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9月はどの通貨ペアが分かりやすい形状か?通貨ペア選びから始めよう~2016年09月01日エントリーポイントの解説~

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ドル/円の解説

ドル円1時間足20160902-01

エントリーポイントについて

上の画像は、2016年09月01日のドル/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形としてお話を進めて行きます。

昨日の記事で、休んでしまっても良いのではないか?みたいな事を書いたのですが、結果的にはその通りの相場となりました。

エントリーのポイントとしては、『TL1』を上抜けて、『103.474』のラインまで戻ってきたタイミング(『EP1』)でのエントリーが考えられました。

『EP1』でロングのエントリーが出来れば、最大50pips程の含み益が乗る瞬間のあったトレードとなったかと思いますが、その後の指標発表で反落、建値以上に下がって来てしまっているので、良い所で利食えないと建値~微益となってしまった可能性も有ろうかと思います。

私は、昨日については新規のエントリーはせず、残っていたロングポジションを利食うタイミングを探っているような感じでしたが、指標で『103.474』まで落ちてきた所で利食い、雇用統計を前にポジションをスクエアに戻しました。

欲を言えば、104近辺で利食えたら良かったのでしょうが、もう少し上がるかな?と言う欲があったので、その欲の分だけ下で利食う形になってしまったかと思います。

本日について

ドル円1時間足20160902-02

上の画像はドル/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

昨日終盤の下落によって、オレンジ色の線で描いた長期波形の直近安値近辺まで反落してきています。

雇用統計の結果いかんによっては、長期波形の形が崩れる可能性もあり、注意が必要です。今週は、アメリカの利上げ期待で上げてきた相場でしたが、雇用統計によって流れが変わる可能性も有りますので、方向性を決め付けず、中立的な目線で雇用統計の結果を見たいと思います。

毎月、この時期になると同じような事を書いていますが、イベントの前にポジションを仕込んでおく事はやめましょう。

発表後に仕掛ける事は時と場合でアリかとは思いますが、来週以降、方向性を見極めてからポジションを取って行っても遅くありませんので、今日は休んでしまっても良いかと思います。

ユーロ/円の解説

ユーロ円1時間足20160902-01

上の画像は、2016年09月01日のユーロ/円1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

エントリーポイントとしては、青で描いた短期波形が『N字』となり、直近高値レベルまで戻されてきた『EP1』でのロングが考えられました。ただ、ここでロングした場合、上げ切らずに下がって来てしまっているので、微益撤退となった公算が高かったように思われます。

チャート画像の楕円の部分を見ると押しの形状がきれいな『N字』になっている事が分かると思います。押し安値の近辺にはサポートも存在しているので、押し安値近辺で買って行く事も不可能ではないと言えますが、押しの形状がきれいなN字の場合、どちらかと言うとブレイクを取りに行く形になる方が多いと思います。

結果、プルバックを待ってから入って上げ切らないという事も割とよくあるパターンですが、私は押しの形状がきれいなN字の場合、押し安値近辺で入れなかった場合はブレイクは見送る事にしています。押しの形状と言うのは色々なパターンがありますが、メイントレンドが上昇トレンドであれば、短期波形が一旦、下向きの波形になって、切り下げラインが引ける形状となってから切り返してきたような場合に切り下げラインの上方ブレイクを狙うようにしています。

これは何故かと言うと、ひとつにはタイミングが取り易いという事、もうひとつはしっかりした押しが入ってからの方が値幅が出やすいという理由でそうしています。

飛び乗って勝つというのは、思ったより難しいので、飛び乗りになりがちなきれいなN字の押しは注意が必要です。

本日について

ユーロ円1時間足20160902-02

上の画像はユーロ/円1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

引き続き、高値・安値共に切り上げる流れが継続しています。

基本的には、押し目買いを継続して行くという事で良いと思いますが、本日は雇用統計があるので様子見という事で良いかと思います。

ユーロ/ドルの解説

ユーロドル1時間足20160902-01

上の画像は、2016年09月01日のユーロ/ドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。チャート画像オレンジの波形を長期波形、青い波形を短期波形として、お話を進めて行きます。

エントリーポイントについて

エントリーポイントとしては、レンジをブレイクした『EP1』でのロングが考えられたかと思います。ただ、指標による急騰なので、飛び乗りのエントリーとなってしまいますので、ここでロングするのは割と度胸が必要だったのではないかと思います。

こういった所を取れれば、それに越した事はありませんが、瞬間的な判断を求められるエントリーポイントでもありますので、何もせずに様子見でも問題ないかと思います。

本日について

ユーロドル1時間足20160902-02

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートをやや長めの期間表示したものです。

2日ほど続いたもみ合いを脱し、上方向へブレイクしています。俯瞰すれば、ジャクソンホール公演後の下落の最初の戻り高値近辺まで上昇したという事になるかと思います。

長期波形の形状としては微妙な感じの形状になってきており、手を出しにくい感じがしますが、雇用統計を控えている状況でもありますので、どちらにせよ様子見という事で良いかと思います。

8月はユーロドルが最も分かりやすい形状でしたが、9月はどの通貨ペアが分かりやすい形状かを見極めてトレードする通貨ペアを選びたいと思います。