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武田薬品のシャイアー買収と米国のイラン核合意残留問題、リスクオン?リスクオフ?

更新日時:

5月7日の為替市場では、以下のような材料が出ました。

1. 武田薬品のシャイアー買収

『武田薬品工業はアイルランド製薬大手シャイアーの買収で合意に近付いている』と報じられた事で買収資金フローへの思惑が強まり、ポンド買い・円売りが優勢となりました。

なお、両社は4月に460億ポンドでの買収に暫定合意しており、8日にも正式に発表される模様です。

2. 米国のイラン核合意残留について

トランプ米大統領が、米国がイラン核合意に残留するかどうかについて8日14時(日本時間9日午前3時)に発表するとツイッターで明らかにした事を受けて離脱への警戒感が広がっています。

ドル/円

ドル円日足チャート2018年05月08日
ドル円1時間足チャート2018年05月08日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:109.101

高値:109.389

安値:108.750

終値:109.081

-2.0pips(高値から安値:63.9pips)

ドル/円のレジスタンスライン

109.970

ピンクの点線のライン

109.914

ピンクの点線のライン

109.732

赤の点線のライン

109.576

赤の点線のライン

109.372

ピンクの点線のライン

109.129

ピンクの点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

108.800

青の点線のライン

108.636

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

5月7日のドル円の日足の形状は、上下共にヒゲがある寄り引け同値線のような形状となっています。

オレンジの波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状にあります。

黄色の水平線は、ピンクの下落の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しラインと61.8%戻しラインの中間くらいで頭を押さえられた格好になっています。61.8%戻しラインの近辺には『110.171』・『110.431』というレジスタンスラインが存在しておりましたが、その手前から売られています。

『110.171』・『110.431』といったレジスタンスラインよりも110円のラウンドナンバーの方が意識された結果という事になろうかと思われます。

水平線が錯綜してしまって、若干見にくくなってしまっておりますが、白の水平線は4月3日~5月1日の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

ラウンドナンバー以外の日足のサポートラインは『107.760』までない状態で、『107.760』のラインは50.0%戻しラインと重なるレベルにある為、『107.760』のラインを中心にマークしていくという事で良いかと思います。

【1時間足】

今日はいつもよりも長めの期間が写っているチャート画像を持ってきました。

緑の波は上昇トレンドの形状にありますが、青い波は上昇トレンドの形状を崩しています。

黄色の水平線は、直近の下落の片波(赤い楕円で囲った波)に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻し付近から売られた格好になっていますが、『109.333』というレジスタンスライン付近での値動きを短期足で捉えて売るというトレードはナシではなかったかと思います。

その場合、緑の波が上向きの状態にある中での売りという事になりますので、短期売買前提のトレードという事になります。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年05月08日
ユーロ円1時間足チャート2018年05月08日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:130.419

高値:130.581

安値:129.941

終値:130.050

-36.9pips(高値から安値:64.0pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

132.569

赤の点線のライン

132.497

ピンクの点線のライン

132.193

ピンクの点線のライン

132.096

ピンクの点線のライン

131.963

ピンクの点線のライン

131.635

赤の点線のライン

131.589

ピンクの点線のライン

131.263

赤の点線のライン

131.190

赤の点線のライン

131.163

赤の点線のライン

130.961

ピンクの点線のライン

130.518

ピンクの点線のライン

130.255

赤の極太のライン

130.139

赤の点線のライン

130.009

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

129.854

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

5月7日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲのある陰線となりました。

昨日は『130.255』のサポートライン絡みの値動きとなっておりましたが、『130.255』のサポートラインを終値で下抜けてきています。

次の注目点は、ピンクの下落の片波の直近安値『129.274』を破るかどうか?という事になってきますが、『129.274』を破るという事はピンクの波が高値・安値切り下げの状態になるという事を意味しますので、そういった意味でも注目です。

【1時間足】

今日はいつもよりも長い期間が写っているチャート画像を持ってきました。

昨日の値動きによって、日足の波(オレンジの波)のラス押し安値ライン『130.255』、本日これまでの値動きによって、緑の波のラス押し安値『130.009』を破っています。

これによって、オレンジの波並びに緑の波の方向性に変化が生じています。

日足のパートでも述べたように次の注目ポイントは『129.274』を破るかどうか?という事になってきますので、サポレジをアップデートしながら変に備えられる態勢を整えておきましょう。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年05月08日
ユーロドル1時間足チャート2018年05月08日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.19545

高値:1.19773

安値:1.18967

終値:1.19210

-33.5pips(高値から安値:80.6pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.21355

ピンクの点線のライン

1.20999

ピンクの点線のライン

1.20707

赤の点線のライン

1.20652

赤の点線のライン

1.20298

赤の点線のライン

1.20156

ピンクの点線のライン

1.20005

ピンクの点線のライン

1.19920

ピンクの点線のライン

1.19717

ピンクの点線のライン

1.19345

赤の極太のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.19030

緑の極太のライン

1.18985

青の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

5月7日のユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲのある陰線となりました。

黄色の水平線はピンクの上昇の片波に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

日足のサポートライン『1.19345』・『1.19309』は、フィボナッチリトレースメント61.8%戻しラインと重なるようなレベルにあり、昨日に関しては『1.19345』・『1.19309』絡みの値動きとなっておりましたが、微妙に下抜けてきています。

ただ、その下にあるサポートライン『1.19030』に関してはサポートされており、もう少し経過を見守りたい状態となっています。

【1時間足】

昨日の値動きによって、日足のサポートライン『1.18985』絡みの値動きとなってきています。

本日に関しては、『1.18985』を破るかを見ていくという事になりそうです。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

--:--【中国】4月貿易収支(米ドル)

--:--【中国】4月貿易収支(人民元)

08:30【日本】3月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

10:30【オーストラリア】3月小売売上高(前月比)

14:45【スイス】4月失業率

16:15【米国】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

21:15【カナダ】4月住宅着工件数