ウィリアムズ%RとRSIのシグナルを矢印で表示するMT5インジケーター「wprsisignal」
更新日時:2022年08月09日 08:45複数のオシレーターのシグナルが一致したことを知らせてくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「wprsisignal」は、ウィリアムズ%RとRSIをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
ウィリアムズ%RとRSIを組み合わせて使用している方
値動きの転換を捉えてエントリーしたい方
以上のような方のためにこの記事では、「wprsisignal」について解説します。
wprsisignalの概要
「wprsisignal」は、オシレーター自体は表示せずにシグナルを矢印で表示します。
ウィリアムズ%Rが20を超え、RSIが50より上で推移している場合は買いシグナルである上向きの矢印を表示。
反対に、ウィリアムズ%Rが80を下回り、RSIが50より下で推移している場合は売りシグナルとして下向きの矢印を表示します。
相場の状況にもよりますが、デフォルトのセッティングではある程度価格が動いてからシグナルが表示されるケースも多いため、値動きが激しい相場で取引している場合は、算出期間を調整したほうがよいでしょう。
wprsisignalを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
wprsisignalのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
wprsisignalのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「wprsisignal」のパラメーターは、ウィリアムズ%RとRSIの算出期間を設定するための項目と、シグナルの有効期間を設定するための項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
WPRSI_period |
WPRとRSIの算出期間 初期値:27 ウィリアムズ%RとRSIの算出期間を設定します。 |
filterUP |
上昇シグナルの検出期間 初期値:10 上昇シグナルが有効な期間を設定します。 |
filterDN |
下降シグナルの検出期間 初期値:10 下降シグナルが有効な期間を設定します。 |
「WPRSI_period」は、ウィリアムズ%RとRSIの算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定すると長期的な値動きがシグナルに反映され、小さな値に設定すると短期的な値動きが反映されます。
「filterUP」は、上昇シグナルの検出期間を設定するための項目です。
上昇シグナルが有効となる期間を設定します。
「filterDN」は、下降シグナルの検出期間を設定するための項目です。
下降シグナルが有効となる期間を設定します。
まとめ
「wprsisignal」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ウィリアムズ%RとRSIをもとにシグナルを表示
ウィリアムズ%Rが20を超え、RSIが50より上で推移している場合は買いシグナルを表示
ウィリアムズ%Rが80を下回り、RSIが50より下で推移している場合は売りシグナルを表示
「wprsisignal」は、値動きの転換を捉えて取引したい方に向いているインジケーターです。
ウィリアムズ%RやRSIを普段から使用している方は、導入を検討してみるとよいでしょう。