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ドラギ総裁、来年夏にかけて金利を現在の低水準にとどめるとの確約も再表明

更新日時:

9月24日の金融市場は、株価はマチマチ、米国債利回りは低下、為替は円安となりました。

ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が、ユーロ圏の基調的なインフレの加速は「比較的旺盛」とし、賃金の伸びや経済成長は継続すると自信を示した上で、ECBが「来年夏にかけて」金利を現在の低水準にとどめるとの確約も再表明した事、ローゼンスタイン米司法副長官が辞意を表明するとの報道が材料視されています。

ドル円

ドル円日足チャート2018年09月25日
ドル円1時間足チャート2018年09月25日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル円の値動き

始値:112.427

高値:112.832

安値:112.399

終値:112.766

+33.9pips(高値から安値:43.3pips)

ドル円の解説

【日足】

9月24日のドル円の日足の形状は、上下共に短いヒゲがある陽線となりました。

この所の上昇によって、オレンジの波の前回高値ライン『112.852』が近づいてきました。

『112.852』を上抜け、オレンジの波の上昇トレンドが継続していくか?『112.852』で上昇を止め、ダブルトップとなるか?という局面となっています。

どちらになるか?に賭けて仕掛ける事は投資ではなくギャンブルという事になりますので、どちらになったかを確認してから仕掛けるタイミングを探っても遅くありません。

今はどちらになるかに賭ける時ではなく今後の展開がどうなるかによって、どういったシナリオが考えられるかを熟考する時ですので、よくよくシナリオを考えてそれに合致した時にスマートに仕掛けるようにしましょう。

【1時間足】

日足のレジスタンスライン『112.852』付近で頭を押さえられる格好になっています。

『112.852』を抜けないというような事があれば、形状としては白い楕円の部分でダブルトップを形成する可能性があります。

そうなった場合のネックラインは『112.427』青い波のラス押し安値は『112.104』という事になります。

従って、『112.427』~『112.104』の辺りは買いが入りやすいエリアと言え、『112.104』を破った場合には買い方の損切りがまとまって発火する可能性があります。

『112.427』~『112.104』のゾーンを中心に見ていくという事で良いかと思います。

ユーロ円

ユーロ円日足チャート2018年09月25日
ユーロ円1時間足チャート2018年09月25日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ円の値動き

始値:132.030

高値:133.061

安値:131.893

終値:132.474

+44.4pips(高値から安値:116.8pips)

ユーロ円の解説

【日足】

9月24日のユーロ円の日足の形状は、上下共にヒゲがあり、上ヒゲが長めの陽線となっています。

オレンジの波がダブルボトムとなり、ネックラインであった『131.604』を上抜いていますが、オレンジの波のラス戻り高値ライン『133.096』の付近で頭を押さえられています。

当面は・・・

1. 『133.096』を上抜く事が出来るかどうか?

2. 下がってきた時にネックラインであった『131.604』がサポレジ転換するか?

を見ながら、仕掛け所を探っていくという事になりそうです。

【1時間足】

日足のレジスタンスライン『133.096』と日足のサポートライン『131.604』に挟まれたエリアでの値動きになっています。

下方向には、『131.604』以外にもサポートラインが断続的に存在していますので、落ちて来る事があれば1時間足レベルの波をしっかりと見てタイミングを計りましょう。

逆に売る場合には、下がってきてから売ると日足レベルのサポートラインからの買いにやられてしまう可能性がありますので、慎重さが求められます。

ユーロドル

ユーロドル日足チャート2018年09月25日
ユーロドル1時間足チャート2018年09月25日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロドルの値動き

始値:1.17433

高値:1.18143

安値:1.17233

終値:1.17459

+2.6pips(高値から安値:91.0pips)

ユーロドルの解説

【日足】

9月24日のユーロドルの日足の形状は、上下共にヒゲがあり、上ヒゲが長く実体がほぼない寄り引け同値線のような形状となりました。

日足のレジスタンスライン『1.17971』に頭を押さえられ、『1.17057』と『1.17971』の間に入り込んでいます。

【1時間足】

昨日のユーロドルの値動きは、欧州時間から上昇の流れとなりましたが、引けにかけて売られ終わってみれば寄り付きとあまり変わらないレベルで引けています。

1時間足がダブルトップになる可能性があり、まずはネックラインを下抜いてくるかを見ていくという事になろうかと思われます。