FXで何やっても勝てなくて、やったコト

トランプ大統領、シリア攻撃姿勢トーンダウン

更新日時:

トランプ米大統領が『シリア攻撃がいつになるかを言った事はない。すぐかもしれないし、全くそうではないかもしれない』とツイートした事を受けて、市場は前日の『ミサイルが飛んでくるから準備しろ、ロシア』からトーンダウンしたと受け止め、シリア情勢を巡る過度な懸念が後退、ややリスクオン気味の相場展開となりました。

ただ、ドル円・ユーロドルなどは日足レベルのトレンドが出たとも言えないような状態で、短期売買向きの相場展開が継続しています。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年04月13日
ドル円1時間足チャート2018年04月13日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:106.778

高値:107.423

安値:106.693

終値:107.296

+51.8pips(高値から安値:73.0pips)

ドル/円のレジスタンスライン

107.560

ピンクの点線のライン

107.473

ピンクの点線のライン

107.413

ピンクの点線のライン

107.375

ピンクの極太のライン

107.367

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

107.296

緑の点線のライン

107.240

青の点線のライン

107.169

青の点線のライン

106.927

緑の点線のライン

106.816

青の点線のライン

106.778

青の点線のライン

106.746

青の極太のライン

106.701

青の点線のライン

106.667

青の点線のライン

106.646

緑の点線のライン

106.127

青の点線のライン

105.980

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

4月12日のドル円の日足の形状は、上下共に短めのヒゲがあり、実体がしっかりした感じの陽線となりました。

日足の波は、逆三尊のような形状を形成、ネックラインを上抜けたものの、ネックラインのすぐ上(『106.746』~『107.375』)で小さなレンジを形成しています。

昨日に関しては、レンジの上限ライン『107.375』を辛うじてレジスタンスして引けています。

【1時間足】

4月12日のドル円相場は、寄り付き~欧州時間序盤までは揉み合う展開となっていましたが、欧州時間後半~NY時間にかけて反発、引けにかけて少し値を下げてクローズしています。

一昨日の値動きと正反対の値動きだったと言って良いような値動きであったかと思います。

一昨日の記事昨日の記事で述べたように現在のドル円の状況は、白のボックスの中での値動きとなっています。

このボックスの中で、日足のサポートライン『106.746』から下の青い網掛けのエリアは買いが入りやすいエリア、日足のレジスタンスライン『107.375』から上の赤の網掛けのエリアは買いが入りやすいエリアと考えられ、それぞれのエリアの上には損切りの注文が存在している事が推測されます。

4月12日の相場は、青い網掛けのエリアから反発して、赤い網掛けのエリアまで上昇したという相場であったわけですが、昨日の動画の中で、ピンクの楕円で囲った部分が紫のラインの波のようなダブルボトムを形成するのであれば、ロングするのはアリだというお話をしました。

またその場合、サポレジの分布から少なくとも『107.316』(黄色の楕円の高値)辺りまでは狙えるのではないかという事も併せて申し上げました。

大筋において、昨日の動画でご説明した展開となったのですが、理想的な点かと言えなかった部分として、ピンクの楕円で囲ったダブルボトムのネックラインを上抜けていく際の勢いが強く、プルバックも入らなかった為、エントリーするのであれば飛び乗りをするしかなかったという点が挙げられます。

ダブルトップやダブルボトムのネックライン抜けに限らず、ラインブレイクの際の勢いが強かった場合、飛び乗りをするか見送るかは相場の永遠の課題とするに足るものですが、私はこれについてはベストの回答はないと思っています。

飛び乗りが功を奏する場合もあるでしょうし、逆にヒゲになってやられてしまう事もあると思いますので、これはトレーダーさん個々に定めたルールに従って入っていくしかないと思います。

