ボラティリティーに応じて算出期間が変わるWPRを表示するMT5インジケーター「Volatility_adjusted_WPR」
更新日時:2019年07月02日 08:01「Volatility_adjusted_WPR」は、WPRの算出期間を相場のボラティリティーに応じて自動的に調整するインジケーターで、Mladen Rakicによって開発されました。
「Volatility_adjusted_WPR」の算出期間は、WPR算出期間をボラティリティーで除算して決定され、算出されたWPRの値は+50シフトして表示されます。
そのため、このインジケーターの売られ過ぎ/買われ過ぎ水準は、通常のWPRとは異なり、30と-30になっています。
インジケーターを起動すると、サブウィンドウ上にWPRとヒストグラムが表示され、WPRが上昇している場合は水色、下降している場合はオレンジで表示され、WPRが0より上で推移している場合は水色のヒストグラム、0より下で推移している場合は、オレンジのヒストグラムが表示されます。
Volatility_adjusted_WPRを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでVolatility_adjusted_WPRが表示されました。
Volatility_adjusted_WPRのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターの設定項目は、「WPR period」「Volatilty period 」「Smoothing/slowing period 」「Price」の4項目で、「Volatilty period」を0より少ない値に設定した場合、ボラティリティ^算出期間には、「WPR period」の期間が適用されます。
WPR period |
WPR算出期間 |
Volatilty period (<=0 for same as WPR period) |
ボラティリティー算出期間 |
Smoothing/slowing period (<= 1 for no smoothing) |
平滑化期間 |
Price |
適用価格 |
一般的なWRPはノイズが多いですが、「Volatility_adjusted_WPR」は平滑化処理も行なっているため、ノイズが少なく滑らかなラインを表示します。
通常のWPRでは買われ過ぎに到達するような値動きでも、「Volatility_adjusted_WPR」では、到達していないというケースも見られますので、この違いがどの程度取引に影響するのか、確認した上で使用した方が良いかもしれません。
インジケーターの見方は、一般的なWPRと同じですので、WPRに触れたことのある方であれば、使い方に戸惑うということも、少ないのではないかと思います。