FOMC議事要旨公表。年内の利上げどうなる?
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昨日午後に発表された9月のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨は、12月利上げの可能性を残してはいるものの、複数の当局者が今後の利上げについて向こう数カ月で発表されるインフレ指標を見極めたいとの見解を示していたことが明らかとなり、年内の利上げに不透明感が漂う格好となっています。
ドル/円


日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.430
高値:112.578
安値:112.072
終値:112.478
+4.8pips(高値から安値:50.6pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.374
ピンクの点線のライン
112.898
赤の点線のライン
112.833
ピンクの極太のライン
112.780
赤の点線のライン
112.727
赤の点線のライン
112.549
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.810
青の極太のライン
112.132
青の点線のライン
112.009
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は日足レベルでは明確なトレンドはない状態にあり、引き続きピンクのラインで描いた下落の方波の中での値動きになっています。
日足レベルのサポレジを見て行くと上方向では『112.833』の上は比較的大きな隙間(チャート画像紫の網掛けの部分)があり、下方向では『111.719』の下に比較的大きな隙間(チャート画像青の網掛けの部分)がある状態になっています。
9月8日から始まった上昇(『108.823』~『112.833』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。
23.6%戻し近辺・・・111.719
38.2%戻し近辺・・・110.734
50.0%戻し近辺・・・110.240
上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。
『112.314~112.833』のレンジの下限を跨いでの攻防になりましたが、終わってみれば、下ヒゲはやや長いものの実体ではサポートされた格好になっており、状況に大きな変化はありません。
【1時間足】
『112.810』のラインを跨いでの攻防になっており、ラインの下にもぐる局面があったものの下げ切らず、ラインの上側に浮かび上がってきたものの下げ切らずといった値動きになっています。
『112.314~112.833』のレンジを抜けてくるまでは触らないという事で良いかと思います。
ユーロ/円


日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.747
高値:133.486
安値:132.443
終値:133.354
+60.7pips(高値から安値:104.3pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
134.129
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
133.261
緑の点線のライン
133.069
緑の点線のライン
133.017
緑の点線のライン
132.905
緑の極太のライン
132.852
緑の点線のライン
132.491
緑の点線のライン
132.366
青の点線のライン
132.257
青の点線のライン
132.172
青の点線のライン
132.030
青の点線のライン
131.958
青の点線のライン
131.891
青の点線のライン
131.804
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は上昇トレンドの状態にあり、9月8日~21日の上昇に対して、押しと思しき下落が入り、9月末頃から『131.804』~『132.905』のレンジに入り込んでいる状態となっていましたが、昨日の値動きによってレンジを上方にブレイクしています。
9月6日から始まった上昇(『129.603』~『134.251』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになりますが、結果論からすると50.0%戻し近辺でもある131.804から反発した格好になっています。
【1時間足】
日足レベルの隙間エリアに突入してきており、ここのところ数日間記事で書いてきたようにこのエリアをロングで取りに行くべき局面でした。
白い楕円で囲ったエリアでのロングが考えられました。
このポイントは『132.905』を上方にブレイクして、プルバックが入った所でのエントリーであり、そのすぐ下で1時間足の揉み合いによって形成されたサポートラインが存在しており、『132.905』を下抜けてしまっても、ここで支えてくれる可能性もあり、エントリーし易いポイントであったかと思います。
ユーロ/ドル


日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.18073
高値:1.18683
安値:1.17944
終値:1.18568
+49.5pips(高値から安値:73.9pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18617
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.18287
緑の点線のライン
1.18132
緑の点線のライン
1.18017
青の点線のライン
1.17792
緑の点線のライン
1.17646
青の点線のライン
1.17505
緑の点線のライン
1.17388
青の点線のライン
1.17302
青の点線のライン
1.17262
青の点線のライン
1.17136
緑の点線のライン
1.17093
青の極太のライン
1.17068
緑の点線のライン
1.16880
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
白い楕円の部分がダブルボトムを形成、ネックラインをブレイクしています。
三尊のネックラインに近づいて来ていますが、ネックラインは戻ってきた時に意識されやすいラインでもありますので、こういった所からの戻り売りが入る可能性もあり、買っている人は含み益が乗っていても油断する事無く、こういった重要ライン付近からの戻り売りに警戒しつつ波形の折り返しを見て行く必要性があります。
【1時間足】
ユーロドルは、日足の下の方にある青い網掛けの手前のサポートラインから買うか、上方の青い網掛けの部分に突っ込んできてから買うかという状態であり、『1.18132』から上には日足レベルのレジスタンスラインが散在しており、新たに買いを入れて行くには少し難しいレベルでの値動きでした。
結果的には上昇の流れでの推移となったわけですが、昨日に関して手を出さなくても良かったかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 9月国内企業物価指数(前月比)
08:50 【日本】 9月国内企業物価指数(前年同月比)
09:30 【オーストラリア】 8月住宅ローン件数(前月比)
13:30 【日本】 9月国内企業物価指数(前年同月比)
18:00 【ユーロ】 8月鉱工業生産(前月比)
21:30 【米国】 9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数
21:30 【米国】 9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
21:30 【カナダ】 8月新築住宅価格指数(前月比)
23:30 【ユーロ】 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、発言