FXで何やっても勝てなくて、やったコト

米雇用統計は大きな値動きには繋がらず。市場の関心はFOMCへ

更新日時:

先週末金曜日12月8日は米雇用統計が発表されました。

主な結果は、非農業部門雇用者数22.8万人増、失業率4.1%、平均時給26.55ドル(前月比0.2%増、前年比2.5%増)という結果となっています。

賃金の伸びがやや力強さを欠いた事から、来年の利上げペースが緩やかになるとの見方も一部で浮上していますが、今月12-13日のFOMC(連邦公開市場委員会)では利上げされるのではないかという見方が支配的で、雇用統計の発表直後には対円や対ユーロなどの主要通貨に対して弱含む場面もありましたが、さほど大きなドル売りとはなりませんでした。

米国債利回りはおおむね横ばいの動きとなっており、米国株はNYダウ平均などの主要指数が軒並み上昇して取引を終えています。雇用統計に対する市場の反応はマイルドなもので、今週のFOMCに注目が移って行くものと思われます。

ドル/円

ドル円日足チャート2017年12月11日
ドル円1時間足チャート2017年12月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:113.069

高値:113.582

安値:113.069

終値:113.450

+38.1pips(高値から安値:51.3pips)

ドル/円のレジスタンスライン

113.858

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

113.550

緑の点線のライン

113.287

青の点線のライン

113.235

緑の点線のライン

112.981

緑の点線のライン

112.832

緑の点線のライン

112.763

緑の点線のライン

112.762

緑の極太のライン

112.743

緑の点線のライン

112.573

青の点線のライン

112.453

緑の点線のライン

112.374

青の点線のライン

112.310

緑の点線のライン

112.270

青の極太のライン

112.198

青の点線のライン

112.070

青の点線のライン

111.834

青の点線のライン

111.743

青の点線のライン

111.656

緑の点線のライン

111.624

緑の点線のライン

111.555

緑の点線のライン

111.403

青の点線のライン

111.340

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円は『113.156』のレジスタンスラインを上抜いてきました。

紫のトレンドラインは赤の楕円の上昇に対して引いたトレンドラインに成ります。緑の楕円で囲った部分の押しが浅めな感じが否めませんが、押しと認識した上でトレンドラインを引いて見ました。

『113.156』のラインは白い楕円で囲った部分のダブルトップのネックラインでしたが、割とあっさりブレイクしています。11月のドル円は下落一辺倒と言った感じの相場でしたが、全戻しも見えてきました。

次のターゲットは『114.119』並びに『114.258』のレジスタンスラインとな言う事になりますが、『114.258』のラインに関しては5月から終値で越えた事がないラインですので注目されるラインという事になろうかと思います。

【1時間足】

先週末金曜日は米雇用統計の発表が行われました。特筆する程大きな値動きはありませんでしたが、様子見という事で良かったかと思います。

日足の波(オレンジのラインの波)は上へ向かっている状態にあり、日足レベルのトレンドに沿うという意味では、買い場を探して行くという事で良いという事になりますが、114円代に入ると日足レベルの強めのレジスタンスラインが存在している状況にある為、114円が近づいてくるにつれて警戒も必要になってきます。

日足レベルのサポートライン及びトレンドライン近辺での波の折り返しを見ながら買い場を探しつつ、114円近辺では無理せずに利食うと言った慎重な対応が求められます。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2017年12月11日
ユーロ円1時間足チャート2017年12月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:

高値:

安値:

終値:

pips(高値から安値:pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

134.452

ピンクの点線のライン

134.341

ピンクの極太のライン

134.235

ピンクの点線のライン

133.944

ピンクの点線のライン

134.930

ピンクの極太のライン

133.670

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

133.391

緑の点線のライン

133.175

青の点線のライン

132.903

緑の点線のライン

132.731

青の点線のライン

132.424

青の極太のライン

132.316

青の点線のライン

132.267

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円は白い網掛けのレンジの中での値動きが継続しており、日足レベルのレジスタンスライン並びにレンジの上限が近づいてきています。

11月下旬からの値動きは安値・高値切り上げになっているとは言え、赤の楕円で囲った方波を脱しておらず、明確なトレンド状態にあるとは言い難い状態にあります。

【1時間足】

1時間足で細かく見てみると日足レベルの直近高値ライン『133.930』(赤い楕円の高値)と緑の波のラス戻り高値ライン『133.944』(白い楕円の高値)がほぼ重なるレベルにあります。青い波のラス戻り高値『133.670』(緑の楕円の高値)を崩したものの、その上には更なるレジスタンスラインが存在しており、その辺りで1時間足の波が折り返すと日足がダブルトップになる可能性が出てきます。

ユーロ円は触らなくても良いような感じがしますが、トレードをしている人は日足の波の方向やサポレジを見ながらあまり欲張らないようにすることが肝要かと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2017年12月11日
ユーロドル1時間足チャート2017年12月11日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.17714

高値:1.17758

安値:1.17293

終値:1.17724

+1.0pips(高値から安値:46.5pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.19309

ピンクの極太のライン

1.19283

ピンクの点線のライン

1.19077

赤の点線のライン

1.19030

ピンクの極太のライン

1.18886

赤の点線のライン

1.18743

ピンクの点線のライン

1.18650

ピンクの点線のライン

1.18471

赤の点線のライン

1.18433

ピンクの点線のライン

1.18359

赤の極太のライン

1.18048

赤の点線のライン

1.18033

ピンクの点線のライン

1.17989

ピンクの点線のライン

1.17885

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.17620

緑の点線のライン

1.17501

青の点線のライン

1.17316

青の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルは白い楕円で囲った上昇の流れと赤い楕円で囲った下落の流れがぶつかり合っている状態にあり、先週末金曜日は白い楕円の上昇のラス押し安値『1.17316』にワンタッチしています。

『1.17316』のラインを崩すような事になると白い楕円で囲った上昇の流れが終わるという事になりますので、買い目線の層の人達にとって『1.17316』のラインは最終防衛線のような位置付けのラインでしたが、一旦はサポートされています。

【1時間足】

1時間足見てみると『1.17316』のラインでピタッと止められている事が分かります。

それと同時に1時間足レベルの波形が折り返したわけではないという事も認識出来、本格的な買い出動は時期尚早という事も分かります。

『1.17316』の近辺で底値圏を作るのか?あるいは『1.17316』を破る事になるのか?を見極めて行く段階にあると言え、そのどちらになるかを見極めて上で目線を決めて行きましょう。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

08:50【日本】11月マネーストックM2(前年同月比)

08:50【日本】10-12月期四半期法人企業景気予測調査・大企業業況判断指数(BSI)