ECBフォワードガイダンスの調整に慎重な姿勢示す
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2月22日は、ECB(欧州中銀)理事会の議事要旨が公表され、『フォワードガイダンス(金融政策の先行きの指針)の調整はまだ早いとの見解で一致』などと、量的緩和政策の早期終了にやや慎重な姿勢が示されました。
また、ECB理事会メンバーであるスメッツ・ベルギー中銀総裁は、強いユーロはECB当局者にとって『留意点』だとの見解を示すとともに『通貨高は経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)の裏付けがあれば問題は生じない』・『ECBが前回の理事会後にも指摘したように、オーバーシュートや、競争力強化を狙った通貨安政策により、相場が特定の水準を突破し、変動が過剰になった場合にのみ、問題が生じる』との見方を示しています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:107.760
高値:107.763
安値:106.587
終値:106.730
-103.0pips(高値から安値:117.6pips)
ドル/円のレジスタンスライン
107.823
赤の極太のライン
107.760
ピンクの点線のライン
107.560
ピンクの点線のライン
107.253
赤の点線のライン
107.104
赤の点線のライン
107.050
赤の点線のライン
106.959
ピンクの点線のライン
106.851
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
106.620
青の点線のライン
106.483
青の点線のライン
106.310
緑の点線のライン
106.108
青の極太のライン
106.102
青の点線のライン
106.018
青の点線のライン
105.699
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円の日足の形状は、大陰線となりました。
日足の波は下落トレンドの状態にあります。
『107.823』のレジスタンスライン付近から売られて下落してきており、『106.108』のサポートラインと『107.823』のレジスタンスラインに挟まれたエリアの値動きになっています。
当面は『106.108』のサポートラインを下抜いて下落トレンドが継続していくか?『107.823』を上抜いてダブルボトムになるのか?を見ていく相場になりそうです。
【1時間足】
ピンクの楕円の部分でダブルトップを形成、ネックラインを下抜いています。
プルバックで戻ってきた際にネックラインでは止まらず、かといってダマシになるというほどには上がらず、サポートラインもなかった『107.560』あたりから再下落しています。
ダブルトップを狙ったトレードでは、ネックラインを抜けて戻ってきたところを売っていくのがセオリーですので、セオリー通りにやるならネックラインまで戻ってきたところで売って、損切りを右の山の少し上に置くというトレードになるのではないかいと思います。
このように基本に忠実にトレードして、負けたらしょうがないというトレードを積み重ねていくことが大切ですが、もうワンランク上のトレードをしたいという方は、もう少し深く考えてからエントリーをするクセをつけることが必要になってきます。
『負ける』ということは、何らかの理由で買ってくる人が多かったから『負ける』わけですので、買う人はどういう根拠で買ってくるのか?を考える必要があります。
昨日のケースでは、ピンクの楕円の部分でダブルトップを形成、ネックラインを下抜いているものの、上昇してくる過程で形成した上昇トレンドのラス押し安値(白い楕円の安値)を崩しておらず、これを根拠とした押し目買いを考える人もおり、緑の楕円のあたりから買いが入り、それがプルバックの値動きと重なり、ネックラインでは止まらなかったと見る事が出来ます。
最終的には売り勢力のパワーが上回り、下落していったという値動きになっています。
チャートパターンだけを見るのではなく、逆の立場の人がどう動くか?を考えてる事で、もう少し違うタイミングを模索することもできますし、負けてしまった場合でも、事前に負ける理由を知った上でリスクを取るのとではトレードのパフォーマンスに大きな違いが出ますので、エントリーする際には本当にそれでいいか?逆の立場の人はどう考えてるのか?をもう一度考えてから入るようにしましょう。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.322
高値:132.371
安値:131.277
終値:131.584
-73.8pips(高値から安値:109.4pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.278
ピンクの点線のライン
133.086
赤の極太のライン
133.060
ピンクの点線のライン
133.013
ピンクの点線のライン
132.992
ピンクの点線のライン
132.728
ピンクの点線のライン
132.326
赤の極太のライン
132.172
赤の点線のライン
132.987
赤の点線のライン
131.928
ピンクの点線のライン
131.829
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
131.472
青の点線のライン
131.447
青の極太のライン
131.327
青の点線のライン
131.292
青の極太のライン
131.275
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円の日足の形状は、少し下ヒゲが長い感じで実体がしっかりした陰線となりました。
日足の波形はオレンジの波、白い波ともに上昇トレンドの形状がくずれています。
『133.086』のレジスタンスラインの手前(赤い楕円の部分)から売りが入って、『131.292』のサポートラインにヒゲでワンタッチした(青い楕円の部分)値動きとなっています。
2月5日から下落が始まり、オレンジの波・白い波双方の上昇トレンドをくずしていますが、昨日までの値動きの中で上下動はあれど、『まとまった』戻りは入っていない感じの値動きになっています。
【1時間足】
昨日の欧州時間以降に『131.447』・『131.292』の日足のサポートラインに絡むレベルまで下落してきました。
1時間足レベルでは、波の折り返しは確認されておらず、本日は波が折り返すかどうか?を見ていく相場になりそうです。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.22811
高値:1.23512
安値:1.22590
終値:1.23281
+47.0pips(高値から安値:92.2pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.25483
ピンクの点線のライン
1.25070
ピンクの極太のライン
1.24706
赤の点線のライン
1.24334
ピンクの点線のライン
1.24244
ピンクの点線のライン
1.24121
ピンクの点線のライン
1.23719
赤の点線のライン
1.23476
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.22930
緑の点線のライン
1.22685
青の点線のライン
1.22648
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲのある陽線となりました。
日足の波形はオレンジ色の波形・オレンジ色の波形の集合体であるピンクの波形共に上向きの状態にありますが、ダブルトップになる可能性が出てきています。
【1時間足】
日足のサポートライン『1.22441』に届かない位置からではありますが、青い楕円の部分でダブルボトムを形成、ネックラインを上抜いています。
『M』にならないと『W』になったりするのが相場ですが、日足のダブルトップが失敗して、高値圏でダブルボトムを形成する可能性もあります。
そういった大きな流れも頭に入れながら、1時間足の折り返しを観察して行きましょう。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
06:45【ニュージーランド】10-12月期四半期小売売上高指数(前期比)
08:30【日本】1月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
08:30【日本】1月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:50【日本】1月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
19:00【ユーロ】1月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
22:30【カナダ】1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
22:30【カナダ】1月消費者物価指数(CPI)(前月比)