バルニエ首席交渉官発言でポンドは乱高下
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昨日は、米地質調査所(USGS)が、北朝鮮北東部の核実験施設付近でM2.9の地震が発生したと発表しました。
それ以外では、ブレグジット関連でバルニエ主席交渉官の発言でポンドが乱高下する場面が見られました。
欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官が英国のEU離脱(ブレグジット)協議について「行き詰まっている」と発言、これを受けてポンド売りが活発化した後、「2年のEU市場へのアクセス維持と移行期間を設ける」事を提案したとの報道を受けてポンドは急反発したという値動きであったわけですが、かなり大きく上下に振らされています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.470
高値:112.512
安値:112.117
終値:112.269
-20.1pips(高値から安値:39.5pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.374
ピンクの点線のライン
112.898
赤の点線のライン
112.833
ピンクの極太のライン
112.780
赤の点線のライン
112.727
ピンクの点線のライン
112.549
赤の点線のライン
112.408
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.810
青の極太のライン
112.132
青の点線のライン
112.009
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
日足レベルでは明確なトレンドはない状態にあり、引き続きピンクのラインで描いた下落の方波の中での値動きになっています。
日足レベルのサポレジを見て行くと上方向では『112.833』の上は比較的大きな隙間(チャート画像紫の網掛けの部分)があり、下方向では『111.719』の下に比較的大きな隙間(チャート画像青の網掛けの部分)がある状態になっています。
9月8日から始まった上昇(『108.823』~『112.833』※ヒゲは切って考えています)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものが黄色のラインになります。
23.6%戻し近辺・・・111.719
38.2%戻し近辺・・・110.734
50.0%戻し近辺・・・110.240
上記のような分布になっており、サポートラインとして注目される可能性があります。
昨日も『112.314~112.833』のレンジの下限を跨いでの攻防になりましたが、ほんの少しではありますが実体で『112.314』のラインを下抜いており、本日も現在までの所、『112.314』よりも下のレベルでの値動きになっています。
【1時間足】
『112.314』を跨ぐ形でレンジ(チャート画像白い網掛けの部分)を形成しており、『112.314』を破ったとも言い切れないような状態になっています。
買うにしても、売るにしても、足掛かりを見つけにくい形状にあり、無理に触らなくても良いのではないかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:133.355
高値:133.476
安値:132.763
終値:132.763
-59.2pips(高値から安値:71.3pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.465
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
132.905
緑の極太のライン
132.491
緑の点線のライン
132.366
青の点線のライン
132.257
青の点線のライン
132.172
青の点線のライン
132.030
青の点線のライン
131.958
青の点線のライン
131.891
青の点線のライン
131.804
緑の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は上昇トレンドの状態にあり、9月8日~21日の上昇に対して、押しと思しき下落が入り、『131.804』のライン付近から反発した格好になっています。
黄色のラインは9月21日~10月9日の下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
9月8日~21日の上昇に対して押し目買いを考える人がいれば、9月21日~10月9日の下落に対して戻り売りを考える人もいるという事で、日足レベルではレジスタンスラインのあるレベルではありませんでしたが、61.8%戻し付近から戻り売りが入った格好になっています。
【1時間足】
昨日関しては、ほぼ一本調子で下げ続けた1日となりました。
一昨日・昨日の値動きによって、1時間足レベルでのサポレジが淘汰されて、スッキリした感じになった印象を受けます。
これによって、大分トレードがやり易くなった感じがしますが、本日に関しては『132.905』に注目しながら、波形を見て行くという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.18553
高値:1.18790
安値:1.18262
終値:1.18290
26.3pips(高値から安値:52.8pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18838
赤の極太のライン
1.18617
赤の極太のライン
1.18459
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.18287
緑の点線のライン
1.18132
緑の点線のライン
1.18017
青の点線のライン
1.17792
緑の点線のライン
1.17646
青の点線のライン
1.17505
緑の点線のライン
1.17388
青の点線のライン
1.17302
青の点線のライン
1.17262
青の点線のライン
1.17136
緑の点線のライン
1.17093
青の極太のライン
1.17068
緑の点線のライン
1.16880
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
白い楕円の部分がダブルボトムを形成、ネックラインをブレイクしています。
ダブルボトムをブレイクしたとはいえ、上方には三尊(チャート画像白い楕円)のネックラインが控えており、ダブルボトムのネックラインと三尊のネックラインに挟まれたレベルでの攻防となっています。
従って、日足レベルでの判断としては、どちらかをブレイクするまでは様子見が基本線となります。
【1時間足】
日足レベルのサポレジに挟まれたゾーンでの値動きになっており、手が出しにくい状態にありますが、トレードをするのであれば、売るにしろ買うにしろ出来るだけ日足レベルのサポレジに引き付けた位置でのエントリーを心掛けたい所です。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
08:50 【日本】 9月マネーストックM2(前年同月比)
08:50 【日本】 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
16:15 【スイス】 9月生産者輸入価格(前月比)
21:30 【米国】 9月小売売上高(前月比)
21:30 【米国】 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 【米国】 9月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 【米国】 9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 【米国】 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
23:00 【米国】 8月企業在庫(前月比)
23:00 【米国】 10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値