逆張りのタイミングをドットで表示するMT5インジケーター「asctrend」
更新日時:2021年12月16日 01:05逆張りでエントリーするタイミングを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「asctrend」は、ウィリアムズ%Rをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
逆張りでエントリーするタイミングを分析したい方
逆張り系の手法を使用している方
シンプルなインジケーターを探している方
以上のような方のためにこの記事では「asctrend」について詳しく解説します。
asctrendの概要
「asctrend」を起動すると、チャート上に2色のドットが表示されます。
ドットは、エントリーのタイミングと方向を示しています。
青色のドットは、買いでエントリーするタイミングであることを知らせるシグナルです。
一方、赤紫色のドットは売りエントリーのタイミングを示しています。
「asctrend」のシグナルは値動きに対して、若干遅れ気味に表示される傾向にあります。
急激な価格の変化があった場合、シグナルが表示されてもエントリーのタイミングとしては遅いケースも多いです。
そのため、値動きの激しい相場で使用するのは避けた方が良いでしょう。
全体的にノイズは少ないですが、強力なトレンド相場ではダマしのシグナルが表示されることもあるので注意が必要です。
シグナルを表示する頻度は、パラメーターを変更すれば調整できます。
シグナルが多すぎて使いにくい場合は、パラメーターの値を変更しましょう。
asctrendを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
asctrendのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
asctrendのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「asctrend」のパラメーターは、1項目のみのシンプルな構成になっています。
入力項目 | 入力内容 |
RISK |
閾値 初期値:4 シグナルを発する閾値を設定します。 |
「RISK」は、シグナルを表示する閾値を設定するための項目です。
小さな値に設定するほど、ドットが表示される頻度が高くなります。
反対に大きな値に設定するほど、ドットが表示される頻度が低くなります。
まとめ
「asctrend」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ウィリアムズ%Rがベースになっている
エントリーのタイミングをドットで表示する
青色のドットが表示された場合は買いエントリーのシグナル
赤紫色のドットが表示された場合は売りエントリーのシグナル
ノイズは少ないがトレンド相場ではダマしのシグナルが表示されることもある
価格に対して緩やかに反応する傾向があるため値動きの速い相場で使用する際は注意が必要
「asctrend」は、逆張りでエントリーするタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。
それなりの精度でシグナルを表示しているように見受けられますが、実際の取引で使用する前に普段使用している時間枠・通貨ペアでバックテストを実施してから使用した方が良いでしょう。