ジグザグをもとにしたチャネルを表示するMT5インジケーター「zigzagcolor_channel」
更新日時:2021年07月12日 11:55波動の振り幅を視覚的に確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「zigzagcolor_channel」は、ジグザグをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
波動分析を取り入れている方
波動の振り幅を分析したい方
ジグザグをよく使用する方
上記のような方のためにこの記事では「zigzagcolor_channel」について詳しく解説します。
zigzagcolor_channelの概要
「zigzagcolor_channel」を起動すると、ジグザグとチャネルが表示されます。
チャネルの上限は波動の高値同士を繋げたもので、紫色のラインで表示されます。
一方、下限は安値同士を繋いたもので青色のラインで表示。
ジグザグは、価格が上昇している場合は水色、下降している場合は赤色のラインで表示されます。
波動の振り幅が大きいほど、チャネルの幅も広くなります。
波動分析を取り入れている方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。
「zigzagcolor_channel」に反映させる波動の大きさは、パラメーターで調整できます。
zigzagcolor_channelを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
zigzagcolor_channelのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
zigzagcolor_channelのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「zigzagcolor_channel」のパラメーターは、一般的なジグザグと同様の項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
ExDepth |
デプス 初期値:12 値動きを検出する最小の値幅を設定します。 |
ExDeviation |
ディビエーション 初期値:5 偏差を設定します。 |
ExBackstep |
バックステップ 初期値:3 反転を検出する期間を設定します。 |
「ExDepth」は、値動きを検出する最小に幅を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど小さな値動きが無視され、大きな波動がインジケーターに反映されます。
「ExBackstep」は、値動きの反転を検出する期間を設定します。
ここで設定した期間を超えて値動きが逆行した場合、値動きが反転したと判断されます。
まとめ
「zigzagcolor_channel」について解説してきましたがポイントを、まとめると以下のようになります。
ジグザグをもとにしたチャネルを表示する
チャネルの上限は紫色、下限は青色のラインで表示される
価格が上昇している場合、ジグザグは水色で表示される
価格が下降している場合、ジグザグは赤色で表示される
「zigzagcolor_channel」は、波動の振り幅を分析したい方に向いているインジケーターです。
このインジケーター単体でエントリーのタイミングを分析することはできないので、あくまでも補助的な用途のインジケーターと考えた方が良いでしょう。