ペナントのブレイクをマーカーで表示するMT4インジケーター「TD_Points&Line」
更新日時:2020年07月27日 01:38特定の値動きを自動的に検出してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「TD_Points&Line」は、検出した高値同士・安値同士を結ぶラインで、ペナントを表示し 、これらのラインをブレイクするとマーカーを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ペナントに着目して取引している方
ブレイクアウト系の手法を使用している方
トレンド相場でエントリーしたい方
以上のような方のためにこの記事では、「TD_Points&Line」について解説します。
TD_Points&Lineの概要
「TD_Points&Line」を起動すると、高値同士を結んだラインが青色、安値同士を結んだラインが赤色で表示され、価格がブレイクしたポイントには丸印が表示されます。
ペナントは、徐々に価格の振り幅が徐々に小さくなっていき、三角形の旗のような形になる値動きのパターンで、トレンド継続のサインと言われています。
ペナントはトレンド相場の中に形成されるものですので、トレンド相場以外で表示されたシグナルでのエントリーは控えましょう。
TD_Points&Lineを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TD_Points&Lineのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TD_Points&Lineのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
SetPoint |
ポイント設定 初期値:0 無効なパラメーターです。 |
StepBack |
オフセット 初期値:0 インジケーターの算出を開始する位置のオフセットを設定します。 |
Qw1 |
終値の比較 初期値:1 falseに設定すると終値の比較が無効になります。 |
Qw2 |
始値の比較 初期値:1 falseに設定すると始値の比較が無効になります。 |
Qw3 |
終値・安値の比較 初期値:1 falseに設定すると終値・安値の比較が無効になります。 |
「Qw1」から「Qw3」までの価格の比較は、シグナルを検出するための条件で、有効/無効を番号で設定する必要があり、0に設定するとその条件は無効になります。
まとめ
「TD_Points&Line」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
高値同士・安値同士を結ぶラインを表示して、自動的にペナントを検出する。
高値を結んだラインは青色、安値を結んだラインは赤色で表示される。
ペナントがブレイクされるとマーカーを表示する。
「TD_Points&Line」は、トレンド相場でエントリーしたい方に向いているインジケーターです。
ペナントでのエントリーが多いという方は、導入を検討してみても良いのではないでしょうか。