人民元安定化受けユーロ買い
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8月7日の金融市場は、株高・ユーロ高となりました。
中国人民銀行(中央銀行)が前週3日、人民元相場の安定化に向けて市中銀行に義務付ける為替フォワード取引の準備金要件を6日から20%に引き上げる方針を発表した事が材料となっています。
ドル円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル円の値動き
始値:111.397
高値:111.471
安値:110.985
終値:111.366
-3.1pips(高値から安値:48.6pips)
ドル円の解説
【日足】
8月7日のドル円の日足の形状は、下ヒゲが長くほぼ実体がない小陰線となりました。
黄色の水平線は『108.746』~『112.852』迄の上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたもので、50.0%戻しライン付近から反発したものの上がり切らずかと言って下がり切らずという状態になっています。
【1時間足】
黄色の水平線は『110.668』~『112.128』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
昨日の値動きは直近安値を切り下げ、76.4%戻しライン付近から反発した格好になっています。
青の上昇の片波(『110.668』~『112.128』迄の上昇)に対して押し目買いをしたいと考えている人は、白い波は高値・安値切り下げの上昇トレンドの形状が崩れていない事から、買いは時期尚早という事並びに76.4%戻しラインまで押したという事は押しとしては深い押しが入ったという事を理解しておく必要性があります。
ユーロ円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ円の値動き
始値:128.695
高値:129.220
安値:128.582
終値:129.167
+47.2pips(高値から安値:63.8pips)
ユーロ円の解説
【日足】
8月7日のユーロ円の日足の形状は、上下共に短いヒゲはあるものの、実体がしっかりした感じの陽線となりました。
黄色の水平線は『127.355』~『131.604』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
『129.278』と『128.484』に挟まれたエリアでの値動きとなっています。
【1時間足】
重複となりますが、日足のサポレジ(『129.278』と『128.484』)に挟まれたエリアでの値動きとなっています。
これをどちらに抜けていくかを見ていくという事で良いかと思いますが、1時間足レベルでは短期の波形が書きにくいため、そういう面での難しさはあり、細かすぎる波に捉われ過ぎてしまうと細かい損切りを繰り返してしまうという事も起こり得ますので、その点の注意は必要です。
ユーロドル
日足
1時間足
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ユーロドルの値動き
始値:1.15517
高値:1.16074
安値:1.15491
終値:1.15973
+45.6pips(高値から安値:58.3pips)
ユーロドルの解説
【日足】
8月7日のユーロドルの日足の形状は、上下共に短いヒゲはあるものの、実体がしっかりした感じの陽線となりました。
『1.15377』~『1.17971』のレンジの中での値動きが継続しており、下限ラインから小反発した格好になっています。
【1時間足】
重複となりますが、日足のレンジの下限ライン付近での値動きとなっておりますので、抜けるか?跳ね返すを見ていくという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
--:--【中国】7月貿易収支(米ドル)
--:--【中国】7月貿易収支(人民元)
08:50【日本】6月国際収支・経常収支
08:50【日本】6月国際収支・貿易収支
10:30【オーストラリア】6月住宅ローン件数(前月比)
14:00【日本】7月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI
14:00【日本】7月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
20:00【米国】MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:30【カナダ】6月住宅建設許可件数(前月比)