どうなる?カタルーニャ自治州問題。今年最後のリスク要因となるか?
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先週末金曜日は、欧・米でいくつか材料が出ました。
1. カタルーニャ自治州問題
カタルーニャ州議会は独立に関する動議を可決し、スペインからの独立を宣言しました。
これを受けてユーロ売りが活発化。カタルーニャ州の直接統治権を承認されたラホイ・スペイン首相は、同州政府の閣僚を解任し議会を解散、さらに12月21日に州議会の選挙を実施すると発表しました。
2. 米FRB(連邦準備制度理事会)次期議長人事
『トランプ米大統領は、次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長にパウエル現理事を指名する方向に傾いている』との関係筋の話が伝わると、ドル売りが強まりました。
パウエル氏はハト派寄りの考え持つとされています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:113.961
高値:114.445
安値:113.636
終値:113.676
-28.5pips(高値から安値:80.9pips)
ドル/円のレジスタンスライン
114.505
赤の点線のライン
114.466
ピンクの点線のライン
114.258
ピンクの極太のライン
114.237
ピンクの点線のライン
114.027
ピンクの極太のライン
114.008
赤の点線のライン
113.973
ピンクの点線のライン
113.828
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
113.617
青の点線のライン
113.542
緑の点線のライン
113.440
緑の点線のライン
113.290
青の点線のライン
113.162
青の点線のライン
113.134
青の点線のライン
113.077
緑の点線のライン
112.833
緑の極太のライン
112.648
緑の点線のライン
112.516
青の点線のライン
112.398
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円の日足の形状は、安値・高値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状となっており、引き続きピンクの下落の方波の高値付近での値動きになっています。
『114.027』・『114.258』と2つのレジスタンスラインが隣接して存在しており、一時的に『114.027』・『114.258』を超える場面も終わりましたが、日足レベルでは上髭となっています。
【1時間足】
『114.027』・『114.258』の日足レベルのレジスタンスラインを破るか?レジスタンスされるか?を見ていく相場でしたが、赤いラインで描いた波形がダブルトップを形成しつつあるような状態にある中で、青いラインの波形が小型のダブルトップを形成、ネックラインを下抜けています。
金曜日の深夜でしたので、週マタギのポジションを持つという事になってしまいますが、それを厭わないという事であれば、プルバックで戻ってきた『EP1』の辺りでのショートを検討してもよかったと思いますが、微妙にネックラインに届いておらず、指値で売りの注文を出していた場合には約定しなかったのではないかと思います。
日足の波形比較すると日足レベルでは波というより揉んでいるだけのような状態であり、日足の波形≒1時間足の中期トレンドという観点に立脚するのであれば、日足の波と合致しているとは言えず、その点を頭に入れておく必要性があります。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.752
高値:132.940
安値:131.739
終値:131.970
-78.2pips(高値から安値:120.1pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
134.452
ピンクの点線のライン
134.341
ピンクの極太のライン
134.177
赤の点線のライン
133.795
赤の点線のライン
133.245
赤の極太のライン
133.136
赤の点線のライン
132.979
赤の点線のライン
132.865
ピンクの点線のライン
132.723
赤の点線のライン
132.094
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
131.958
青の極太のライン
131.804
緑の極太のライン
131.744
青の点線のライン
131.717
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円は白い楕円の部分でダブルボトムを形成、ネックラインをブレイクしたものの『H1』の高値を超えきれずに反落してきています。
この一連の値動きは、赤のラインで描いたダブルトップの成り掛けと見ることも出来ます。
ネックラインとなる『131.804』並びに『131.958』を守るか?破るか?を見ていくという事になろうかと思われます。
【1時間足】
先週末金曜日のユーロ円相場は、比較的一方的な値動きで戻りと言えるような戻りが入らずに下落して行った格好になっています。
白い楕円の部分で小さいレンジを形成、同レンジを下方にブレイクした格好になっていますが、ブレイク後のプルバックがレンジの下限まで届かない感じだった為、指値の売り注文を出していた場合、約定しなかったのではないかと思います。
こういった時は、短期足を使って波の折り返しを見ていくと捉まえ易いので、短期足の使用を検討していくと良いかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.16493
高値:1.16564
安値:1.15737
終値:1.16077
-41.6pips(高値から安値:82.7pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18617
赤の極太のライン
1.18517
ピンクの点線のライン
1.18285
ピンクの点線のライン
1.18115
ピンクの極太のライン
1.18020
赤の点線のライン
1.17543
赤の点線のライン
1.17475
赤の極太のライン
1.17344
赤の点線のライン
1.17302
赤の点線のライン
1.17262
赤の点線のライン
1.17093
赤の極太のライン
1.16880
赤の点線のライン
1.16542
赤の点線のライン
1.16224
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.15800
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
『1.17093』のサポートラインを下方にブレイクしてきました。
白い楕円の部分で三尊を形成、赤い楕円の部分でダブルトップを形成した格好になっており、高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの形状になっています。
【1時間足】
下げ幅自体はそれほど大きくない中で、値動き自体は戻りと言えるような戻りは入らずに下落するような値動きとなっています。
基本的には赤のラインの下落に対する戻り売りのタイミングをとっていくという事になろうかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:-- 【日本】 日銀・金融政策決定会合(1日目)
08:50 【日本】 9月小売業販売額(前年同月比)
08:50 【日本】 9月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)
15:00 【南アフリカ】 9月マネーサプライM3(前年同月比)
17:00 【スイス】 10月KOF景気先行指数
18:30 【英国】 9月マネーサプライM4(前月比)
18:30 【英国】 9月マネーサプライM4(前年同月比)
18:30 【英国】 9月消費者信用残高
19:00 【ユーロ】 10月消費者信頼感(確定値)
21:30 【米国】 9月個人消費支出(PCE)(前月比)
21:30 【米国】 9月個人所得(前月比)
21:30 【米国】 9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)