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米税制改革法案、法人減税の1年先送りで失望売り

更新日時:

米上院共和党が税制改革法案に法人減税の1年先送りを盛り込んだ事が明らかになるとNYダウ平均が一時250ドル安を超えて下げ幅を拡大、ドル円・クロス円も下落する展開となりました。

ユーロ/円は独長期金利の上昇もあってユーロ高・ドル安が進んだ影響から下げ渋る展開となりました。

また、欧州関連の材料としては、メイ英首相が13日に行う欧州の経済団体との会合で、EU(欧州連合)離脱後に2年間の移行期間を設けることを求める考えをあらためて示すとの材料が出ています。

ドル/円

ドル円日足チャート2017年11月10日
ドル円1時間足チャート2017年11月10日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:113.861

高値:114.062

安値:113.084

終値:113.461

-40.0pips(高値から安値:97.8pips)

ドル/円のレジスタンスライン

114.599

ピンクの点線のライン

114.383

ピンクの点線のライン

114.258

ピンクの極太のライン

114.119

ピンクの極太のライン

114.029

ピンクの点線のライン

113.672

ピンクの点線のライン

113.461

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

113.156

青の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円は『114.258』・『114.119』のレジスタンスライン近辺から反落、『113.156』のサポートライン付近での値動きになっています。

『113.156』の少し下には『112.833』というサポートラインも存在しており、上は『114.258』・『114.119』、下は『113.156』・『112.833』を破るか?守るか?を見て行くという事が基本的なスタンスという事になろうかと思われます。

どちらも抜けた場合には上下に大きめの隙間があり、大きな値動きに繋がる可能性もあります。

後述しますが、ユーロドルにおいてはレジスタンスライン近辺での値動きとなっており、ドル円がサポートライン近辺での値動きとなっている事と好対照の状態にあります。ドル円とユーロドルが逆相関状態にある時というのはエントリーのタイミングを取る際に上手く利用していくとエントリーの精度を上げることに繋がりますので、上手く利用して行きたい所です。

【1時間足】

青のラインの下落の方波の中で白い楕円で囲った部分が戻りと言えそうなポイントという事になろうかと思います。

これを波形と捉えるか?捉えないか?と言う事には議論の余地がありますが、波形と捉えた場合にはここを上抜いた時点で上から売っていた場合には利食いを検討する必要があるという事になりますが、結果論から言えば利食わずに持ち続けていれば、より大きな利益が得られたという事になります。

君子危うきに近寄らずという事で『ヤバいかも?』と感じた時には損失を被る前に出てしまう事も大切な事であり、一度出て入り直すという事であっても良いかと思います。

それでは何処で入り直せば良かったのか?という事になるわけですが、グレーのラインで引いたトレンドラインは昨日の値動きを踏まえて引き直したトレンドライン、その下の赤のトレンドラインは昨日以前の値動きに対して引けていたトレンドラインになります。

一旦は赤のトレンドラインを上抜いたものの赤い楕円の部分においてトレンドラインの内側へ戻ってきています。緑+青のラインで描いた波と考えるのであれば、ラス戻り高値を上抜いていない為、この下落トレンドが崩れてはいないと考えることが出来、赤い楕円のポイントが入り直すポイントという事になろうかと思います。

上の方から売っていた人は、白い楕円の上抜けで一端微益撤退しておいて、赤い楕円の辺りで入り直し、『113.156』到達(緑の楕円の辺り)で利食うという感じでトレード出来れば良かったのかなというように思えます。

サポレジとの距離感を認識しながら、トレンドラインを上手く活用して行くとこう言ったトレードをしていく事も出来るようになりますので、エントリータイミングを取ることに活用して行きましょう。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2017年11月10日
ユーロ円1時間足チャート2017年11月10日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:132.007

高値:132.251

安値:131.506

終値:132.075

+6.8pips(高値から安値:74.5pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

133.136

赤の点線のライン

133.113

ピンクの点線のライン

133.051

ピンクの点線のライン

132.964

ピンクの極太のライン

132.778

ピンクの点線のライン

132.644

赤の点線のライン

132.385

ピンクの点線のライン

132.245

ピンクの点線のライン

ンクの点線のライン

132.127

ピンクの点線のライン

ンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

131.804

緑の極太のライン

131.745

青の点線のライン

131.624

青の点線のライン

131.442

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円は『131.804』のサポートライン近辺での値動きになっており、2日続けて下髭の長い寄り引け同時線に近い形状になっています。

【1時間足】

『131.804』のサポートラインを跨いでの値動きになっていますが、高値は切り下がり、安値は切り上がってきており、値動きが収縮してきていることが見て取れます。

上述したように値動きが収縮してきており、三角持ち合い気味の状態になっていますが、『131.804』を破るか?守るか?を見て行く中で、どうなったら破ったと判断出来るか?あるいはどうなったら守ったと判断出来るか?を考えて行く相場という事になろうかと思われます。

ただ、絶対にユーロ円で勝負しなければならないというものではありませんので、分かり難い・やり難いと感じるのであれば、ユーロ円は触らずに他の通貨ペアで勝負するという事であっても良いかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2017年11月10日
ユーロドル1時間足チャート2017年11月10日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.15923

高値:1.16541

安値:1.15848

終値:1.16400

+47.7pips(高値から安値:69.3pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.16880

赤の点線のライン

1.16714

ピンクの点線のライン

1.16560

ピンクの極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.16392

緑の点線のライン

1.16036

青の点線のライン

1.15934

青の点線のライン

1.15838

青の極太のライン

1.15617

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルは、先月末から入り込んだ小さめのレンジを下方にブレイクしましたが、下がり切らずに反発、逆にレンジの上限付近まで上昇してきています。

ドル円のパートでも少し触れたのですが、ドル円とは逆相関の形でレジスタンスライン近辺での値動きとなっており、本日以降はこれも考慮しながらエントリータイミングを探っていきたい所です。

【1時間足】

日足レンジの下限『1.16062』を一旦は下方にブレイクしたものの結果的にはダマシとなった格好になっています。

『1.16062』のレジスタンスラインの下に白い網掛けのレンジを形成していましたが、白い網掛けのレンジの下限がそのまま新たな日足レベルのサポートになった格好になっています。

俯瞰すれば、日足レベルのレンジの下限がやや拡張されただけという事になりますが、1時間足レベルで見れば白い網掛けのレンジを上方にブレイクして戻ってきた白い楕円の部分ではレンジの上限でぴったり止まっており、レンジ上限のラインが意識されたと言えようかと思います。

このタイミングにおいて5分足等の短期足を用いて、エントリーのタイミングを取って入って行くという事で良かったかと思います。エントリータイミングについては読者様個々に短期足に波形を描いてみて頂ければと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50 【日本】 10月マネーストックM2(前年同月比)

13:30 【日本】 9月第三次産業活動指数(前月比)

18:30 【英国】 9月鉱工業生産指数(前月比)

18:30 【英国】 9月製造業生産指数(前月比)

18:30 【英国】 9月貿易収支

24:00 【米国】 11月ミシガン大学消費者態度指数・速報値