとなっています。
昨日上昇したとは言え中期トレンドの方向性が崩れたというわけではないので、買っている人は逃げる準備をしながら相場を眺めているくらいの感じでちょうどいいかなと思います。本格的な買い出動はあくまでも中期トレンドの方向性が崩れてからで遅くないと思います。
売りに関しては、短期トレンドがダブルトップになったりとか、波形が折り返したりとかと言った短期トレンドの変化を待ってから入るようにしましょう。
ユーロ/円
上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。
ユーロ/円の値動き
始値:129.001
高値:129.640
安値:128.908
終値:129.094
+9.3pips(高値から安値:73.2pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
131.007
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
130.822
ピンクの点線のライン
短期トレンドの戻り高値
130.167
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
130.058
赤の点線のライン
短期トレンドの旧サポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円のサポートライン
129.591
緑の点線のライン
短期トレンドの旧レジスタンスライン
128.970
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
128.103
青の点線のライン
短期トレンドのサポートライン
128.039
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/円の解説
8月14日のユーロ円は、寄り付きから欧州時間にかけては上昇、その後は下落と言った値動きでほぼイッテコイと言った感じの値動きとなりました。
本日はいつもよりも長い期間が写っている画像を持ってきました。
ユーロ円は中期トレンドの方向性として上昇の流れが続いてきましたが、中期トレンドのラス押し安値ライン(白いライン)を破っており、中期トレンドの方向性に変化が生じています。
だからと言って必ずトレンドが切り替わるというわけではないのですが、しかるべき所で一度戻り売りをしてみて、成功するようであれば持ち続けてみたいと思っています。
本日に関してですが、現状としては『131.288~128.103』の中期トレンドの方波の中での値動きになっています。8月11日から短期上昇トレンドが発生していますが、中期トレンドを崩すというレベルにまでは至っていません。
買いについては高値掴みにならないように警戒しながら、売りについては波形の折り返しを見てからと言う事で良いかと思います。どちらにしても、エントリーは初動で巡航してくれるに越した事はありませんので、サポレジをしっかりと見て、広めの隙間を狙って行くように心掛けましょう。
ユーロ/ドル
上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.18206
高値:1.18377
安値:1.17691
終値:1.17796
-41.0pips(高値から安値:68.6pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18841
ピンクの実線のライン
中期トレンドの高値
1.18365
ピンクの点線のライン
短期トレンドのレジスタンスライン
1.17917
赤の点線のライン
短期トレンドの旧押し安値
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17745
緑の点線のライン
短期トレンドの旧レジスタンスライン
1.17525
青の点線のライン
短期トレンドの押し安値
1.17105
青の実線のライン
中期トレンドのサポートライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※紫のラインは前日の値動きで消滅したもの。説明用に残してあります。
ユーロ/ドルの解説
8月14日のユーロドル相場は寄り付き~欧州時間にかけて揉み合う展開でしたが、欧州時間以降は下落の流れでの推移となり『1.17796』で引けています。
昨日についてはエントリーを検討すべきポイントはありませんでした。
ユーロドルの直近の中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)の方向性は下落トレンドの形状にありましたが、8月11日の値動きによって中期下落トレンドのラス戻り高値ライン(白いライン)を崩しています。このラインはサポレジ転換しなかった感じではありますが、一旦『中期下落トレンドが崩れている』と言う事を頭に入れて考える事が必要です。
下がった所を追随して売ってしまうと安値掴みになる可能性がありますので、売る場合には高い所を慎重にすぐ逃げられるように構えながら、買う場合には広めの隙間を狙って入って少しくらいはガマンして持って中期トレンドの切り替わりに期待するというスタンスで良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
10:30 【オーストラリア】 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
13:30 【日本】 6月鉱工業生産・確報値(前月比)
16:15 【スイス】 7月生産者輸入価格(前月比)
17:30 【英国】 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
17:30 【英国】 7月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
17:30 【英国】 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
17:30 【英国】 7月小売物価指数(RPI)(前月比)
17:30 【英国】 7月小売物価指数(RPI)(前年同月比)
21:30 【米国】 7月輸出物価指数(前月比)
21:30 【米国】 7月小売売上高(前月比)
21:30 【米国】 8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30 【米国】 7月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 【米国】 7月輸入物価指数(前月比)
23:00 【米国】 8月NAHB住宅市場指数
23:00 【米国】 6月企業在庫(前月比)
29:00 【米国】 6月対米証券投資(短期債除く)