スプレッドをチャート上に水平の帯で表示するMT4インジケーター『blue_spread』
更新日時:2020年04月09日 10:07初期設定状態のMT4では、bid(売値)価格でチャートを表示していますが、ask(買値)価格とのスプレッドをチャート上で確認できればと考えたことはないでしょうか。
「blue_spread」は、チャート上にスプレッドを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
売値と買値のスプレッドをチャート上で確認したい方
スキャルピングがメインの方
上記のような方のためにこの記事では、「blue_spread」について解説していきます。
blue_spreadの概要
「blue_spread」は、買値と売値の差、つまりスプレッドをチャート上に水平の帯で表示するMT4用のインジケーターで、このインジケーターを導入すると、画像のように下辺が売値を、上辺が買値を示唆する青色の帯が表示されます。
スプレッドをテキストで表示するインジケーターはいくつかありますが、このように帯で表示するインジケーターは珍しいのではないかと思います。
買値と売値が感覚的に分かりやすいというメリットがある一方で、正確なスプレッドが分かりにくいというデメリットもあるインジケーターです。
そのため、正確なスプレッドを確認したい場合は、気配値表示ウィンドウで確認したほうが良いでしょう。
正確なスプレッドを表示するには、気配値表示ウィンドウ上で右クリックした後、「スプレッド」をクリックすることでBid・Askの気配値の右側に、正確なスプレッドを表示できます。
blue_spreadを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
blue_spreadのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
blue_spreadのパラメーター解説
「blue_spread」にトレーダーが変更可能なパラメーターはありません。
入力項目 | 入力内容 |
無し |
変更可能なパラメーターはありません。 |
このインジケーターでは、パラメーターの変更だけではなく色の変更等もできません。
まとめ
「blue_spread」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
青色の水平の帯でチャート上にスプレッドを表示する。
帯の上辺は買値を示しており、下辺は売値を示している。
視覚的にスプレッドを確認しやすいが、正確なスプレッドを確認する用途には不向き。
「blue_spread」は、買値と売値の大まかなスプレッドを、チャート上で確認したい方に向いているインジケーターです。
先述の通り、メリットもありデメリットもあるインジケーターですが、スキャルピングトレーダーの人などで、現在のスプレッドが気になる場合は非常に便利なインジケーターではないでしょうか。
また、短い時間足のチャートをよく使用する方は、導入を検討してみてもよいかもしれません。