ボリンジャーバンドとATRチャネルを同時に表示するMT4インジケーター『BollStarc-TC』
更新日時:2020年04月13日 11:10テクニカル分析ではシグナルの精度を高めるために、複数のインジケーターを組み合わせて使用することがあります。
「BollStarc-TC」は、ひとつのインジケーターで2種類のチャネルを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
チャネルを使ったエントリーの精度を高めたい方
相場のボラティリティの変化に対応できるチャネルを使用したい方
上記のような方のためにこの記事では、「BollStarc-TC」について解説します。
BollStarc-TCの概要
「BollStarc-TC」は、ボリンジャーバンドとATRチャネルを同時に表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のように紫色でボリンジャーバンドが、黄色でATRチャネルが表示されます。
このインジケーターでは、ボリンジャーバンドは中心線が表示されず、ATRチャネルは移動平均線を中心線として形成されます。
ボリンジャーバンド、ATRチャネル共に期間・偏差が変更可能で、各々に合わせたバンド、チャネルを表示させることが出来ます。
BollStarc-TCを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
BollStarc-TCのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
BollStarc-TCのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
BB_Period |
ボリンジャーバンドの期間 初期値:20 価格に対するボリンジャーバンドの反応速度が変化します。 |
BB_Deviations |
ボリンジャーバンドの偏差 初期値:2 ボリンジャーバンドの幅が変化します。 |
MA_Period |
移動平均線の期間 初期値:13 移動平均線の算出期間を設定します。 |
ATR_Period |
ATRの期間 初期値:21 価格に対するATRの反応速度が変化します。 |
KATR |
ATRの係数 初期値:2 ATRチャネルの幅が変化します。 |
Shift |
表示移動 初期値:0 インジケーターの表示位置が左右に移動します。 |
「MA_Period」は、ATRチャネルの基準となる移動平均線の算出期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど価格に対する反応が緩やかになります。
「KATR」は、ATRに乗算する値を設定するための項目で、大きな値に設定するほどATRチャネルの幅が広くなります。
まとめ
「BollStarc-TC」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
ボリンジャーバンドとATRチャネルを表示する。
2つのチャネルのシグナルをひとつのインジケーターで確認できる。
「BollStarc-TC」は、チャネルを使ったエントリーの精度を高めたい方に向いているインジケーターです。
ボリンジャーバンドもATRチャネルも価格の変動幅を示唆することができるテクニカル指標なので、2つのバンドを併せることでより信頼の高いシグナルとなりそうです。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか。