FXで何やっても勝てなくて、やったコト

日銀金融政策決定会合とFOMCで市場は様子見姿勢

更新日時:

7月30日の金融市場は、ユーロ高、株安、国債利回りはほぼ横ばい、金も横ばいとなりました。

昨日から日銀の金融政策決定会合、本日からFOMCが開催されるという事で、様子見ムードという事になろうかと思います。

イベント通貨までは様子見姿勢という事で良いように思います。

ドル円

ドル円日足チャート2018年07月31日
ドル円1時間足チャート2018年07月31日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル円の値動き

始値:110.930

高値:111.158

安値:110.884

終値:110.991

+6.1pips(高値から安値:27.4pips)

ドル円の解説

【日足】

7月30日のドル円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、やや上ヒゲが長い感じの小陽線となりました。

黄色の水平線は『108.746』~『112.852』迄の上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

現在のレベルは、50.0%戻し(110.799)ラインのやや手前での値動きとなっています。

この付近で生きているサポートラインは、76.4%戻しライン(109.715)と重なるレベルにある『109.733』迄ない為、ただ○○%戻しだという理由だけで逆張りと言ったようなトレードは運否天賦に過ぎると思いますので、そういったトレードをする場合にはいつも以上に損切りをしっかりするようにしましょう。

上方向に目を転じれば、一旦頭を押さえられた『113.128』~『113.541』の抵抗帯が注目されて来るレベルという事になろうかと思われます。

オレンジの水平線は『104.639』~『112.852』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しラインと重なるレベルに『108.746』、61.8%戻しラインと重なるレベルに『107.760』というサポートラインが存在しており、この辺りが注目されてくるラインという事になろうかと思われます。

特に『108.746』はオレンジの波のラス押し安値ラインでもあり、注意して見ておく必要性があります。

【1時間足】

日足のパートで示した日足レベルのサポレジに絡むレベルでの値動きではないという意味で、やや中途半端感のあるレベルでの値動きとなっています。

青の波は戻りが浅い感があり、今後の展開次第では違う描き方もあり得るのではないかという気がしていますが、その辺りについては臨機応変に折を見て修正という事で良いかと思います。

短期売買をやる人は特に柔軟に構えましょう。

今日で7月も終わり、雇用統計が通過すると本格的な夏枯れという事になってくると思います。

夏季休暇で参加者が減ってくるとあまり大した事でなくても、殊の外、大きな値動きが発生する事もありますので、夏季休暇に入るという人はポジションを閉じるか枚数を減らしてから休暇に入るようにしましょう。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2018年07月31日
ユーロ円1時間足チャート2018年07月31日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:129.278

高値:130.062

安値:129.262

終値:129.933

+65.5pips(高値から安値:80.0pips)

ユーロ/円の解説

【日足】

7月30日のユーロ円の日足の形状は、上ヒゲはあるものの実体がしっかりした感じの陽線となりました。

黄色の水平線は『137.176』~『125.412』迄の下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しライン(131.294)の少し上から売りが入って押してきている状態にあります。

オレンジ色の波は高値・安値切り下げの下落トレンド、白い波は安値・高値切り上げの上昇トレンドの形状になっています。

昨日は反発したわけですが、日足レベルのサポートラインに支えられての反発ではないので、その点は頭の片隅に入れておきましょう。

【1時間足】

1時間足で見ていくと特に短期の波が描きにくい状態にあり、戻りと捉えていいのか悪いのか何とも言えない上下動が散見されます。

昨日の値動きによって、まとまった戻しが入ったような形になっています。

こういったケースで一番厄介なのが、ラス戻り高値の誤認によるトレンド転換の判断ミスという事になりますので、常に『誤認しているかもしれない』可能性を頭にいれながら、損切りがついてしまった場合にどういう行動を取るかまで想定しておきましょう。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2018年07月31日
ユーロドル1時間足チャート2018年07月31日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.16558

高値:1.17180

安値:1.16473

終値:1.17026

+46.8pips(高値から安値:70.7pips)

ユーロ/ドルの解説

【日足】

7月30日のユーロドルの日足の形状は、上ヒゲはあるものの、実体がしっかりした感じの陽線となりました。

『1.15377』~『1.17971』のレンジの中での値動きが継続しており、引き続きレンジをどちらへ抜けていくかを見ていくという状況が継続しています。

【1時間足】

日足のレンジ中での値動きが継続しており、波も描きにくい状況ですので、今は無暗に手を出さないという事で良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

--:--【日本】日銀展望レポート

--:--【日本】日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表

--:--【米国】米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目

07:45【ニュージーランド】6月住宅建設許可件数(前月比)

08:01【英国】7月GFK消費者信頼感調査

08:30【日本】6月有効求人倍率

08:30【日本】6月失業率

08:50【日本】6月鉱工業生産・速報値(前月比)

10:00【ニュージーランド】7月NBNZ企業信頼感

10:00【中国】7月製造業購買担当者景気指数(PMI)

10:30【オーストラリア】6月住宅建設許可件数 (前月比)

14:00【日本】7月消費者態度指数・一般世帯

14:00【日本】6月新設住宅着工戸数(前年同月比)

15:30【日本】黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

18:00【ユーロ】7月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)

18:00【ユーロ】4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)

18:00【ユーロ】4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)

18:00【ユーロ】6月失業率

19:00【日本】外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

21:00【南アフリカ】6月貿易収支

21:30【米国】6月個人所得(前月比)

21:30【米国】6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)

21:30【米国】4-6月期四半期雇用コスト指数(前期比)

21:30【米国】6月個人消費支出(PCE)(前月比)

21:30【カナダ】5月月次国内総生産(GDP)(前月比)

21:30【カナダ】6月鉱工業製品価格(前月比)

21:30【カナダ】6月原料価格指数(前月比)

22:00【米国】5月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

22:00【米国】5月ケース・シラー米住宅価格指数

22:45【米国】7月シカゴ購買部協会景気指数

23:00【米国】7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)