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ボラティリティの拡大・縮小を表示するMT4インジケーター「R-Squared_v11」

更新日時:2022年04月17日 10:06

R-Squared_v11スクリーンショット


ボラティリティが変化する兆候を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「R-Squared_v11」は、直近のボラティリティと平均的なボラティリティを比較できるインジケーターで、次のような方に向いています。


  1. ボラティリティが変化する兆候を掴みたい方

  2. ボラティリティが高い相場で取引したい方


以上のような方のためにこの記事では、「R-Squared_v11」について解説します。


  1. R-Squared_v11の概要
  2. R-Squared_v11を表示する方法
  3. R-Squared_v11のパラメーター解説
  4. まとめ

R-Squared_v11の概要


ボラティリティを分析するインジケーターといえばADXが有名ですが、「R-Squared_v11」には平均的なボラティリティと直近のボラティリティを表示するというADXにはない特徴があります。


水色のラインは「R-Squared_v11」、赤色のラインは「R-Squared_v11」の移動平均です。


水色のラインが赤色のラインを超えた場合は、ボラティリティが高まっていることを示すシグナル。


反対に、水色のラインが赤色のラインを下回っている場合は、ボラティリティが低下している状態です。


また、インジケーターの値が80を超えている場合は、ボラティリティが高いと判断します。


20を下回っている場合はボラティリティが低く、トレンドが存在しないことを示しています。


R-Squared_v11を表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

R-Squared_v11のダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


R-Squared_v11


MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT4でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


R-Squared_v11のパラメーター解説


R-Squared_v11パラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「R-Squared_v11」のパラメーターは、適用価格と算出期間を設定するための項目で構成されています。


入力項目 入力内容

Price

適用価格


初期値:0


インジケーターの算出に用いる価格の種類を設定します。

Length

算出期間


初期値:14


「R-Squared_v1」の算出期間を設定します。

Smooth

平滑化期間


初期値:14


「R-Squared_v1」を平滑化する期間を設定します。


「Price」は、インジケーターの適用価格を設定するための項目です。


適用価格を0~6の番号で指定します。


0は終値、1は始値、2は高値、3は安値、4は中央値、5はTP、6は加重終値です。


「Length」は、「R-Squared_v11」の算出期間を設定するための項目です。


大きな値に設定するほど、長期的なボラティリティが「R-Squared_v11」に反映されます。


「Smooth」は、「R-Squared_v11」の移動平均の算出期間を設定するための項目です。


期間を長く設定すると、緩やかに変化する滑らかなラインが描写されます。


まとめ


「R-Squared_v11」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. マーケットのボラティリティを表示する

  2. 「R-Squared_v11」を水色のライン、移動平均線を赤色のラインで表示する

  3. インジケーターの値が80を超えている場合は、ボラティリティが高いことを示している

  4. インジケーターの値が20を下回っている場合は、ボラティリティが低いことを示している


「R-Squared_v11」は、ボラティリティが高い相場での取引を好む方に向いているインジケーターです。


平均的なボラティリティとの比較もできるので、ボラティリティが高まる兆候を分析したいときに活用できるでしょう。