FXで何やっても勝てなくて、やったコト

ユーロ買い優勢の流れどこまで?本日は米雇用統計

更新日時:

2月1日の為替市場はユーロ買い優勢の展開となりました。

アメリカの経済指標の発表や、米国株の持ち直し等はありましたが、そう言った事よりもオーストリア中銀のノボトニー総裁が『ECB(欧州中銀)は今、資産買い入れを終える時期にきている』等と発言した事が材料視されたという事かと思います。

本日は米雇用統計の発表が予定されています。短期売買をしている人は特にポジションをスクエアに戻してイベントを迎えるようにしましょう。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年02月02日
ドル円1時間足チャート2018年02月02日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.174

高値:109.743

安値:109.087

終値:109.378

+20.4pips(高値から安値:65.6pips)

ドル/円のレジスタンスライン

110.745

赤の点線のライン

110.684

赤の点線のライン

110.521

赤の点線のライン

110.431

赤の極太のライン

110.289

赤の点線のライン

109.675

ピンクの点線のライン

109.561

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

109.086

青の点線のライン

108.921

緑の点線のライン

108.627

青の極太のライン

108.620

青の点線のライン

108.533

青の点線のライン

108.327

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円の日足の形状は、上下共にヒゲのある陽線となりました。

日足の波形は、高値・安値切り下げの形状が継続しています。ここ数日の値動きによって109円代を回復していますが、波形の観点から見れば波形が反転したわけでもなく、底値圏を形成したとも言えない状態にあり、目線の切り替えをするという段階には至っておらず、現段階では戻り局面と捉えておくという事で良いかと思います。

もちろん、これがV字回復的な値動きとなってドンドン上がって行くという可能性もゼロではありませんが、そうなった場合でも波形を見て行けばそれに気付けるタイミングは訪れますので、その時々で目線をチェックして必要があれば修正して行くという事で良いかと思います。

黄色の水平線は、1月18日~1月26日にかけての下落に対してフィボナッチリトレースをあてたものになります。昨日の終値時点において23.6%戻しラインの上で引けています。

日足レベルのレジスタンスラインは『110.431』迄無い為、フィボナッチリトレースメントやラウンドナンバーがレジスタンスラインとして意識される可能性もあります。短期売買として買った方等は、日中足のレジスタンスラインと合わせてラウンドナンバーも意識して行くと良いかと思います。

【1時間足】

昨日のドル円は、寄り付き~NYOP前までは上昇、それ以降は下落と言う値動きとなりました。

昨日の記事で、白い網掛けのゾーンをどちらへ抜けて行くかを見て行こう的な事を書いたのですが、昨日に関しては、白い網掛けのゾーンの上辺付近で頭を抑えられています。ちなみに厳密にはゾーンの上辺を終値で数pips抜けたので、上辺のレジスタンスラインを昨日の高値ベースのものに修正しています。

個人的には、青い波の描き方の方に何パターンかありそうという事が気になっていて、赤いラインのような描き方もあるかなと思っています。

トレンドフォロアーにとって一番気になる事は、究極的には今のトレンドが続くか?続かないか?という事であるので、今のトレンドが続かないという判断を降すプライスがどこであるのか?を知る事が非常に大切な事となりますが、波の描き方によってそのプライスが変わってくる可能性があり、それは終わってみなければ分からない事でもあるので、一点に絞るというよりかは複数のパターン・候補を定めておいて、プランA・プランBのような形で相場を見る事が大切です。

相場の見方には常に複数の見方がありますので、どの見方が正しいか?を迷う事は悪い事ではなく、それに気付かず考えが硬直化してしまう事が問題です。迷えるという事は、それだけ相場をしっかり見れているという事でもありますので、大いに悩み、それを深く考えて行きましょう。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年02月02日
ユーロ円1時間足チャート2018年02月02日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:135.508

