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米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意

更新日時:

8月27日の金融市場は、株高・国債利回り上昇、為替はユーロ高となりました。

米国とメキシコが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議で合意に達したとの発表されたことが材料視されています。

米国とメキシコは争点だった自動車の原産地規則などで合意。カナダとの協議も近く再開される見通しとなっています。

ドル円

ドル円日足チャート2018年08月28日
ドル円1時間足チャート2018年08月28日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル円の値動き

始値:111.314

高値:111.340

安値:110.929

終値:111.064

-25.0pips(高値から安値:41.1pips)

ドル円の解説

【日足】

8月27日のドル円の日足の形状は、実体に比べてやや長めの下ヒゲのある陰線となりました。

黄色の水平線は、『112.852』~『110.058』迄の下落に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しライン付近から小幅に売られた格好になっていますが、50.0%戻しライン付近には日足レベルのレジスタンスラインは存在しておらず(※1時間足レベルのレジスタンスラインはある)、日足レベルのオレンジの波は上向きの形状を維持しています。

買い方・売り方双方の狙いをざっくりと分ければ、買い方は赤い楕円で囲った上昇に対する押し目買い狙い、売り方は青い楕円で囲った下落に対する戻り売り狙いという事になろうかと思います。

どちらの狙いが正解で、どちらの狙いが不正解という事はないのですが、時が経つにつれてどちらかが失敗したという結果が必ず出ますので、その時の損切りをしっかり仕留められるように準備しましょう。

【1時間足】

昨日に関しては、波形や値動き自体を見る限りではやりにくいような感じの値動きとなっています。

見ようによっては、ピンクのラインで描いたようなダブルボトムに見えなくもないという事は言え、この記事を書いている現時点においてはネックラインの下抜けにチャレンジしているような状況となっています。

これをダブルボトムと認識するかどうか?はともかくとして、そう見ている人もいくらかは居そうという事は言え、その前提の中で買いが入りやすそうなレベルはネックライン付近と足の先端という事になります。

損切りが入っていそうなレベルは足の先端の少し下という事という事になろうかと思いますので、短期売買をするのであれば、そういった構図の中で仕掛け所を模索するという事で良いかと思います。

ユーロ円

ユーロ円日足チャート2018年08月28日
ユーロ円1時間足チャート2018年08月28日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ円の値動き

始値:129.283

高値:129.825

安値:128.781

終値:129.697

+41.4pips(高値から安値:104.4pips)

ユーロ円の解説

【日足】

8月27日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、下ヒゲが長めの陽線となりました。これで5連騰という事になります。

オレンジの波の直近安値『125.412』の下抜けに失敗して、反発した格好になっており、オレンジの波がダブルボトムになる可能性が出てきています。

その場合のネックラインは『131.604』であり、その手前に『130.765』というレジスタンスラインが存在しています。

オレンジの波がダブルボトムを形成、ネックラインを上抜くというような事になれば、今年の2月から始まったオレンジの波の下落トレンドの方向性に変化が生じるという事になります。

【1時間足】

比較的一方的な値動きが継続しています。

昨日に関しては、128後半から押し目買いが入って上昇して行った格好になっています。小さな押しが入って上昇という値動きが続いていますが、仕掛け所という意味では仕掛けにくかったように思います。

ユーロドル

ユーロドル日足チャート2018年08月28日
ユーロドル1時間足チャート2018年08月28日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロドルの値動き

始値:1.16148

高値:1.16929

安値:1.15937

終値:1.16769

+62.1pips(高値から安値:99.2pips)

ユーロドルの解説

【日足】

8月27日のユーロドルの日足の形状は、上下共に短いヒゲがあり、実体がしっかりした感じの陽線となりました。

白の網掛けを下方にブレイクしたものの、『1.13416』のサポートラインにあたって反発、白の網掛けのレンジの下限では止まらずに上限ラインを目指す展開となっています。

レンジの部分の波形をどう捉えるかという問題はありますが、レンジの上限をラス戻り高値と考えるのであればオレンジの波を崩す可能性もあります。

そういう意味で、『1.17971』の上あたりには損切りが入っている可能性がありそうですので、注目のラインという事になりそうです。

【1時間足】

浅めの押しが入りながらの上昇という格好ですが、短期売買をする場合の狙い所としては、赤い楕円の部分の高値・安値切り下げの下落トレンドを崩し、初押しが入ったピンク楕円の部分を分足を使って折り返しを見て買っていくというトレードが考えられました。

各自、5分足辺りをみて仕掛け所を考えてみて下さい。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

17:00【ユーロ】7月マネーサプライM3(前年同月比)

22:00【米国】6月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

22:00【米国】6月ケース・シラー米住宅価格指数

23:00【米国】8月リッチモンド連銀製造業指数

23:00【米国】8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)