日経平均は日足がダブルトップなるかの攻防。その裏で1時間足も
更新日時:2021年03月24日 06:20日経平均は日足がダブルトップになるかどうか?という状況になってきています。
日経平均の値動き(2021年3月23日)
始値:29273
高値:29496
安値:28788
終値:28826
-447円(高値から安値:708円)
日経平均日足の環境認識(2021年3月24日)
日経平均の日足の形状は上昇トレンドの状態にありますが、直近安値ライン「28844」の下に突っ込んできている状況になっています。
「28844」を下抜くとダブルトップが完成する事になる為、注目してみて行く必要性がありますが、「28844」は日足レベルのサポートラインであるため、抜けたかどうかの判断は日足の終値で判断すべきものですので注意が必要です。
また、もう一つ注目しておくべきポイントとして、紫のトレンドラインの上での値動きとなっている事が挙げられます。
日経平均の1時間足分析(2021年3月24日)
日経平均の1時間足の形状は下落トレンドの状態にあり、オレンジのトレンドラインに沿って下落してきています。
本日は少し尺の長めのチャート画像を持ってきました。
1時間足レベルで見てもダブルトップが完成するかどうかという状況にあります。
慣れがあれば日足を見た段階で1時間足の状態をイメージする事が出来ますが、日足レベルのサポートライン=ダブルトップのネックラインである「28844」の下の部分(緑のボックスの部分)は日足の下ひげのの部分であり、この部分が1時間足レベルのサポートライン=ネックラインになっている事が見て取れます。
買い目線の人の思考
買い目線でいる層の人たちは、日足のアッパートレンドに乗って行きたいと考えている方々で、日足レベルのダブルトップが完成してしまうと上昇トレンドが終わってしまうので困ると考えている人達という事になろうかと思います。
買い目線でいる人達が行動を起こしてきそうなポイントとしては・・・
1時間足レベルのダブルトップのネックライン「28366」付近での逆張りの買い
1時間足の赤の波のラス押し安値(緑の楕円の部分)「27630」付近での逆張りの買い
今後の値動きの中で1時間足レベルの波が反転してくるような事があれば買い
後述する売りのポイントがダマシとなったようなタイミング
1については、「28366」を下抜いてしまうと赤い波のダブルトップが完成してしまうという事で、ここを防衛したいという人達がいるのではないか?という事に期待しての買いという事になります。
2については、やや距離がありますが、赤い波のラス押し安値ラインを防衛したい方々がいるかも知れないという事に期待しての買いという事にあります。
3については今後の展開次第となります。
売り目線の人の思考
売り目線の人たちは、日足の波がダブルトップになり、日足のトレンドが転換する事を期待している人達という事になろうかと思います。
売り目線でいる人達が行動を起こしてきそうなポイントとしては・・・
1時間足レベルのトレンドライン(オレンジのトレンドライン)付近まで戻ってくることがあれば戻り売り
その他の1時間足レベルのレジスタンスラインからの売り
上記の買いのタイミングがダマシとなったタイミング
といったタイミングでの売りが考えられます。
1については1時間足レベルのトレンドラインを活用して戻り売りをして行こうという意図をもっての売りとなります。
2については1時間足レベルのレジスタンスラインを活用しながら戻り売りをして行こうという意図をもっての売りという事になります