中国大人の対応で米中貿易戦争は交渉入り?
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中国の李克強首相が『米中は貿易をめぐる緊張を交渉によって解決するべきだ』と発言、米国企業のアクセス障壁を下げる方針を示した事が伝わると米中貿易戦争への懸念が後退し、NYダウ平均が一時700ドル近く値上がりするなど、リスク回避の動きが後退、ドル円やクロス円は上げ幅を拡大しました。
中国の大人の対応が市場に好感されたという事になろうかと思いますが、思い起こせば、トランプ大統領はNAFTAの時も強硬発言をしておいて、譲歩を引き出すという事をやっていますので、今回もそういう狙いがあってのことだっという感じもします。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:104.639
高値:105.472
安値:104.622
終値:105.397
+75.8pips(高値から安値:85.0pips)
ドル/円のレジスタンスライン
106.672
ピンクの点線のライン
106.590
ピンクの点線のライン
106.521
ピンクの極太のライン
106.382
赤の点線のライン
106.325
赤の点線のライン
106.301
ピンクの点線のライン
106.201
赤の点線のライン
106.058
ピンクの点線のライン
105.918
赤の極太のライン
105.893
ピンクの点線のライン
105.756
ピンクの点線のライン
105.431
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
105.179
緑の点線のライン
104.994
青の点線のライン
104.950
青の点線のライン
104.867
青の点線のライン
104.639
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
3月26日のドル円の日足の形状は、上下共にほぼヒゲがなく、実体が大きめの陽線となりました。
日足の波は、下落トレンドの状態にあります。
昨日は旧直近安値ライン『105.431』の付近で引けており、本日これまでの値動きによって『105.431』の上での値動きとなっています。
『105.431』は日足レベルのレジスタンスラインですので、抜けたかどうかは日足の終値で判断すべきものですが、サポレジ転換してレジスタンスラインとしての力を持つか?力が失われているのかを見ていくということになりそうです。
【1時間足】
日足のパートで述べたように日足のトレンドは下向き、1時間足レベルで見ても緑の波は下向きの状態にあります。
白い楕円の部分で青い波がダブルボトムを形成、ネックラインを上抜いたことで青い波の方向性に変化が生じていますが、現時点では日足のトレンドや緑の波のトレンドを崩すという所には至っていません。
買い目線の層の人達は、青い波がダブルボトムになった事を根拠に買っていると考えてよさそうですが、逆に売り目線の人は緑の楕円で囲った片波に対する戻り売りを画策している最中ということになろうかと思われます。
緑の波が反転するためには、『106.521』のラインを上抜けねばならず、それにはまだ距離がある事から、戻り売りが入る余地がある状況ですので、下の方から打診買いをした人はヘンな動きが出たらいつでも逃げる心構えを持ちながら相場を眺めるということになろうかと思われます。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:129.274
高値:131.366
安値:129.266
終値:131.143
+186.9pips(高値から安値:210.0pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
131.584
ピンクの点線のライン
131.447
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
130.857
緑の極太のライン
130.793
緑の点線のライン
130.611
青の点線のライン
130.104
緑の点線のライン
129.854
緑の点線のライン
129.754
青の点線のライン
129.274
青の極太のライン
129.163
青の点線のライン
129.101
緑の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
3月26日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲはあるものの非常に大きな陽線となりました。
日足の波はオレンジの波は高値・安値切り下げの状態にありますが、白い波のラス戻り高値を昨日の値動きによって上抜けており、白い波の方向性に変化が生じています。
本日の値動きによっては、オレンジの波のラス戻り高値『131.903』を崩す可能性もあり、『131.903』を試しに来るような場面があれば注意が必要です。
【1時間足】
3月26日のユーロ円相場は、非常に強い動きをしました。
浅い押しが入る局面はあったものの、ほぼ終日上げ続け、131円台にしっかりと乗せてクローズしています。
白い楕円の部分で、青い波が右の足が少し短い感じのダブルボトムを形成、ネックラインをブレイクして上昇していった格好になっており、本日これまでの値動きによって、緑の波のラス戻り高値(緑の楕円で囲った高値)を崩しつつあります。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.23482
高値:1.24607
安値:1.23482
終値:1.24424
+94.2pips(高値から安値:112.5pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.24706
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.24340
緑の点線のライン
1.24099
緑の極太のライン
1.23904
緑の極太のライン
1.23810
緑の点線のライン
1.23745
緑の点線のライン
1.23610
青の点線のライン
1.23482
青の点線のライン
1.23440
緑の点線のライン
1.23377
緑の極太のライン
1.23205
青の点線のライン
1.23181
緑の点線のライン
1.23008
青の点線のライン
1.22884
緑の点線のライン
1.22613
青の点線のライン
1.22426
青の極太のライン
1.22401
青の点線のライン
1.22351
緑の点線のライン
ユーロ/ドルの解説
【日足】
3月26日のユーロドルの日足の形状は、大陽線となりました。
楕円で囲った片波を明確に上抜けており、安値・高値切り上げの形状となっています。
次の注目ポイントは二度ほど頭を押さえられた『1.25070』(1.25と考えてもいいと思います)ということになりますが、俯瞰すれば2月からの値動きは白い網掛けのレンジの中での値動きだったと見る事もでき、レンジを上抜けていくか?上限付近で頭を押さえられてレンジが継続していくのか?を見ていくということになりそうです。
【1時間足】
3月26日のユーロドル相場は、上昇の流れでの推移となりました。
緑の波のラス戻り高値(黄色の水平線)を崩したことで、緑の波の方向性に変化が生じているという状況の中で、青の波の直近高値(オレンジの水平線)を破れるか?という所が目先の注目材料でしたが、欧州時間OP後に同ラインをブレイクした事で上昇に勢いが出ています。
青の波の直近高値(オレンジの水平線)ブレイク後にプルバックが入って(赤い楕円の部分)から上昇して行っていますので、短期売買をする人でプルバックを待ってから入りたいタイプの人からすると絶好のエントリーポイントになったのではないかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:50【日本】2月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
17:00【ユーロ】2月マネーサプライM3(前年同月比)
18:00【ユーロ】3月消費者信頼感(確定値)
22:00【米国】1月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)
22:00【米国】1月ケース・シラー米住宅価格指数
23:00【米国】3月リッチモンド連銀製造業指数
23:00【米国】3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)