FXで何やっても勝てなくて、やったコト

3通貨ペアとも方向感が出たとは言えない。慎重なポジションメイクを~2016年09月13日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160914-01

エントリーポイントについて

上の画像は、2016年09月13日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

昨日の記事で長期波形の安値のラインを下抜けずに短期波形が向きを変えるようだと長期波形の方向性に変化が生じる可能性が出てくると書いたのですが、そのような展開となりました。

チャート画像白い楕円の部分で逆三尊のような形状を形成しています。『CP1』の時点で、青いラインで引いた短期波形の『高値・安値共に切り下げる』流れが終わっています。画像の尺の問題で左が切れてしまっていますが、この時点で同時にオレンジ色の長期波形も『高値・安値共に切り下げる』流れが終わった事を意味しています。

この事から、この時点で売りは一旦停止、全てのショートポジションを決済する必要性があります。

だからと言って、長期的目線では即座に買い目線と言うわけではないのですが、打診買いを仕掛けても良いタイミングにはなります。ロングを仕掛けるタイミングとしては、『EP1』のタイミングが考えられました。

このタイミングは、ネックラインを一旦上方にブレイクしたものの押しが入って再ブレイクしたタイミングでのエントリーとなりますので、セオリー通りと言えばセオリー通りのエントリーになりますので、比較的入り易かったのではないかと思います。

本日について

ドル円1時間足20160914-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

『安値1』→『安値2』とオレンジ色のラインで引いた長期波形の安値が切り上がっています。『高値1』も切り上げれば、完全に上目線になりますが、ここを切り上げきれずに下がって来てしまうと方向感のない状態になってしまいます。

そういう意味で『102.980』のライン・・・というよりも103と考えた方が良いかも知れませんが、このラインの上で定着できるかどうかという点に注目する必要があります。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160914-01

上の画像は、2016年09月13日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

昨日の記事で長期波形の安値のラインを下抜けずに短期波形が向きを変えるようだと長期波形の方向性に変化が生じる可能性が出てくると書いたのですが、そのような展開となりました。

まず、『CP1』の時点において、青いラインで引いた短期波形の前回高値を切り上げ、短期波形の『高値・安値共に切り下げる』と言う流れが終了しています。画像の尺の問題で左側が切れていますが、この時同時にオレンジ色のラインで引いた長期波形も『安値を切り下げなかった』という事で、下目線では無くなっています。

この時点で、ショートポジションを保有していた場合には、全てエグジットする必要性があります。

かと言って、即座に買い目線になるわけではないのですが、打診買いを仕掛けても良いタイミングではあります。打診買いを仕掛けるのであれば、『EP1』のタイミングでのエントリーが考えられました。

このタイミングは、逆三尊の左側の谷に引いたラインで跳ね返った所を買って行く形になります。昨日はドル円とユーロ円が同じような動きをしましたが、ユーロ円の方が入り易かったかと思えます。

本日について

ユーロ円1時間足20160914-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

長期波形は『W』のような形を描いている事が見て取れます。俯瞰すれば、ジャクソンホール公演前のレンジの上限であった『113.913』のラインを二回試したという形になっていますが、『115.686』のラインを上抜けて行かない限り、完全に上目線と言うわけでもないので、油断は禁物です。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160914-01

上の画像は、2016年09月13日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

非常に方向感のない値動きとなりました。やりようのない相場であったかと思いますので、触らないという事で良かったと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160914-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

俯瞰してみると三尊のような価値に見えなくもないのですが、方向感のない状態が引き続き継続していますので、方向感が出るまで触らないという事で良いかと思います。