レンジのブレイクでエントリーした場合の損切・利確水準を表示するMT4インジケーター「SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2」
更新日時:2020年04月06日 08:08レンジのブレイクアウトでエントリーしたものの、どこでイグジットすれば良いのか迷ってしまった経験はないでしょうか。
「SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2」は、レンジのブレイクアウトでエントリーした際の、利益確定水準と損切り水準をチャート上に表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
レンジのブレイクアウトが発生しそうなポイントを分析したい方
レンジのブレイクでエントリーした後の損切り水準や利益確定水準を確認したい方
上記のような方のためにこの記事では、「SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2」について解説していきます。
- SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2の概要
- SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2を表示する方法
- SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2のパラメーター解説
- まとめ
SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2の概要
「SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2」を起動すると、4時から8時の値動きをもとにしたレンジが表示されます。
レンジの上限は赤色のラインで表示され、下限は黄色いラインで表示されます。
赤色のラインの上に表示されている破線は、上限のブレイクでエントリーした場合の利益確定水準で、下に表示されている波線は損切り水準です。
レンジの下限も同様に、下に表示されているラインは利益確定水準で、上に表示されているラインは損切水準です。
また、価格がレンジをブレイクしたポイントには黄色い丸い印が表示されます。
動意の薄い相場ではダマしが多くなりますので注意しましょう。
SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
DoEntryAlerts |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
TimeZoneOfData |
タイムゾーン 初期値:2 インジケーターに適用するタイムゾーンをGMTで設定します。 |
PipsForEntry |
エントリー水準の値幅 初期値:5 検出したレンジにここで設定した値幅を加えて、インジケーターを表示します。 |
PipsTarget |
利益確定水準 初期値:80 利益確定水準までの値幅を設定します。 |
PipsStop |
損切り水準 初期値:50 損切り水準までの値幅を設定します。 |
ShowTarget |
利益確定水準の表示/非表示 初期値:1 0に設定すると利益確定水準が非表示になります。 |
ShowStop |
損切り水準の表示/非表示 初期値:1 0に設定すると損切り水準が非表示になります。 |
「TimeZoneOfData」は、インジケーターに適用するタイムゾーンを設定するための項目で、1に設定した場合はGMT+1、2に設定した場合はGMT+2が適用されます。
「PipsTarget」は、利益確定水準を設定するための項目で、レンジから何pipsの水準に利益確定ラインを表示するのかを設定します。
「ShowStop」は、損切り水準を設定するための項目で、レンジから何pipsの水準に損切ラインを表示するのかを設定します。
まとめ
「SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
特定の時間帯の動きにもとづいたレンジを表示する。
レンジの外側に表示されている破線は利益確定水準を示している。
レンジの内側に表示されている破線は損切水準を示している。
「SDX-ZoneBreakout-Lud-Z1-v2」は、レンジのブレイクアウトでエントリーする水準や、イグジットする水準を確認したい方に、向いているインジケーターです。
利益確定水準や損切り水準は、自動的に調整されるわけではありませんので、取引する相場に合わせて調整した方が良いでしょう。