カタルーニャ州問題、FRB議長人事に関する報道出るも大きな流れには繋がらず
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昨日は、欧・米においていくつかの材料が出ました。
1. カタルーニャ州の問題
『スペイン政府がカタルーニャ州の自治停止プロセスを開始』との報道を受けて、ユーロ売りが強まる場面がありました。
2. FRB次期議長人事
『トランプ米大統領は次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事でパウエル氏に傾いている』との報道がありましたが、人事の問題は蓋を開けてみないと分からないので、まだ確定的と言ったレベルにはないのではないかと思われます。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.916
高値:113.140
安値:112.289
終値:112.516
-40.0pips(高値から安値:85.1pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.374
ピンクの点線のライン
113.077
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
113.077
緑の点線のライン
112.833
緑の極太のライン
112.398
青の点線のライン
112.162
青の点線のライン
112.116
青の点線のライン
112.058
青の点線のライン
112.033
緑の点線のライン
111.815
緑の点線のライン
111.719
青の極太のライン
111.674
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
日足レベルでは明確なトレンドはない状態にあり、引き続きピンクのラインで描いた下落の方波の中での値動きになっており、直近高値ライン『112.833』を跨いでの値動きになっています。
ピンクのラインで描いた下落の方波の全戻しが視野に入ってきました。
本日は日足のチャート画像をいつもより長い期間が写っているものを持ってきましたが、今年のドル円相場は107円代後半から115円の間を方向感なく行ったり来たりしている相場になっています。
114円代からレジスタンスラインが断続的に存在する格好になっていますが、年末にかけてこれらのレジスタンスラインを破るか?守るか?を見て行くという事になりそうです。
【1時間足】
寄り付き~欧州時間OP前後にかけては、『112.833(緑色の極太のライン)』の上で揉み合っていましたが、欧州時間以降は反落する結果となりました。反落してきたゾーンはサポレジがない(※昨日の値動きで消滅したものもある)ゾーンでしたので、フリーフォールに近い形で落ちてきましたが、波の高値に近しいレベル(赤い楕円の部分)では止まる格好になっています。
ヒゲの先まで見れば、白いラインで描いたダブルボトムと見ることも出来、プルバックが入って戻ってきた白い楕円の辺りでロングをするという手もありました。
『112.833(緑色の極太のライン)』は1時間足レベルで見ると上がる時も下がる時もほとんど素通りなので、サポレジとしての力を持っていないような感じもする為、『112.833(緑色の極太のライン)』を無視出来ると考えられるかどうかが、ここを買えるかどうかの判断基準となります。
『112.833(緑色の極太のライン)』を無視できるのであれば、リスクリワードの面でもバランスが取れますが、どうしても気になってしまうという場合にはリスクリワードのバランスが悪くなってしまうので、損切りをヒゲの先まで見ずにタイト目にするなどの工夫をして買うか、見送るかという判断となろうかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:133.097
高値:133.613
安値:132.461
終値:133.328
+23.1pips(高値から安値:115.2pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.605
ピンクの点線のライン
133.355
ピンクの極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
133.197
青の点線のライン
132.979
青の点線のライン
132.889
緑の点線のライン
132.338
緑の点線のライン
132.131
緑の点線のライン
131.958
青の極太のライン
131.804
緑の極太のライン
131.744
青の点線のライン
131.717
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は上昇トレンドの状態にあり、ダブルボトム形成しつつあります。
昨日の終値の段階ではネックラインである『133.355』を上抜いてはいない状態にありましたが、本日寄り付きからの値動きによって上抜けています。
ただ、これはあくまでも途中経過ですので、日足のサポレジの場合には日足の終値ベースで判断する事が基本線となります。
【1時間足】
日足のパートでも述べたように本日の寄り付きからの値動きによって、『133.355』のラインを上抜いて来ています。
レンジブレイクでもネックラインブレイクでも○○ブレイクと言う種類のエントリーの場合、ブレイクする動き自体を獲る事が出来れば、それに越した事はありませんが、それが難しいという事も往々にしてあります。
そういった時は、ブレイクの動きに関してはエントリーを見送り、プルバックが入るのを待ってエントリーをして行く事が定石となりますが、プルバックの値動きにも波動がありますので、その波動に対して切り下げラインを引いてタイミングをはかって行くというテクニックが役に立ちます。
ただ、プルバックの動きに波形を描けないような事もありますので、そういった際にはタイミングが取りにくくなってしまうのですが、そうなった時に初めて15分足やら5分足というモノを見る意味合いが出てきます。
いつも5分足や15分足と言った短い足ばかり見ていて、イマイチ勝率が向上しないという方は、分足の出番はどういう時なのか?と言う事を考えて、出番が来た時だけ使うようにすると良いかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17860
高値:1.18573
安値:1.17672
終値:1.18517
+65.7pips(高値から安値:90.1pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18838
赤の極太のライン
1.18774
ピンクの点線のライン
1.18655
ピンクの点線のライン
1.18617
赤の極太のライン
1.18517
ピンクの点線のライン
1.18280
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.18055
青の点線のライン
1.17971
青の点線のライン
1.17860
青の点線のライン
1.17720
緑の点線のライン
1.17576
緑の極太のライン
1.17413
青の点線のライン
1.17388
青の点線のライン
1.17302
青の点線のライン
1.17262
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
引き続き『1.17576~1.18617』のレンジの中での値動きとなっています。
1.17576のすぐ下には1.17093のサポートラインがあり、1.18617のすぐ上には1.18838のレジスタンスラインがありますので、ブレイク即エントリーと言う事にはなり難い感じではありますが、基本的にはラインの付近で1時間足レベルの波形の折り返しを丁寧に観察して行くという事になります。
【1時間足】
昨日のユーロドルは長い下ヒゲが出たりする時間帯もあったものの基本的には上昇傾向の1日となりました。
白い楕円で囲った長い下ヒゲが出た部分がポイントになりましたが、赤い楕円のダブルボトムのネックラインがサポートとなって反発した格好になっています。
ネックラインがあるという事が分かっていても、ネックラインに近づいてくる際の値動きの勢いが強いと買う事に恐怖心が芽生えるという事もありますので、ここを買えなかったという方もいらっしゃるかと思います。
この足が確定してから買っても、良い所で利食えれば利益にはなったと言えますが、ここで買う度胸が出ないという方や、自分のスタイルではないという事であれば、自分の『型』になるまで動かないという事であっても良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
15:35 【日本】 黒田東彦日銀総裁、発言
17:00 【ユーロ】 8月経常収支
21:30 【カナダ】 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 【カナダ】 8月小売売上高(前月比)
21:30 【カナダ】 8月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 【カナダ】 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
23:00 【米国】 9月中古住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 【米国】 9月中古住宅販売件数(前月比)