RSI・CCI・ストキャスティクスをもとにシグナルを表示するMT5インジケーター「3d_oscilator」
更新日時:2021年11月01日 11:22値動きの反転を捉えられるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「3d_oscilator」は、3種類のオシレーターをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
値動きの反転を捉えたい方
エントリーのタイミングを分析したい方
以上のような方のためにこの記事では「3d_oscilator」について解説します。
3d_oscilatorの概要
「3d_oscilator」は、RSIとCCI、ストキャスティクスをベースにしたインジケーターです。
RSIのストキャスティクスとCCIを合計した値を平滑化して算出されます。
青色のラインがオレンジのラインを下から上に抜けた場合は買いシグナルです。
反対に青色のラインがオレンジのラインを上から下に抜けた場合は売りシグナル。
また、買いシグナルでは黄緑色のドット、売りシグナルでは赤紫色のドットが表示されます。
インジケーターの見方は、ストキャスティクスに似ているので、使い方で戸惑うことは少ないでしょう。
3d_oscilatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
3d_oscilatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
3d_oscilatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
D1RSIPer |
RSIの期間 初期値:13 RSIの算出期間を設定します。 |
D2StochPer |
ストキャスティクスの期間 初期値:8 ストキャスティクスの算出期間を設定します。 |
D3tunnelPer |
CCIの期間 初期値:8 CCIの算出期間を設定します。 |
hot |
係数 初期値:0.4 CCIに乗算する係数を設定します。 |
sigsmooth |
シグナル期間 初期値:4 シグナルを平滑化する期間を設定します。 |
「D1RSIPer」は、RSIの算出期間を設定するための項目です。
短い期間に設定すると、短期的な値動きがインジケーターに反映されます。
「D3tunnelPer」は、CCIの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じてインジケーターに反映される値動きのサイクルが変化します。
「sigsmooth」は、シグナルの平滑化期間を設定するための項目です。
長い期間に設定するほどノイズも少なくなりますが、価格の変化に対する反応も緩やかになります。
まとめ
「3d_oscilator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
RSIとCCI、ストキャスティクスがベースになっている
青色のラインがオレンジのラインを下から上に抜けた場合は買いシグナル
青色のラインがオレンジのラインを上から下に抜けた場合は売りシグナル
「3d_oscilator」は、値動きの反転を捉えたい方に向いているインジケーターです。
インジケーターの開発者は、「3d_oscilator」単体で使用するのではなく、トレンド系のインジケーターと組み合わせて使用することを推奨しています。
ほかのインジケーターのシグナルも確認しながら使用しましょう。