ECB要人の強気発言頻発。来週のECB理事会に注目
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6月7日の金融市場は、ECB(欧州中央銀行)が来週の理事会で債券買い入れ策の年内終了を示す可能性があるとの観測が出ていることが材料視されました。
ECBのプラート専務理事が6日に『ECBはインフレが目標に向けて上昇していくことへの自信を深めており、来週の理事会で債券買い入れ策を年内に終了させるかどうか討議すると発言』したことに続き、ECBの債券買い入れ策について、ワイトマン独連銀総裁が『年末までに終了されるとの予想は現実的であると指摘』、クノット・オランダ中銀総裁も『量的緩和策を継続する理由はない』との見解を示しています。
こうした中、米国債利回り、ナスダック総合とS&P総合500は反落しており、世界的な貿易を巡る懸念のほか、新興国市場で売りがリスク材料として意識されています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:110.169
高値:110.213
安値:109.467
終値:109.685
-48.4pips(高値から安値:74.6pips)
ドル/円のレジスタンスライン
110.282
ピンクの点線のライン
110.206
ピンクの点線のライン
110.030
ピンクの点線のライン
109.883
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
109.617
青の点線のライン
109.564
青の点線のライン
109.429
青の点線のライン
109.059
緑の点線のライン
108.937
緑の点線のライン
108.746
青の極太のライン
108.458
青の点線のライン
108.398
青の点線のライン
108.233
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
6月7日のドル円の日足の形状は、気持ち下ヒゲが長めの陰線となりました。
黄色の水平線は、『111.032』~『108.746』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
61.8%戻しラインで頭を押さえられた格好になっていますが、61.8%戻しライン付近には、日足レベルのレジスタンスラインがあるわけではないので、過信は禁物です。
引き続き、青紫の上昇の片波に対する押し目買い VS 『111.032』からの下落に対する戻り売り という構図の中でどのようにポジションを取っていくか?という相場になろうかと思います。
【1時間足】
6月7日のドル円は、赤い楕円の部分でダブルトップを形成、ネックラインを下抜き、ネックラインをまたぐ形で小型のレンジ(白い網掛けのレンジ)を形成、同レンジを下抜いて下落して行っています。
参考ページ:ダブルトップ・ダブルボトムをひたすら狙うだけでも勝ちは積み重なる
現段階ではまだ、青い波が反転したとはいえず・・・というよりも、青い波のラス押し安値をどこと考えるか?という状況であり、売りはまだ時期尚早かというように思えます。
当面は、今後の値動きをよく見て、波をアップデートしていくという事で良いかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:129.697
高値:130.265
安値:129.295
終値:129.410
-28.7pips(高値から安値:97.0pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
130.260
赤の点線のライン
130.149
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
128.910
緑の点線のライン
128.655
緑の点線のライン
127.937
青の点線のライン
127.560
青の点線のライン
126.338
青の点線のライン
126.185
緑の点線のライン
125.482
緑の点線のライン
125.412
青の極太のライン
125.357
緑の極太のライン
124.816
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
6月7日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲの長い陰線となりました。
黄色の水平線は白い波の直近高値『130.096』~白い波の直近安値『125.412』までの下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
61.8%戻しラインの辺りで頭を押さえられた格好になっています。61.8%戻しラインの付近には日足レベルのレジスタンスラインが存在するわけではありませんが、130円のラウンドナンバーが存在しており、こちらが意識された格好になっています。
【1時間足】
6月7日のユーロ円は、NY時間までは上昇傾向、NY時間以降は下落傾向という値動きとなりました。一時、130円台に乗せる場面もありましたが、129円台で引けています。
波の反転は起こっておらず、根気よく波をアップデートして行くという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17727
高値:1.18390
安値:1.17717
終値:1.17971
+24.4pips(高値から安値:67.3pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18492
赤の極太のライン
1.18465
ピンクの点線のライン
1.18329
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17384
緑の点線のライン
1.17366
緑の点線のライン
1.16651
青の点線のライン
1.16477
青の点線のライン
1.16365
緑の点線のライン
1.16101
青の点線のライン
1.15377
青の極太のライン
1.15256
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
6月7日のユーロドルの日足の形状は、上ヒゲの長い陽線となりました。
黄色の水平線は、『1.23784』~『1.15377』までの下落に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
現在は、23.6%戻しラインと38.2%戻しラインの中間辺りでの値動きとなっており、38.2%戻しラインと重なるレベルには『1.18492』のレジスタンスラインが存在しています。
【1時間足】
6月7日のユーロドルは、NY時間までは上昇傾向、NY時間以降は下落傾向という値動きとなりました。
日足のレジスタンスライン『1.18492』付近での値動きとなりましたが、昨日に関しては届かずに反落しています。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:--【中国】5月貿易収支(米ドル)
--:--【中国】5月貿易収支(人民元)
08:50【日本】4月国際収支・貿易収支
08:50【日本】1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
08:50【日本】1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)
08:50【日本】4月国際収支・経常収支
14:00【日本】5月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
14:00【日本】5月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI
21:15【カナダ】5月住宅着工件数
21:30【カナダ】1-3月期四半期設備稼働率
21:30【カナダ】5月新規雇用者数
21:30【カナダ】5月失業率
23:00【米国】4月卸売売上高(前月比)
23:00【米国】4月卸売在庫(前月比)