ドイツ連立協議決裂、メルケル首相四期目に黄信号
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ドイツのメルケル首相が進めてきた連立協議が決裂した事が伝わり、これを受けてユーロが急落する展開となりました。
メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は、9月のドイツ総選挙において第1党となるも過半数議席を確保する事は出来ず、自由民主党(FDP)と緑の党による3党連立を模索してきましたが、難民・移民政策などで妥協点が見出せず協議が決裂、メルケル首相の4期目続投に黄信号が灯ったとの見方からユーロ売りが活発化しました。
ドイツの連立協議が今後どうなって行くかに注目が集まりそうです。
私事ですが、本日はどうしても外せない用事があり、この時間の更新となってしまいました。弊ブログを楽しみにして下さっている皆様方に深くお詫び申し上げます。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.112
高値:112.711
安値:111.877
終値:112.599
+48.7pips(高値から安値:83.4pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.300
赤の点線のライン
113.235
ピンクの点線のライン
113.156
赤の極太のライン
113.105
ピンクの点線のライン
112.754
赤の点線のライン
112.672
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.181
緑の点線のライン
112.011
青の点線のライン
111.978
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円はネックラインであった『113.156』(白い楕円で囲った安値)ラインを下方にブレイク、その勢いを駆って下落してきましたが、『111.757』・『111.719』のサポートラインの手前から反発した格好になっています。
サポレジの観点からすると中途半端な所から反発した感じが否めませんが、当面は上は『113.156』のレジスタンスライン、下は『111.757』並びに『111.719』のサポートラインを中心にマークしていくという事になりそうです。
【1時間足】
昨日の値動きを1時間足で見て行くと寄り付きからレンジの中での値動きとなっていましたが、NY時間から反発しています。
最近の値動きに対して比較的細かめに描いた波形が青い波形、大雑把な感じで描いた波形が緑の波形となります。
青の波形は白い楕円の部分においてダブルボトムを形成、ネックライン(112.181)を上抜いています。
その後も上伸を続け、青い波のラス戻り高値ライン(白い水平線)を微妙に上抜いていますが、上がり切らずにラス戻り高値ラインの下へ押し戻されてきています。
青い波形目線からするとラス戻り高値ブレイクでトレンド転換・目線変更という事になるわけですが、緑の波形目線から見ると『戻り』の範疇であり、緑の波形目線で見ている人からすると目線を変えるというレベルにまでは至っていないと言えます
このように二つの波が描ける場合、どちらの波を捉えているかによってトレンド判断も異なり、どちらの見方が正しかったか?という事は結果が出てみないとわかりません。少なくとも、今回のケースでは緑の波形のとしてみている人もいるという事を認識したうえで、青の波形のラス戻り高値ブレイク=即買いという事ではなく、様子を見るという事が推奨だったという事になります。
このブログを日々読んで頂いている方からするとクドいかも知れませんが、自分が見ている波形とは異なる波形を認識している人もいるという事を理解して、自分以外の人がどう動くか?を考えて行くようにすると無駄射ちを減らしていく事が出来るようになりますので、エントリーする前には必ず、自分が考えている以外の波形はないか?あるとすればその波形から見ても判断は妥当かを問いながらポジションを取るように心掛けましょう。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.111
高値:132.456
安値:131.155
終値:132.109
-0.2pips(高値から安値:130.1pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.569
ピンクの点線のライン
133.440
赤の点線のライン
133.398
ピンクの点線のライン
133.133
ピンクの点線のライン
132.841
ピンクの点線のライン
132.680
赤の点線のライン
132.564
赤の点線のライン
132.306
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
131.980
青の極太のライン
131.818
青の極太のライン
131.659
緑の点線のライン
131.387
青の点線のライン
131.292
青の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円はダブルボトムを形成、ネックライン(『132.964』)を上方にブレイクして上昇したものの134円の手前から反落、ネックラインでは止まらずに下げ幅を拡大しましたが、『131.292』のサポートラインから下では買い意欲が強く、終わってみれば下髭の長い寄り引け同時線のような形状となって、『131.980』のサポートラインの上で引けています。
【1時間足】
この所のユーロ円1時間足の値動きを見るとどういう描き方をしたとしても、下落トレンドの波形が描けるような感じの値動きであった為、そういう意味での迷いは少ない相場であったという事は言えようかと思いますが、白い楕円の部分において、ダブルボトムを形成、ネックラインをブレイクしています。
ここでの打診買いはアリだったと思いますが、ネックラインブレイクの際の勢いが強く、飛び乗り気味に買わないと買えなかったかというように思えます。
本日に関しては、『131.980』のサポートラインの上でレンジを形成しており、どちらへ抜けて行くかを見て行くという事になろうかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17840
高値:1.18078
安値:1.17216
終値:1.17316
-52.4pips(高値から安値:86.2pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18617
赤の極太のライン
1.18568
ピンクの極太のライン
1.18517
ピンクの極太のライン
1.18457
ピンクの点線のライン
1.18194
ピンクの点線のライン
1.18115
ピンクの極太のライン
1.18009
ピンクの点線のライン
1.17981
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17280
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは日中の値動きを見て行けば荒っぽい感じの値動きではありましたが、一本の日足としてみればソコソコ大きめの陰線となっており、『1.18115』から上のレジスタンスライン群で頭を抑えられて反落してきた流れが継続している格好になっています。
【1時間足】
この所のユーロ円の1時間足レベルでの値動きを見て行くと青いラインの波と緑のラインの波を描くことが出来ます。
青いラインの波は、白い楕円の部分においてダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクして上昇する格好になりました。
緑のラインの波形の下落トレンドを崩すには『1.18194』(赤い楕円で囲った高値)、青のラインの波形の下落トレンド崩すには『1.8009』(青い楕円で囲った高値)を上抜く必要性がありましたが、『1.8009』を上抜くには至らずに反落してきたという事になります。
日足レベルのレジスタンスラインである『1.18115』から上での波の折り返しを見て行く事が基本線ではありましたが、『波形』と言えるような形状にならずに反落して行ってしまった為、1時間足オンリーでタイミングを計ることは難しかったのではないかと思います。
『1.18009』ラインの意味を把握した上で短期足を使ってタイミングを取るという事で良かったかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
09:30 【オーストラリア】 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
13:30 【日本】 9月全産業活動指数(前月比)
16:00 【スイス】 10月貿易収支
22:30 【カナダ】 9月卸売売上高(前月比)
24:00 【米国】 10月中古住宅販売件数(年率換算件数)
24:00 【米国】 10月中古住宅販売件数(前月比)