FXで何やっても勝てなくて、やったコト

レクタングル(長方形)を自動でチャート右端まで延長するMT4インジケーター『FXD_SandR_Zone』

更新日時:2024年12月04日 04:40

FXD_SandR_ZoneはMT4のレクタングル(長方形)を自動で延長してくれる管理人が自作したインジケーターです。

このインジケーターを使えば、チャート上に表示したレクタングル(長方形)を自動でチャートの右端まで伸ばしてくれます。

ダウンロード

MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

  1. インジケーター開発の経緯
  2. FXD_SandR_Zoneのパラメーター解説
    1. 色の設定について
    2. 表示選択について
  3. FXD_SandR_Zoneの主な利用方法
  4. レクタングル(長方形)を選択するには?
  5. Rectangleのプロパティについて
    1. 全般について
    2. パラメーターについて
    3. 表示選択について
  6. 利用規約と免責について
    1. 1. 利用条件
    2. 2. インジケーターの変更
    3. 3. 著作権
    4. 4. 免責事項

インジケーター開発の経緯

私はトレードをする際、波の高低にサポレジを描いて、相場観を立てています。

これだけであれば、水平線で事足りるのですが、終値だけでなく高値・安値をも考慮してサポレジをゾーンで捉えたいという欲求が出てきて、レクタングルを用いてサポレジを描こうと思ったのですが、MT4のレクタングルは自動延長機能がありませんでした。

同種のインジケーターには私が開発したものよりもはるかに高性能なものもあるのですが、

  1. 時間足毎で表示を変えたい

  2. 抜け方が微妙過ぎる時に裁量で残しておきたい

・・・と言った部分において、自分の思ったような挙動のものがなかった為、自作を思いつきました。

FXD_SandR_Zoneのパラメーター解説

FXD_SandR_Zoneパラメーター

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Extend

チャートの最右端からローソク足何本分の所をレクタングルの最右端とするかの設定

色の設定について

FXD_SandR_Zone色の設定

基本的に使用せず、色等を変えたい場合はレクタングル自体の設定を使用します。※後述します。

表示選択について

FXD_SandR_Zone表示選択について

基本的に使用せず、表示する時間足の選択はレクタングル自体の設定を使用します。※後述します。

FXD_SandR_Zoneの主な利用方法

レンジやサポレジ等、水平線ではなく『ゾーン』として捉えたい場合に利用します。チャートに描いたレクタングル(=長方形)をチャート右端まで延長してくれます。

解説動画を作ってみたので、こちらもご参照ください。

レクタングル(長方形)を選択するには?

レクタングルの四隅をダブルクリックで選択状態に

レクタングル(長方形)の四隅をダブルクリックする事で選択状態に出来ます。

右クリックするとプロパティを表示できます。

選択状態にしたレクタングル(長方形)を右クリックする事でメニューを呼び出す事が出来、『Rectangleのプロパティ』から後述する設定を変更する事が出来ます。

Rectangleのプロパティについて

『FXD_SandR_Zone』では表示設定等を『Rectangleのプロパティ』で制御するようにしています。

インジケーターの方で制御する方法もあるのですが、作者目線の余談としては、インジケーターの方で制御するよりも、『Rectangleのプロパティ』で制御するほうが、

  1. 時間足毎で表示を変えたい場合に便利

  2. 表示する時間足の選択等についても元々のMT4の機能を使った方が楽

という事で、自分自身のニーズを考えた時に合理的かな?という事でこうしています。

全般について

Rectangleのプロパティ全般タブ
入力項目 入力内容

名前

レクタングルの名前を設定します。

説明

レクタングルの説明文を設定します。チャートのプロパティの『ライン等の説明を表示』にチェックを入れるとチャートにレクタングルの説明が表示されるようになります。

スタイル

レクタングルの色や外枠の形状を設定します。一番右のボックスで色、中央のボックスで枠の形状(実線か破線か等)、右のボックスで線の太さを設定します。

なお、右のボックスで一番細い実線を選んだ時のみ中央のボックスの破線設定が反映され、太い実線を選ぶと破線設定は反映されません。

背景として表示にチェックを入れると左のボックスで選択した色でレクタングルが塗りつぶされます。

パラメーターについて

Rectangleのプロパティパラメータータブ

上段が始点の時間と価格、下段が終点の時間と価格となります。

ここで指定した価格に基いた描画されたレクタングル(長方形)をチャート右端まで自動で延長します。

表示選択について

Rectangleのプロパティ表示選択

レクタングル(長方形)を表示する時間足を選びます。

例えば、『1時間足』にチェックを入れると1時間足でのみ表示され、他の時間足では表示されません。

管理人は『FXD_SandR_Zone』をサポレジを認識するために使っていますが、『このサポレジは日足のサポレジだから日足と4時間足と1時間足に表示しよう。このサポレジは1時間足のサポレジだから1時間足だけの表示で良いよね。』といった感じで表示させる時間足の切り替えに使用しています。

全てのサポレジを全ての時間足で表示するとチャートが煩雑となってしまいますので、このようにする事でサポレジを整理してスッキリしたチャートにしつつ、下位足から見た時に上位足のサポレジも認識できるようにしています。

利用規約と免責について

1. 利用条件

本インジケーター(以下『本ソフトウェア』)は、個人の裁量で自由に利用できますが、商業目的での使用には事前の許可が必要です。

本ソフトウェアを他人に譲渡、転売、再配布することは、事前の許可がない限り禁止とします。

2. インジケーターの変更

本ソフトウェアの改変、逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジニアリングは禁止されています。利用者は、利用に伴い発生したいかなる損失や損害についての補償を開発者に求めることができません。

3. 著作権

本ソフトウェアに関する著作権は開発者に帰属します。著作権表示の削除、改変を禁止します。

4. 免責事項

4-1. 投資リスクの認識

本ソフトウェアの使用により得られる投資結果について、開発者は一切の責任を負いません。投資は自己責任で行ってください。

4-2. インジケーターの精度

本ソフトウェアのシグナルやサポート情報は将来の相場を保証するものではなく、参考程度に留めるようお願いいたします。

インジケーターの使用によって生じた直接的または間接的な損害について、開発者は一切の責任を負いません。

4-3. 技術的サポート

開発者は本ソフトウェアの利用に関しての技術的サポートを提供する義務はありませんが、質問等は開発者にメールでお問い合わせください。

4-4. ソフトウェアの変更・中断

開発者は事前の通知なしに本ソフトウェアを改良、変更、中断する権利を有します。

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