高値:136.949

安値:135.422

終値:136.809

+130.1pips(高値から安値:152.7pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

※数年遡ったラインしかない状態

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

136.477

緑の点線のライン

136.189

青の点線のライン

136.125

緑の点線のライン

136.058

緑の極太のライン

136.048

緑の点線のライン

135.979

緑の極太のライン

135.389

青の点線のライン

135.105

緑の点線のライン

134.866

青の点線のライン

134.353

青の点線のライン

134.284

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円の日足の形状は、大陽線となりました。

直近高値ライン『135.979』・『136.058』を上抜き、安値・高値切り上げの形状となっています。

黄色の水平線は、1月11日~1月22日にかけての上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。こうして見ると実体ベースでは38.2%戻しライン、ヒゲベースでは61.8%戻しラインから反発した格好になっています。

【1時間足】

昨日のユーロ円は非常に強い値動きをしました。ほぼ終日にわたって上げ続けと言ったような値動きで、137円に乗せて引ける事は出来ませんでしたが、136円台後半で引けています。

今日はいつもよりも尺の小さい画像を持ってきました。

結果論として言えば、白い網掛けのレンジを一旦下方にブレイクしたもののダマシとなって、上方にブレイクし返した格好になっています。

元々、日足に明確なトレンドがないという状況で、目線を決め難いという相場でしたので、買い方・売り方共に右往左往の展開が続いていましたが、一つの分水嶺となったのは、旧レンジの下限ラインを上方にブレイクした事かと思います。

チャートで言うと赤い水平線のラインとなりますが、ここを上抜く事で短期の波形は転換しており、売り持ちだった人はドテンまでは出来なくともこの時点で撤退しておく必要がありました。

昨日の記事で、波形だけ見るのであればロングのエントリーをしても良かったと書きました。そのまま持ち続けていれば、今頃相当の含み益を抱えていたと思いますが、イベント前であった事を考えればそのまま持ち続けている事は難しかったかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年02月02日
ユーロドル1時間足チャート2018年02月02日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.24124

高値:1.25216

安値:1.23846

終値:1.25070

+94.6pips(高値から安値:137.0pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.25139

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.24739

緑の点線のライン

1.24642

緑の点線のライン

1.23933

青の点線のライン

1.23896

青の点線のライン

1.23878

緑の点線のライン

1.23471

青の点線のライン

1.23237

緑の点線のライン

1.23085

緑の点線のライン

1.22924

緑の点線のライン

1.22753

青の点線のライン

1.22669

緑の点線のライン

1.22617

緑の極太のライン

1.22355

青の点線のライン

1.22273

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルの日足の形状は、大きめの陽線となりました。

日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にあります。

【1時間足】

昨日のユーロドル相場は、寄り付きから欧州時間OP前後まではなだらかに下落、欧州時間に入ると一転して反発と言う展開となりました。

日足のトレンドからすれば、高値掴みを警戒しながら短期売買として買いのチャンスを窺っていくという状況にありました。

1時間足レベルで見ても、緑色の波形は上向きで、赤の楕円の部分において青の波形がダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクしています。

ネックラインブレイク後、昨日までの間で3度ネックラインを試しに行っていますが、1回目・2回目はFOMC前の出来事であり、エントリーを敢行するのは難しい状況にありましたが、昨日に関してはFOMC通過後であり、エントリーを検討し得る状況であったと言えようかと思います。

ネックラインを試しに来たところで、バチンと入るのも手ではありますが、より重厚なトレードをしたいという方は短期足の波の反転を使って入ってみると良いと思います。読者様各位で短期足を見て頂いて、ベターなエントリーポイントを探してみて下さい。

短期売買をしているという前提での利食いのポイントとしては、緑の波形の直近高値ライン『1.25031』(1.25でもイイと思います)辺りを目標にすればよいかと言うように思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

06:45【ニュージーランド】12月住宅建設許可件数(前月比)

08:50【日本】1月マネタリーベース(前年同月比)

09:30【オーストラリア】10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)(前期比)

09:30【オーストラリア】10-12月期四半期卸売物価指数(PPI)(前年同期比)

18:30【英国】1月建設業購買担当者景気指数(PMI)

19:00【ユーロ】12月卸売物価指数(PPI)(前月比)

19:00【ユーロ】12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

22:30【米国】1月非農業部門雇用者数変化(前月比)

22:30【米国】1月失業率

22:30【米国】1月平均時給(前月比)

24:00【米国】12月製造業新規受注(前月比)

24:00【米国】1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値