トランプ政権が税制改革の具体案を公表。あまりサプライズ感はないか
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トランプ米大統領が税制改革の具体案を公表。焦点のひとつである法人税率は現行の35%から20%に引き下げるほか、個人所得税は最高税率を39.6%から35%に引き下げた上で、現在7段階に分かれている税率を12、25、35%の3段階に簡素化する、などが盛り込まれた。
それほどのサプライズ感はなく、あまり大きな値動きには繋がりませんでした。
本日はドル円のみの解説となります。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.218
高値:113.249
安値:112.210
終値:112.810
+59.2pips(高値から安値:103.9pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.192
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.626
青の点線のライン
112.566
緑の点線のライン
112.448
緑の極太のライン
112.275
緑の点線のライン
112.126
青の点線のライン
111.751
緑の点線のライン
111.719
青の極太のライン
111.674
青の点線のライン
111.524
青の点線のライン
111.221
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は赤いラインで描いた『逆N』の下落トレンドの形状を崩してから、『押し目無き上昇』が続いてきましたが、今週前半の2日続落によって『押しかな?浅いかな?』と言った感じの下落が見られ、ダブルトップになり得る可能性が生じていましたが、直近高値ラインを上方にブレイクしています。
日足の形状としては、トレンドレスの状態にあり、売り目線の人はピンクの方波に対する戻り売り、買い目線の人は9月8日~9月21日にかけての上昇に対しての押し目買いをしたいという状態でしたが、結果論として押し目買い勢力の力が上回ったという事になろうかと思われます。
【1時間足】
日足レベルの直近高値ライン『112.448』を破った際の値動きの勢いが比較的強く、プルバックが入らない感じで113円代まで上がってしまった格好になっていますが、NY時間に今度は大きめに下げてきて、『112.448』で長めの髭を出してサポート(白い楕円の部分)されています。
ここを逆張りで買うのもひとつの手ではありますが、ここはガマンして短期トレンドの折り返しを待ってから買うタイミングを探っていくという事でも良かったかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
05:00 【ニュージーランド】 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
14:35 【日本】 黒田東彦日銀総裁、発言
17:15 【英国】 カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
18:00 【ユーロ】 9月消費者信頼感(確定値)
18:30 【南アフリカ】 8月卸売物価指数(PPI)(前月比)
18:30 【南アフリカ】 8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
21:30 【米国】 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
21:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数