ドル円は3月レンジの上辺付近まで下落。サポレジ転換あるか?
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4月8日の金融市場はドル円は下落、日経平均は横ばいとなっています。
ドル円の値動き(2021年4月8日)
始値:109.824
高値:109.896
安値:108.993
終値:109.236
-58.8pips(高値から安値:90.3pips)
ドル円日足の環境認識(2021年4月9日)
長期的な目線ではオレンジのボックスで囲んだ片波の中での値動きとなっています。上下にヒゲはありますが、終値ベースでは「111.278」~「102.263」の値動きという事になります。
直近のドル円の値動きは安値・高値切り上げの上昇トレンドの波形(緑の楕円の部分)となってきており、この上昇に対して引いたトレンドラインが紫のトレンドラインとなります。
2021年4月09日寄り付きの段階では、緑の楕円で囲った部分の上昇トレンドの形状(安値・高値切り上げの形状)が継続しており、日足のサポートライン「109.128」付近での値動きとなっています。
日足のサポートライン「109.128」は、三月上旬~三月下旬にかけて形成されていた日足レベルのレンジ(赤の四角のレンジ)「108.329」~「109.128」の上辺のラインであり、これがサポレジ転換するか?に注目です。
ドル円の1時間足分析(2021年4月9日)
ドル円1時間足チャートの形状は、高値・安値切り下げの下落トレンドの形状になっています。
赤い網掛けのレンジを下方にブレイクした勢いをかって下落してきた流れになっていますが、プルバックが赤いレンジの下辺ラインでは止まらずにその少し上から落ちてきたりしているので、見た感じよりも難しい形状と言えようかと思います。
日足のパートでも述べたように日足のサポートライン「109.128」で反発するか?抜けるかを見て行く事になりますが、「109.128」は日足のサポートラインですので、抜けたかどうかの判断は日足の終値で判断する必要性があります。
1時間足レベルでの判断ポイントとしては、1時間足レベルの波の反転を見て行くという事になります。