ボリンジャーバンドにもとづいてストップ水準の目安を表示するMT5インジケーター「bbands_stop_v1」
更新日時:2022年08月16日 05:33トレンド相場で利益が乗ったものの、ストップをどこに設定すべきかを迷った経験はないでしょうか。
「bbands_stop_v1」は、トレンド相場におけるストップ水準の目安を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンド相場におけるストップの目安を確認したい方
トレンドフォロー型の手法を使用している方
以上のような方のためにこの記事では、「bbands_stop_v1」について解説します。
bbands_stop_v1の概要
「bbands_stop_v1」は、ボリンジャーバンドにもとづいて、トレンド相場でのトップ水準の目安を表示するインジケーターです。
「bbands_stop_v1」を起動すると、2色のドットとラインが表示されます。
上昇トレンドでのストップの目安は、黄緑色のラインとドットで表示されます。
下降トレンドではオレンジ色のドット・ラインで表示。
また、大きなドットはトレンドが転換したシグナルです。
ストップを表示する位置は、パラメーターで調整することもできます。
bbands_stop_v1を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
bbands_stop_v1のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
bbands_stop_v1のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Bollinger Bands period |
ボリンジャーバンドの算出期間 初期値:20 ボリンジャーバンドの算出期間を設定します。 |
Deviation |
偏差 初期値:2 ボリンジャーバンドに適用する偏差を設定します。 |
Offset Factor |
オフセット因数 初期値:1.00 ボリンジャーバンドからのストップの距離を調整します。 |
Display signals mode |
シグナルの種類 初期値:SignalsStops 表示するシグナルの種類を設定します。 |
Line |
ラインの表示・非表示 初期値:true falseに設定するとラインが非表示になります。 |
「Bollinger Bands period」は、ボリンジャーバンドの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、ボリンジャーバンドに反映される値動きの期間が変化します。
「Deviation」は、ボリンジャーバンドの偏差を設定するための項目です。
大きな値に設定するほどボリンジャーバンドの幅が広くなります。
「Offset Factor」は、ストップのオフセットを設定するための項目です。
大きな値に設定すると、ボリンジャーバンドから離れた位置にストップが表示されます。
「Display signals mode」は、チャートに表示するシグナルの種類を設定するための項目です。
ストップとエントリーの両方を表示するか、いずれか片方を表示することができます。
「Line」は、ラインの表示・非表示を設定するための項目です。
falseに設定した場合はラインが非表示になり、ドットだけが表示されます。
まとめ
「bbands_stop_v1」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ボリンジャーバンドにもとづいてストップの目安を表示する
大きなドットはトレンド転換のシグナル
小さなドットとラインはストップ水準の目安を示している
「bbands_stop_v1」は、トレンド相場におけるストップ水準の目安を確認したい方に向いているインジケーターです。
トレンドフォロー型の手法を使用している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。