FXで何やっても勝てなくて、やったコト

パウエル議長『米経済は際立って良好』、利上げ継続の必要性を指摘

更新日時:

10月3日の金融市場は、株価は日米ともにマチマチ、為替は円安・ドル高、米国債利回りは上昇、米10年債利回りは2011年以来の高水準を付けています。

一連の米経済指標が堅調だったことや、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長が参加した会合の中で、米経済は『際立って良好』と述べ利上げ継続の必要性を指摘したことが背景となっています。

ドル円

ドル円日足チャート2018年10月04日
ドル円1時間足チャート2018年10月04日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル円の値動き

始値:113.618

高値:114.535

安値:113.515

終値:114.525

+90.7pips(高値から安値:102.0pips)

ドル円の解説

【日足】

昨日の上昇によって、長期的な視点に多少の動きがあったので今日は長めの期間が写っているチャート画像を持ってきました。

ドル円は、白い網掛けのレンジの中での値動きとなっていましたが、赤の楕円の部分で一旦はレンジを下方にブレイクしています。

しかし、これが一種のダマシとなって旧レンジの内側へ回帰、その後も上げ続けて昨日ついに旧レンジの上辺をブレイクしてきました。

この間の値動きをやや強引に波として描いてみるとピンクのラインのような波を描く事が出来ますが、ラス戻り高値をブレイクしたと見る事も出来ようかという波形となっています。

これより上は『115.073』にレジスタンスラインが存在しており、115円のラウンドナンバーとも重なるレベルにもあるという事で売り方にとっては最終防衛線的なラインとなるのかな?というように思います。

【1時間足】

日足のサポートライン『113.541』の付近から押し目買いが入って上昇して行った格好になっています。

短期売買をしている人はこの辺りの値動きを5分足辺りで見てみると入りやすいポイントが見つかりますので、各自5分足を見て入り所を探ってみて下さい。

ユーロ円

ユーロ円日足チャート2018年10月04日
ユーロ円1時間足チャート2018年10月04日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ円の値動き

始値:131.158

高値:131.965

安値:130.957

終値:131.433

+27.5pips(高値から安値:100.8pips)

ユーロ円の解説

【日足】

オレンジの波の下落トレンドを崩した動き(赤い楕円の部分の上昇)に対する押し目買いが入るのか?入るとすれば何処か?に注目していくフェイズという事になろうかという状況の中で、『130.830』でサポートされたかのような格好になっているものの、昨日に関しては上ヒゲの長い足が出るなどスッキリしない感じの値動きとなっています。

黄色の水平線は赤い楕円の部分の上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

23.6%戻しライン付近~61.8%戻しライン付近には、『130.830』・『129.688』・『128.208』と断続的サポートラインが存在しています。

引き続きこういったサポートラインを中心にマークしながら、日中足レベルでの波の折り返しを注意深く見ていくという事で良いかと思います。

【1時間足】

昨日の値動きは、上げ切らずかと言って下がるわけでもなくと言った何とも微妙な値動きとなりました。

1時間足レベルの波をどう描くかについて、多少迷いのある状態ではあるのですが、波が反転したとは言えない状態にはあると思いますので、逆張りでバチンと入るという以外で買うのは少し早いように思います。

ユーロドル

ユーロドル日足チャート2018年10月04日
ユーロドル1時間足チャート2018年10月04日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロドルの値動き

始値:1.15435

高値:1.15929

安値:1.14636

終値:1.14755

-68.0pips(高値から安値:129.3pips)

ユーロドルの解説

【日足】

『1.15477』・『1.15354』と言ったサポートラインを破るか?に注目という状態でしたが、明確に下抜けてきました。

日足のオレンジの波目線で見ると下落の流れは崩せずという格好になっています。

【1時間足】

日足のサポートライン『1.15477』・『1.15354』を破って下落継続中と言った格好になっています。