2本のラインで値動きやトレンドが転換するタイミングを表示するMT5インジケーター「cgoscillator」

更新日時：2022年06月21日 19:12

トレンドが転換する分析タイミングを分析したいと考えたことはないでしょうか。

「cgoscillator」は、2本のラインでトレンドの方向を表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

1. トレンドが転換するタイミングを分析したい方

2. 値動きの転換を捉えたい方

上記のような方のためにこの記事では、「cgoscillator」について解説します。

1. cgoscillatorの概要
2. cgoscillatorを表示する方法
3. cgoscillatorのパラメーター解説
4. まとめ

cgoscillatorの概要

「cgoscillator」を起動すると、赤色と青色のラインが表示されます。

赤色のラインは、青色のラインを後ろにシフトしたものです。

「cgoscillator」の使い方は、ストキャスティクスと似ています。

2本のラインが0より上で推移している時に、赤色のラインが青色のラインを上から下に抜けた場合は、トレンドが下に転換するシグナルです。

反対に、0より下で推移している時に、赤色のラインが青色のラインを下から上に抜けた場合は、トレンドが上に転換するシグナル。

また、2本のラインが0より上にある場合は価格が上昇している状態です。

0より下で推移しているのであれば、価格が下降していることを示しています。

cgoscillatorを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

cgoscillatorのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「cgoscillator」のパラメーターは、インジケーターの算出期間を設定するための項目とシフトを設定するための項目の2つで構成されています。

「Indicator period」は、「cgoscillator」の算出期間を設定するための項目です。

長い期間に設定するとインジケーターの反応が緩やかになり、短い期間に設定すると俊敏になります。

「Horizontal shift of the indicator in bars」は、「cgoscillator」の水平方向へのオフセットを設定するための項目です。

デフォルトの状態では0に設定されていますが、正の値を入力すると右、負の値を入力すると左にラインの位置が移動します。

まとめ

「cgoscillator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. フィッシャー変換をもとに算出したラインを表示

2. 0より上の水準で赤色のラインが青色のラインを上から下に抜いた場合は売りシグナル

3. 0より下の水準で赤色のラインが青色のラインを下から上に抜いた場合は買いシグナル

「cgoscillator」は、値動きやトレンドの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。

トレンドの転換を分析する際は、「cgoscillator」のシグナルだけではなく、ローソク足の変化などをチェックして総合的に判断する必要があるので注意しましょう。