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NAFTA再交渉を巡る米国とカナダ の2国間協議合意持ち越し

更新日時:

先週末金曜日8月31日の金融市場は、株価は小幅上昇、米国債利回り上昇、為替はドル高となりました。

主な材料としては、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る米国とカナダの2国間協議が31日、合意のないまま終了、9月5日に協議再開となった事などが挙げられます。

ドル円

ドル円日足チャート2018年09月03日
ドル円1時間足チャート2018年09月03日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル円の値動き

始値:110.957

高値:111.130

安値:110.678

終値:111.092

+13.5pips(高値から安値:45.2pips)

ドル円の解説

【日足】

8月31日のドル円の日足の形状は、実体に比べてやや長めの下ヒゲのある陽線となりました。

直近の日足の波を細かめに見ていくと紫の波のように表す事が出来、紫の波の下落トレンドを崩していますが、『111.793』で頭を抑えられて反落、紫の波の旧ラス戻り高値(紫の水平線)がサポレジ転換せず、紫の水平線の下側へ押し戻されてきています。

赤の楕円で囲ったオレンジの上昇の片波に対する押し目買いを狙っていた層の人にとっては押し目買いを狙うタイミングであったと言えますが、村s会の下落トレンドを一本の下落の片波として見た(黄色のライン)に対する戻り売りに押されている格好になっています。

ざっくりと 『111.793からの戻り売り』 VS 『110.058からの押し目買い』 と言った構図と見て良いかと思いますが、もう少し時間が経てばこの構図に決着が着く時が訪れると思いますので、その際に負けてしまった勢力の損切りをウマく利用して行きましょう。

【1時間足】

画像の尺の問題で、左端が切れてしまっていますが、黄色の水平線は、『109.847』~『111.787』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

50.0%戻しライン付近で一旦反発したものの、上がり切らずに再度下がってきています。

日足のチャートを見ればわかる通り、この付近には日足レベルのサポートラインは存在しておらず、1時間足レベルのサポートラインが断続的に存在しています。

買いを考えている人は、その辺りを頭に入れて仕掛けと撤退を考慮する必要性があります。

ユーロ円

ユーロ円日足チャート2018年09月03日
ユーロ円1時間足チャート2018年09月03日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ円の値動き

始値:129.487

高値:129.828

安値:128.546

終値:128.940

-54.7pips(高値から安値:128.2pips)

ユーロ円の解説

【日足】

8月31日のユーロ円の日足の形状は、上下共に長めのヒゲがある陰線となりました。2日続落となっています。

8月16日前後から非常に強い勢いで上昇してきましたが、『130.765』のレジスタンスラインに当たって反落という格好になっています。

上昇の勢いが強く、一方的な値動きであったため、『125.585』~『130.765』の間には日足レベルのサポートラインが生成されなかった格好になっています。

【1時間足】

黄色の水平線は、『124.913』~『130.811』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

日足のパートで述べたようにこの付近には日足のサポートラインが存在しておらず、1時間足レベルのサポートラインが数本あるという状況になっていますが、50.0%戻しライン付近に存在している『127.875』といった所は注目されてくる可能性があります。

押し目買いをしたいと思っている人は、安易な逆張りはせずに折り返しを見極めて入るように心掛けていきましょう。

ユーロドル

ユーロドル日足チャート2018年09月03日
ユーロドル1時間足チャート2018年09月03日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロドルの値動き

始値:1.16699

高値:1.16895

安値:1.15838

終値:1.16019

-68.0pips(高値から安値:105.7pips)

ユーロドルの解説

【日足】

8月31日のユーロドルの日足の形状は、上下共に短いヒゲがあり、実体がしっかりした感じの陽線となりました。

『1.17489』のレジスタンスラインの手前から反落した格好になっています。

【1時間足】

黄色の水平線は、『1.13016』~『1.17305』迄の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

結構落ちてきた感じがしますが、割合で見るとそこまで大きくないという状況で、50.0%戻しランを挟む感じで『1.15330』『1.15033』というサポートラインが存在しています。

そういったラインまではまだ距離がありますが、ガマンしきれずに何もないようなところで仕掛けてしまうような事だけは避けましょう。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

--:--【米国】休場

--:--【カナダ】休場

08:50【日本】4-6月期四半期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額(前年同期比)

10:30【オーストラリア】7月小売売上高(前月比)

10:45【中国】8月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)

14:40【日本】黒田東彦日銀総裁、発言

16:15【スイス】7月実質小売売上高(前年同月比)

16:30【スイス】8月SVME購買部協会景気指数

17:00【ユーロ】8月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:30【英国】8月製造業購買担当者景気指数(PMI)