損切り水準をチャネルで表示するMT4インジケーター「StopATR_auto」
更新日時:2021年03月15日 11:00どこで損切りをすべきか迷った経験はないでしょうか。
「StopATR_auto」は、損切り水準を表示するチャネル系のインジケーターで次のような方に向いています。
損切り水準を分析したい方
損切り水準を機械的に決めたい方
上記のような方のためにこの記事では、「StopATR_auto」について解説します。
StopATR_autoの概要
「StopATR_auto」を起動すると、チャート上に青色と茶色のラインが表示されます。
青色のラインは上部ストップ水準、茶色のラインは下部ストップ水準です。
また、インジケーターの最新の値は数値で表示されます。
「StopATR_auto」の算出方法は以下の通りです。
CandleSum=(高値ー安値)の絶対値の「CountBarsForAverage」期間合計
CandleAverage=CandleSum/「CountBarsForAverage」
上部ストップ=始値+「Target」×CandleAverage+スプレッド
下部ストップ=始値ー「Target」×CandleAverage
チャネルの幅はパラメーターから調整することもできます。
StopATR_autoを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
StopATR_autoのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
StopATR_autoのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
ColorUpperStop |
上部ストップの表示色 初期値:Blue 上部ストップのラインの色を設定します。 |
ColorLowerStop |
下部ストップの表示色 初期値:Brown 下部ストップのラインの色を設定します。 |
ShowGraf |
ラインの表示/非表示 初期値:true falseに設定するとラインが非表示になります。 |
CountBarsForShift |
時間座標 初期値:12 アンカーポイントの時間座標を設定します。 |
CountBarsForAverage |
算出期間 初期値:77 移動平均の算出期間を設定します。 |
Target |
ストップの幅 初期値:2.5 ストップの幅を設定します。 |
「ShowGraf」は、上部ストップラインと下部ストップラインを表示するか否かを設定するための項目です。
falseに設定するとラインが非表示になります。
「Target」は、ストップの表示位置を設定するための項目です。
値を大きくするほど価格から離れた位置にストップラインが表示され、小さく設定すると価格に近い位置にラインが表示されます。
まとめ
「StopATR_auto」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ストップを表示する。
ローソク足の値幅の平均をもとに算出される。
「StopATR_auto」は、損切りする水準を分析したい方に向いているインジケーターです。
トレンド・レンジを問わず使用できるインジケーターですが、ノイズが多いので使用する際は注意した方が良いでしょう。