三角持ち合い・ペナントのブレイクアウトでエントリーするためのMT4インジケーターを表示する「TDTLModifiedBR」
更新日時:2020年07月05日 11:06トレンドラインを自動的に表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「TDTLModifiedBR」は、高値と安値をもとに2本のトレンドラインを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ブレイクアウトを捉えたい方
トレンドラインを手動で引いている方
三角もち合いやペナントで取引することが多い方
以上のような方のためにこの記事では、「TDTLModifiedBR」について解説します。
TDTLModifiedBRの概要
「TDTLModifiedBR」は、高値同士を結んだトレンドラインと、安値同士を結んだトレンドラインを表示するインジケーターで、Kara Software Corpによって開発されました。
インジケーターを起動すると、高値のトレンドラインが赤色、安値のトレンドラインが青色で表示され、トレンドラインブレイク後の目標水準が黄色い水平のライン表示されます。
「TDTLModifiedBR」が表示するトレンドラインは、三角持ち合いやペナントを表示するためのもので、2本のラインが必ずチャートの右側で交差するように表示されます。
また、アラート機能を使ってブレイクを通知することも可能です。
価格がトレンドラインをブレイクしたところでエントリーしますが、「TDTLModifiedBR」単体でエントリーの判断を行うのではなく、他のインジケーターと組み合わせた上で、判断した方が良いでしょう。
TDTLModifiedBRを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
TDTLModifiedBRのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
TDTLModifiedBRのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
AlertsOn |
アラートの有効/無効 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
Comments |
コメントの表示/非表示 初期値:False trueに設定するとコメントが表示されます。 |
TrendLine |
トレンドラインの表示/非表示 初期値:True falseに設定するとトレンドラインが非表示になります。 |
TrendLineStyle |
トレンドラインのスタイル 初期値:STYLE_SOLID トレンドラインを表示する線の種類を設定します。 |
TrendLineWidth |
トレンドラインの幅 初期値:1 トレンドラインの幅を設定します。 |
UpperTrendLineColor |
上方トレンドラインの色 初期値:Red 上方トレンドラインの表示色を設定します。 |
LowerTrendLineColor |
下方トレンドラインの色 初期値:Blue 下方トレンドラインの表示色を設定します。 |
ProjectionLines |
目標水準ラインの色 初期値:True 目標水準ラインの表示色を設定します。 |
ProjectionLinesStyle |
目標水準ラインのスタイル 初期値:STYLE_DASH 目標水準ラインの線の種類を設定します。 |
ProjectionLinesWidth |
目標水準ラインの幅 初期値:1 目標水準ラインの幅を設定します。 |
UpperProjectionLineColor |
上方目標水準ラインの色 初期値:Yellow 上方目標水準ラインの表示色を設定します。 |
LowerProjectionLineColor |
下方目標水準ラインの色 初期値:Yellow 下方目標水準ラインの表示色を設定します。 |
HorizontLine |
水平ラインの表示/非表示 初期値:False trueに設定すると水平ラインが表示されます。 |
デフォルトではアラートが無効になっていますので、必要な場合は「AlertsOn」をtrueに設定してアラートを有効にしておきましょう。
まとめ
「TDTLModifiedBR」について解説してきましたが、要点をまとめると以下のようになります。
高値同士・安値同士を結んだトレンドラインを表示する。
三角もち合いやペナントを表示するために、必ず2本のラインが交差するようにトレンドラインを表示する。
「TDTLModifiedBR」は、ブレイクアウトを捉えたい方に向いているインジケーターです。
ブレイクアウト系の手法をよく使うという方にとっては、試してみる価値のあるインジケーターなのではないでしょうか。