昨日の場合は、足が固まるまで待ってしまうと入れなかったという事になったのではないかと思いますが、それも相場の一部ですし、そういうルールで取引をしているのであれば、割り切って切り替えていきましょう。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年04月13日
ユーロ円1時間足チャート2018年04月13日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:132.027

高値:132.330

安値:131.794

終値:132.260

+23.3pips(高値から安値:53.6pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

132.490

ピンクの点線のライン

132.326

赤の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

132.042

青の点線のライン

131.903

緑の極太のライン

131.872

青の点線のライン

131.798

青の点線のライン

131.580

緑の点線のライン

131.458

緑の極太のライン

131.437

青の点線のライン

131.190

青の点線のライン

131.163

青の点線のライン

131.059

緑の点線のライン

130.895

青の点線のライン

130.821

緑の点線のライン

130.338

青の点線のライン

130.304

緑の点線のライン

130.255

青の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

4月12日のユーロ円の日足の形状は、やや下ヒゲが長い陽線となりました。

オレンジの波のラス戻り高値ラインであった『131.903』のラインを明確に上抜け、オレンジの波の下落トレンドの形状を崩しています。

また、オレンジの波の下落をピンクの一本の波と考える向きもあり、黄色の水平線はピンクの下落の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

『132.326』ラインは38.2%戻しラインと重なる位置にあり、昨日は『132.326』ラインの少し下での値動きとなっています。

【1時間足】

緑の波・青の波共に安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。

4月10日~11日の値動きの中で、白い波がダブルトップを形成、ネックラインを下抜く(白い楕円の部分)という出来事がありました。

昨日は、白い波のダブルトップのネックライン(白い水平線)の上抜けにチャレンジする展開が続きましたが、昨日は破る事が出来ず、本日に入ってから同ラインを破っています。

売り目線で見れば、通常はネックラインを抜き返されただけで損切りという事にはなりませんが、大きい波が下から上へ向かっている状態の中で打診売りをしている場合には、ネックラインを抜き返された所で撤退しておくという選択肢もあろうかとは思いますが、売り方の損切りがまとまって入っているポイントか?と言えばそうではなく、売り方のまとまった損切りが入っていると想定されるのはダブルトップの山の少し上辺りという認識で良いかと思います。

逆に言えば、買い目線として狙っていくのはあくまでもダブルトップの山の少し上にあると推測される損切りという事になろうかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年04月13日
ユーロドル1時間足チャート2018年04月13日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.23660

高値:1.23790

安値:1.22985

終値:1.23253

-40.7pips(高値から安値:80.5pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.24034

赤の点線のライン

1.23903

赤の点線のライン

1.23859

赤の点線のライン

1.23830

ピンクの点線のライン

1.23751

ピンクの点線のライン

1.23677

ピンクの点線のライン

1.23560

赤の点線のライン

1.23363

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.23059

青の点線のライン

1.23010

緑の点線のライン

1.22976

緑の点線のライン

1.22865

緑の点線のライン

1.22812

緑の点線のライン

1.22664

青の点線のライン

1.22571

緑の点線のライン

1.22382

青の極太のライン

1.22310

青の点線のライン

1.22262

青の点線のライン

1.22146

緑の点線のライン

ユーロ/ドルの解説

【日足】

4月12日のユーロドルの日足の形状は、やや下ヒゲが長い陰線となりました。

俯瞰すれば、レンジの中での値動きであり、状況にあまり大きな変化はないと言えようかと思います。

【1時間足】

青い波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状となっていましたが、昨日の値動きによってラス押し安値ラインを下方にブレイク、方向性に変化が生じています。

・・・とはいえ、日足のレンジの中での値動きである上、レンジのほぼ真ん中程度のレベルでもあり、やりにくい状況に変化はないと言えます。

ユーロドルに関しては、引き続きムリに触らないという事で良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

18:00【ユーロ】2月貿易収支

23:00【米国】4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

--:--【中国】3月貿易収支(人民元)

--:--【中国】3月貿易収支(米ドル)