値動きの位相を表示するMT4インジケーター「PanPrizMA_Sin_leverage_72」
更新日時:2022年05月23日 11:55長期的なトレンドの方向を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「PanPrizMA_Sin_leverage_72」は、値動きの位相を表示するインジケーターで次のような方に向いています。
長期的なトレンドの方向を分析したい方
移動平均線によるトレンド分析をよく使用する方
この記事では、「PanPrizMA_Sin_leverage_72」について詳しく解説します。
- PanPrizMA_Sin_leverage_72の概要
- PanPrizMA_Sin_leverage_72を表示する方法
- PanPrizMA_Sin_leverage_72のパラメーター解説
- まとめ
PanPrizMA_Sin_leverage_72の概要
「PanPrizMA_Sin_leverage_72」は、2次・4次多項式をもとに値動きの位相を表示します。
インジケーターを起動すると3本のラインが表示され、主にグレーと赤色のラインをシグナルとして使用します。
使い方は、複数の移動平均線を使用したトレンド分析に似ています。
グレーのラインが赤色のライン下から上に抜けた場合は、上昇トレンドが発生した可能性を示唆するシグナルです。
反対に、グレーのラインが赤色のライン上から下に抜けた場合は、下降トレンドが発生した可能性があります。
PanPrizMA_Sin_leverage_72を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
PanPrizMA_Sin_leverage_72のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
PanPrizMA_Sin_leverage_72のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
line_power |
ラインパワー 初期値:2 ライン4の感度を設定します。 |
leverage |
振り幅 初期値:132 ライン4の振り幅を設定します。 |
multiplier |
乗数 初期値:-2.0 ライン4の算出に用いる乗数を設定します。 |
line4_SHIFT |
ライン4のシフト 初期値:0 ライン4のシフトを設定します。 |
interval |
間隔 初期値:3 各ラインのシフトの間隔を設定します。 |
StartPoint |
始点 初期値:400 インジケーターを算出する始点を設定します。 |
「line_power」は、ライン4の感度を設定するための項目です。
「line_power」は、2~4の間で指定する必要があり、大きな値に設定するほどライン4の感度が高くなります。
「leverage」は、ライン4の振り幅を設定するための項目です。
小さな値に設定するほど、ライン4の振り幅が大きくなります。
「line4_SHIFT」は、ライン4のシフトを設定するための項目です。
設定した値に応じてライン4の表示位置が左右に移動します。
まとめ
「PanPrizMA_Sin_leverage_72」の特徴をまとめると以下のようになります。
相場の位相を表示
グレーのラインが赤色のラインを下から上に抜けた場合は、上昇トレンドが発生した可能性がある
グレーのラインが赤色のラインを上から下に抜けた場合は、下降トレンドが発生した可能性がある
「PanPrizMA_Sin_leverage_72」は、長期的なトレンドの方向を分析したい方に向いているインジケーターです。
「PanPrizMA_Sin_leverage_72」だけで、エントリーのタイミングや水準を分析することはできないので、ほかのインジケーターのシグナルを確認しながら使用した方がよいでしょう。